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嘘つき  作者: nemu
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第1話 ただの日常

スマホのアラームで朝が始まる。大学も3年になり2限からの授業が増えた。そんな朝の自分の弁当は自分で作るに限る。フライパンに油をひき、ある程度熱がまわったらウインナーを焼く。金曜日だけ赤ウインナーで。この歳になっても赤ウインナーで作るたこさんウィンナーは美味しいし、テンションがあがる。その後、卵をとき、そこに白だしを入れる。ちょっと味が濃くなって冷やしてからでも美味しいから気にってる。白だし入りの溶き卵をフライパンに入れ、強火にする。そして、ある程度火が回ったら弱火にしてゆっくりと巻いていく。下手なりに綺麗にできると嬉しいものだ。おにぎりとかを作ってカバンに入れ大学に行く。実家暮らしだから家帰ればご飯があるし家賃他もかからない。でも実家暮らしなのに家族と時間の共有は減った。年齢的な事もある。しかし、夜遅くに帰ってきて家族がみんな寝てるなか暗いリビングに電気を付けるあの瞬間は今でも慣れない。だから、たぶん俺は一人暮らしは出来ないだろうなと思う。そんなこと思いながら一人暮らしがしたいと思っている自分がいて矛盾してるなと思いながら今日が終わる。

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