表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
兄妹だって、愛があるんだから大丈夫ですよね!  作者: ひなた
七光りだって、仕事なんだから仕方ないですよね!
54/266

「よぉく聞けば、ワタシの声も聞こえてくるかもしれませんよ? 出演はしていませんが」

 それじゃあ、よぉく聞いても聞こえてこないと思うな……少なくとも俺は。

「特別コーナー、おススメ商品はぁ? このコーナーでは、リスナーの皆さんから届いた質問にゲストショコラティエさんに答えて貰うと言う物です」

「美味しいチョコレートの為にと何が違うの? そう思う方もいるかもしれませんが、こちらのコーナーではアドバイスをしたり貰ったりなんてしません! おススメのものを紹介する、まあ自分の好きな物の話をするだけってことですね」

 特別コーナーか、それはそれは戸惑うようなものを用意してくれたね。でも唯織さんが説明してくれた通りなら、いつも通り駄弁っていることとそう違いない。

「唯織軍団所属者さんからの質問です、ありがとうございます。って、これいおが読みます?」

 夏海が読もうとして、唯織さんに手渡してしまった。まあ唯織軍団所属者って、明らかに明らかなる唯織さんの方のファンだもんね。

「え? あっはい。おススメのアニメやゲームを教えて戴けませんかとのことです、出来ればファンタジー物がいいらしいですね」

 あれ? 唯織さん、随分と略して読まれましたよね。そんな読み方、ありなんですか? 確かに、内容はそんな感じっぽいけどさ。

「ワタシだったらベタな感じに『異次元メモリー』ですかね、お二人はどうですか? これって、なーちゃんとか出演していましたよね」

 あ、何か懐かしい感じがする。いや別に、俺は出てないけどさ。『異次元メモリー』って何だか、俺が初めて声優として夏海を知った作品みたいな感じじゃん。

 アリスちゃんと出会ったばっかりで唯織さんとはまだ出会う前、夏海が見せてきた作品。俺がプレイしてみた、初めての夏海出演作品。

「はい、夏海がメインヒロインをやらせて戴いています。結構夏海の中でも、『異次元メモリー』はお気に入りですね」

 まああんだけのゲームの中で、一番始めに取り出してきたくらいだからね。

「俺も思い出のある作品ですし、『異次元メモリー』本当に大好きです」

 ストーリー的にも、普通に面白いってか好きなタイプだったんだよね。話がしっかりしてるし、それぞれのルートに色んな特徴があって全然飽きないから。

「お兄ちゃん、そう思ってくれてたんですね……」

 夏海が俺の手の上に手を乗せてくるのだが、残念なことに今だけはハエ叩きが手元にない。

「夏海に言ってるんじゃなくて、俺は『異次元メモリー』大好きですって言ったんだよ? 分かるかな」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ