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あなたの、名前は、何ですか?

長くなったので取り敢えず前半部分だけ投稿します。

なので今回は全然話が進みません……orz


 「俺様、れおん」

 「良イ名前ダナ。トテモ、強ソウ」

 「ソウダゾ、俺様、強イゾ。オマエ、名前、何ダ?」

 

 「俺様、いぐるー」

 「ヌゥ、良イ名前ダナ。チョット、強ソウ」

 「ソウダゾ、俺様、チョットダケ、強クナッタ。オマエ、名前、何ダ?」

 

 「俺様、れおん」

 「良イ名前ダナ。トテモ、強ソウ」


 何これ。スゴく居たたまれない。

 エンドレスループでお互いの名前を褒め合う2匹の後ろ姿を眺めながら、私は大いに赤面していた。


 仲良きことは美しきかな。俺様キャラ同士何か惹かれ合うものがあったのだろう。レオンとイグルーは瞬く間に仲良くなった。そんな仲良し俺様コンビが先程からこの調子なのである。

 

 自己紹介する。褒められる。相手の名前を聞く。

 自己紹介される。褒めてやる。自分の名前を聞かれる。

 

 まさに無限ループ。しかも何度繰り返そうとも、さっきから全く話す内容が変わらないのだ。傍目から見ていると、無性に「それはさっき言ったでしょ!」とクチバシを挟みたくなってくる。どう考えても不毛な会話である。にも関わらずレオンとイグルーは嬉々として、この無限ループを楽しんでいるようだった。

 

 それは何故なのか?

 

 どうやら彼らは、自分の名前を褒めてもらいたくて仕方がないらしいのだ。物心のついた時から「名前はあって当然」という認識で生きてきた私にはサッパリ理解できない感覚なのだが、少なくとも数百年無名で通した彼らにとって、名前には何か特別な思い入れがあるのかもしれない。彼らの自己紹介合戦が始まってそろそろ30分程が経過しただろうか。流石に「シャゲーーーーッ!」共が襲ってきた時は止まってしまうものの、それ以外の時は、ああやってずっと同じ話題で盛り上がっているのだ。


 もちろん彼らの名付け親は私である。つまり彼らが繰り返し繰り返し「良い名前だ」と褒めそやしているのは、私が考えた名前なのである。しかし、生憎私は「フフン、素敵な名前でしょ?」と自惚れられる程、自分のネーミングセンスに自信を持っている訳ではない。むしろ自分のセンスの無さを痛い程実感しているタイプなのだ。そりゃ居た堪れない気持ちにもなるし、顔も赤くなるってもんである。私は見るからにハシャギまくっている2匹の後ろ姿を見つめ、ソッと溜め息を吐いた。

 

 ああもう恥ずかしい……。

 

 しかし「恥ずかしいから止めて!」とは決して言えない。だって、あんなにも気に入ってくれているのだ。確かに名付け親は私である。しかし名付けが完了してしまった以上、「レオン」「イグルー」という名前は、既に彼らの所有物なのだ。それを今更になって「恥ずかしい名前だ」等と主張するのは、それはもう自虐でもなんでもなく、彼らに対するヒドい侮辱に他ならない。そういう後悔は名付ける前に済ませておかねばならないのだ。

 

 という訳で

 私は、先程から必死に「私の馬鹿」「もう少し考えて名付けろよ」「時間よ巻き戻れ」と、心の中で過去の自分を罵倒しているのだった。


 もちろん口に出したりはしない。ただひたすら顔を赤くしながら耐えるのみである。つまり割といっぱいいっぱいなのだ。つまりこれ以上は勘弁して欲しいのだ。だから……だからね――

 

 「ソウダゾ、俺様、トテモ、強イゾ――」

 

 お決まりのセリフを言って胸を張るレオン。当然、この後には「オマエ、名前、何ダ?」というフレーズが続くのだが、今回はレオンがフフンと鼻を鳴らした事もあり、一瞬ではあるがそこでセリフが途切れてしまった。時間にして1秒にも満たない。我々人間には、到底割って入る事の出来ない刹那の切れ目である。

 

 しかしながら、超絶性能の反射神経を内蔵しているケモノさん達にとっては十分過ぎる時間だったらしい。レオンが鼻を鳴らしたその一瞬の隙を見計らい、私の左隣りを歩いていたティガが、まるで噛み付くように口を挟んだのである。


 「俺、てぃが!」

 

 その途端、前を歩くレオンが、そしてその頭の上に留まっているイグルーが、共に首だけでこちらへ振り向く。彼らはジッとティガを見つめると


 「良イ名前ダナ。トテモ、強ソウ」

 「ン。良イ名前ダ。俺様モ、ソウ思ウ」

 

 と、突然の乱入に気を悪くする事もなく、相変わらずのゴキゲンテンションでティガの名前を褒めた。そんな俺様コンビからの賞賛を受け、ティガも嬉しそうに「ガウッ」と一吠えする。その後、俺様コンビはスグサマ前へ向き直ると、再び自己紹介合戦へと戻っていった。

 

 「ますたー、俺、良イ名前ッテ、褒メラレタ」

 

 そしてこのデレニャンコである。

 そうなのである。名前を褒めてもらいたいと思っているのは、何もあの2匹に限った話ではなかったのである。

 

 「グルルルルッ」とゴキゲンな様子で喉を鳴らしながら、「俺、良イ名前、ダッテ」「俺、良イ名前、ダッテ」と、まるで催促するようにはしゃぐティガ。とてもではないが無視できるような雰囲気ではない。どう考えてもここは「よかったね」と相槌を打たねば許されぬ場面である。

 

 だって私は知っているのだ。前方で楽しそうにはしゃぐ2匹の尻をジッと見つめ、口を挟める隙を、今か今かと狙っていたティガの姿を。彼は始終ソワソワしながらこの機会を伺っていた。例えるならば、ガラスウィンドウ越しにトランペットを見つめる少年の目だったのである。「キレイだなぁ」「欲しいなぁ」「吹いてみたいなぁ」と、羨望の視線を向けながら、ひたすら待つこと30分。ようやく念願叶って「良い名前だ」と褒めてもらえたのである。流石に「ふーん。そう」等とは返せまい。


 こうなれば毒を食らわば皿までである。そんなに褒めて欲しいと言うのなら、ご期待通り褒めてやろうではないか。サッパリネーミングセンスホルダーたるこの私が付けた名前を、そこまで気に入ってくれたのだ。むしろこちらから「気に入ってくれてありがとう」と礼を言いたいくらいである。嘘である。やっぱり恥ずかしいのである。でもその恥ずかしさをグッと堪え、私は覚悟を決めた。

 

 「よ、よかったねー。ティガ」


 恥ずかしさを堪え何とか笑顔を作り褒めてやると、ティガは歩きながらクネクネと照れ出した。何その反応。どうやら相当嬉しかったようだ。可愛いヤツである。

 

 「ムゥ……。俺、ヨカッタ。ますたー、俺、良イ名前、ダッテ」

 

 うん。知ってるよ。

 何故なら、君の隣で聞いていたからね。

 

 しかし今求められているのはそのような無粋なツッコミではあるまい。どうやら彼はもっともっと褒めて欲しいようである。全く、どうしようもない欲しがり屋さんである。私は引き続き歪な笑顔を浮かべたまま

 

 「ホ、ホントに、よかったねー」

 「ムゥ……。俺、トテモ、嬉シイ。俺、良イ名前、ダッテ」

 

 「スゴいねー、ティガ。褒めてもらえて、よかったねー」

 「ムゥ……。ヨカッタ。俺、良イ名前、ダッテ」

 

 「よ、よかったねー」

 

 そろそろ勘弁してはもらえないだろうか。流石にこれ以上の羞恥に耐える自信はないのだが。

 

 その願いが通じたのだろうか?ようやくティガは「ますたー、名前、アリガトウ。俺、嬉シイ」と恥ずかしそうに告げ、ウキウキした様子で前へと向き直ってくれた。よかった。どうやら乗り切ったようである。私は心の中でホッと溜め息を吐いた。これでひと段落であろう。

 

 私は、額に少しだけ滲んだ汗をタオルで拭うと前を向いた。

 

 そして「いやー、ひと仕事した後は、気持ちが良いもんですなー」とおっさん臭い事を考え、更に調子に乗って「ホラ。心が晴れやかだと、薄暗い迷宮の風景も、どこかキラキラして見えてしまいますなー」と心の中で高笑いをあげたところで――私はようやく気がついた。

 

 私は見つめられていた。

 ヤツである。ヤツが私を見つめているのである。

 

 全然ひと段落ついて無いじゃん。私は数秒前の自分を罵倒した。

 一人芝居に興じている場合ではなかった。安心して気を緩めている場合でもなかった。

 

 だって……だって……。

 嫉妬の篭った眼差しで、世の全てを疎んじるような物騒な雰囲気を纏わせつつ、ヤツが睨んでいるのである。

 

 大人しくしていたのでスッカリ忘れていた。そうじゃん。うちって5人体制だったじゃん。つまりメンバーは私を除き4匹いるのだ。現在進行形ではしゃぐ俺様コンビ、念願の初賞賛をもらい浮かれるティガ。そして残るもう1匹こそが、現在首だけをこちらに向け、何やらスゴい表情で私の事をガン見しているイジけワンコ――そう。皆のお兄さんウォルフ君である。そうなのだ。あの超面倒臭いヒネクレボーイが残っていたのだ。「わ、私、見つめられてる……!」と自覚した瞬間、私の顔が即座に引きつったのは言うまでもなかろう。

 

 「何故、失念していたのか……!」と、今更後悔しても遅かった。完璧に私の失策である。

 

 どうやら私は、羞恥の余り視野がせばまりすぎていたらしい。少し冷静になって考えていれば、スグに分かっていたはずなのだ。だって、あの嫉妬大好きワガママ暴君が、こんな楽しそうなイベントに興味を示さないはずがないのである。私は恐る恐る、視界の隅に映るウォルフの方へ視線を向けた。

 

 するとどうした事か、私と視線が合うなり、ウォルフはおヒゲをピクリと動かすとフッと前に向き直ってしまった。てっきり恨み言の一つや二つや十や二十や百や二百くらいは飛び出すものと覚悟していたのだが、とんだ肩透かしである。

 

 もしかして興味なかったのかな……?

 愚かにもそんな事を考え首を傾げたのだが、もちろんそんな訳がなかった。

 

 ゆっくりと前を向き、何事もなかったかのようにのっしのっしと歩くウォルフ君。いや、正しくは「何事もなかったかのように装おうとして、完璧に失敗している」ウォルフ君を見て、私は頭を抱えた。

 

 ぜ、全然隠しきれてないよウォルフ君……!

 そうなのだ。必死に取り繕おうとしているものの、微塵も誤魔化しきれていないのである。


 だって、三角のお耳がピンと立ち上がり、右隣でキャッキャウフフするレオンとイグルーの方へ向けられているのである。しかも微動だにしない。それはまるで接着剤で固めた作り物のように固定されており、その徹底ぶりからは「一言たりとも聞き逃してなるものか!」という執念すら感じる。怖い。更に、嫉妬に猛り狂う内心を体現するかの如く、彼のもふもふしっぽがグオングオンと暴れまわっているのだ。怖い。


 恐らく本人としてはいつも通り泰然とした態度が保てているつもりなのであろう。確かに歩き方や体捌きを見る限りではいつも通りのウォルフである。しかし残念な事に、制御の効かないお耳としっぽが全力で「自分も褒めて欲しい!」という欲望をダダ漏れさせている状態なのである。

 

 そんなに気になるのなら、ティガを見習って自分から声をかければいいのに。


 私としては心底そう思うのだが、そう簡単に素直になれないのがウォルフの面倒臭いところなのだ。どうしても自分から、「僕も混ーぜてッ☆」と頭を下げる事ができないらしい。恐らくウォルフとしては、レオンやイグルーの方から「ウォルフの兄貴超カッコイイッスね!」「ウォルフって名前も超クールッス!」と声をかけてもらいたいのだ。そして、その上で「当然だ」とか「そうであろう」とか、上から目線で優越感に浸りたいのである。何とも難儀なプライドを抱えた困ったちゃんである。


 私はハァと小さく溜め息を吐くと、再び覚悟を決めた。


 正直このまま放っておきたいというのが本音ではあるのだが、放置した結果とんでもない方向に暴走されるのだけは勘弁して欲しい。だんだんと激しくなっているウォルフのしっぽの動きを見つめつつ、私は生唾を飲み込んだ。今や彼のしっぽは「しっぽってあんな動きするんだ……」と思わず呆然としてしまうくらいアクロバティックな挙動をとっているのだ。間違いなく限界は近い。自然に収まる事はないと確信できる程の荒々しさである。

 

 よ、よし……!


 他のケモノさん達が動かないのであれば、ここは親分である私が率先して、活路を見出すしかあるまい。私はグッと拳を握りしめると、まるで「今気がつきました」という雰囲気を装って、それはそれは白々しい口調で言った。

 

 「そ、そういえば、ウォルフって名前も素敵だよねー」

 

 相変わらずのアイ・アム・ダイコンっぷりである。我ながら「ないわー……」と凹みかけたのだが――

 

 グルンッ

 と、残像が見える程の超速度でウォルフの首がこちらに向けられ、私の表情は見事に引きつった。

 

 か、顔が怖いですよ、ウォルフさん……ッ!!

 

 余程せっぱ詰まっていたのだろう。歯を剥き出し鼻頭にシワを寄せた、それはそれは背筋が凍るような表情のウォルフに睨まれ、私は思わずコケそうになった。足がすくんでしまったのである。後方からでは荒れ狂うしっぽしか見えていなかったが、よもやここまで魔王めいた表情をしていたとは……。正直こんな顔した人が隣りを歩いていたとしたら、私だったらその場で土下座していただろう。もしくは、無駄な抵抗は諦めて、死んだふりに最後の希望を託していたかもしれない。それくらい今のウォルフは凶悪な顔付きをしていた。


 地獄の帝王は「グルルルルルゥ……」と重低音を響かせつつ口を開いた。その様を見て、思わず「食べないでください!」と心の中で叫んでしまった私は悪くないと思う。

 

 そして

 「ウォルフって名前素敵ですよね!」

 と、咄嗟にセリフを紡いだ私の口は、未来永劫褒め称えられるべきだと思う。

 

 そんな私のダブル「素敵ですよね」攻撃が効いたのか、それまで「我が腕の中で息耐えるがよい」的な表情をしていた破滅の使者の表情が若干和らいだ。彼は二、三度、まばたいた後で、ゆっくりと語り出した。

 

 「ウム、ますたー、我ノ名ハ、素晴ラシイノダ」

 「き、気に入ってもらって何よりです。頑張って考えた甲斐がありました」

 

 嘘である。真っ赤な大嘘である。しかしこの場では絶対に必要な嘘だった。正直さというのはそれだけで美徳である。しかしそんな綺麗事だけで渡り歩ける程、人生とは平坦な道ではないのだ。特に谷ばかりが目立つ厳しい人生を歩いている私の場合は。

 

 そんな決死の覚悟で吐いた嘘の甲斐あって、あれだけ険しかったウォルフの表情が大分柔らかくなった。彼は鼻頭のシワを消し、満更でもない態度で声を弾ませた。

 

 「ヌゥ……。ソウイエバ、ますたー、我ノ名前ヲ考エル時、時間カカッテイタナ……」

 

 あの時は全く別の事考えてましたけどね!とは当然言えないので、私はコクコクと頷く事で肯定の意を示した。それを見てさらに機嫌を良くするウォルフ。彼は更に表情を和らげると

 

 「我ハ、ドノヨウナ名デアロウトモ、喜ンデ受ケ取ルツモリダッタモノヲ、ますたーガ、ドウシテモ、良キ名ヲ付ケネバ、気ガ済マヌト言ウカラ、アノ時ハ、随分ト、ヤキモキシタモノダ」

 「お、お陰で、素敵な名前をプレゼント出来て、私はとっても嬉しいですよ!」

 

 「ウム、今思エバ、時間ヲカケテモラッテ、ヨカッタト思ウ。流石ますたーダ」

 「だって、素敵なオオカミさんには、素敵な名前じゃないとおかしいですからね」

 「ソウ言ワレルト、実ニ、照レルナ……」

 

 どうやら窮地は脱したようである。恐らくこれでウォルフも満足した事だろう。私は勝利を確信した――のだが、やはり現実は無常だった。

 

 お、お耳が微動だにしていない……!

 

 そうなのだ。私が決死の思いで散々太鼓持ちに徹したというのに、未だにウォルフの三角お耳は、隣にいるレオンとイグルーの方向に固定されたままなのである。つまり私からの賛辞だけでは満足できず、あくまでもケモノさん達からも賛辞されない事には気がすまないらしいのだ。どこまで強突張りなんだね君は。

 

 しかし幸いな事に今回は、ターゲットであるレオンとイグルーが「狼ノ名前付ケル時、ソンナニ、時間カカッタノカ?」「ソウダゾ。ますたー、トテモ、トテモ、悩ンデタゾ」「俺様ノ時ヨリモカ?」「ソウダゾ。狼ノ名前付ケル時ガ、一番、時間カカッテタゾ」と、今の私達の会話に興味津々なのである。

 

 これなら話も振りやすかろう。流石に自己紹介合戦中の彼らに割って入り「それより、ウォルフって良い名前だと思いませんか?」とは言い出しにくかったのだ。だってどう考えても不自然である。だからこちらの話題に興味を持ってくれている現状は、正に渡りに船であった。

 

 もちろんこの機会を逃す訳もなく。

 私は見事レオンとイグルーを引きずり込む事に成功し、面倒臭い犬型嫉妬マシーンのご機嫌取りに成功したのだった。


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