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竜娘と行く世界旅行記  作者: 塩分
2章.鋼の国
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28話「憧れの勇者様」

迫り来る剣に対し、イネスは剣を構え、迎撃態勢を取った。


ニールの駆使する磁雷剣陣は、その全てが手動操作であり、彼の意思に応じて自在に飛行する。

従って、遮蔽物や運動性を活かした回避は不可能だという事を、彼女は知っていた。


「来い」


イネスはそう呟いた瞬間、二度目の爆裂音を発し、剣は更に加速した。


防御タイミングの撹乱。直感で振るような相手なら反応が遅れて串刺しとなった事だろう。


飛来する剣をギリギリまで引きつけ、皮膚に生えた産毛が電流によって立ち上がったその刹那、イネスは一太刀で四つの剣を払い落とした。


自らが握る剣に魔力を流し込み、刀身に青い光子を纏わせる。

両腕に渾身の力を込め、四度剣を振り下ろす。

猛獣の爪痕のような残光を描きながら、弾いた全ての剣を叩き割った。


「流石……惚れ惚れするよ」


ニールは余裕げに彼女への賞賛を贈ると、指を再び鳴らし、浮遊させた剣の陣形を組み替えた。


それと同時に、イネスは脚力にものを言わせ、凄まじい速度で走り出す。


列を成した剣が煌めき、一斉に射出される。

総勢三十五本。

暴力的な密度と轟音を立てながら降り注ぎ、砲兵隊の一斉砲撃を想起させた。

その密度故に防御や迎撃は不可能。


だからこそ、ニールは眉を顰めた。


__何故こちらの、剣を少しづつ壊そうとしない?


彼女は過去に起きた精神的なショックから、魔法を使えない。それが、ニールがアウレアの上層部から伝えられた情報だった。


それ故に、突破力のない彼女は少しづつ剣を破壊するしかない。だが反してイネスは剣を恐れる事なく突進し、全身から魔力を放出し始めた。


__魔法が使えるのか!?


全ての剣が壊れる。

そんな懸念がニールの脳裏をよぎった。

魔法を制御し、五本を直進させたまま、残りの三十本の軌道を変え、剣は回転しながらイネスの側面や頭上を取り囲むように空を弾んだ。


その挙動を見てイネスが微笑んだ時、彼女の意図に気付いたニールは歯軋りをした。

彼女は放出した魔力の全てを両足に流し込み、ニールの剣と勝るとも劣らない速度まで加速する。


__いいやブラフか!!


手薄になった前方の五つの剣を弾き飛ばし、周り込んだ剣を紙一重で無視して走り抜け、剣の届く間合いへと接近した。


「老獪だな!」


イネスが剣を振り上げ、ニールは棍を振り下ろす。

甲高い金属音が響き渡り、鍔競り合う。


「何年生きてると思ってるの?」


イネスは剣を強く握り締め、押し込む。

体格、筋肉量の差があるにも関わらず、ニールは押し合いに負けていた。

それはひとえに、彼女が持つ魔力による身体強化の技術が、肉体の差では埋められない程に優れていた。


「ここまで、違うか……」


力負けしたニールは、負荷で両腕を震わせながら、手にした棍に魔力を流し込んだ。


その瞬間、棍が光り輝く。


「……ッ!」


その光を見たイネスは鍔迫り合いを中断し、大きく飛び退いた。

次の瞬間、棍の先端から強烈な衝撃波が発生し、強烈な風となって彼女の長髪を捲りあげた。


「なんだ、知ってたのか」


「ううん、勘」


「はっ、流石だな!」


イネスは再び剣を構え、振り下ろす。


〈__磁雷駆動(クァートス)


対してニールは再び自身に電流を流し、信じ難い速度で体を動かして棍を振るう。

接近戦では腕力と技量ではイネスが勝る。しかし速度に関しては、ニールの方が遥か上を行っていた。

振り払われた棍はイネスの剣を弾き、彼女の体幹を崩す。

そして大きく棍を構え、彼女の腹部を突いた。その瞬間、再び棍が光り輝き、衝撃波を発した。


イネスの腹部は潰れ、ボールのようにその場から吹き飛んだ。

それを受け止める形で、帰還した無数の剣が彼女を貫いた。


「……残念だよ」


ニールは少し憂鬱げな表情を浮かべ、指を鳴らした。イネスを貫いた剣が光り輝き、雷鳴の如き閃光が瞬くと同時に、雷による爆発が、彼女の中心で巻き起こった。

衝撃によって瓦礫と土煙が飛散し、ニールの周囲を覆う。


焼け焦げた肉の香りがニールの鼻腔に流れた時、彼は思わず鼻を摘んだ。

ニールにとって彼女は憧れの人物で、その死臭を嗅ぐのは何となく嫌だった。


爆煙が晴れると、黒ずんだ幾つかの塊が転がっていた。


「……クラークに何と説明すれば良い?」


摘んだ指を離し、眉間に皺を寄せた。

しかし直後に違和感に気付く。


__肉の香りがしない。


ニールの背後の地面が砕け散り、そこからイネスが飛び出した。

衣服は消滅したものの、それを代用するように彼女の身体には樹木の枝のようなものが巻きついており、胸に埋め込まれた緑の心臓は、淡い光を放っていた。


〈__樹諧(ヴィータ)


イネスは、使えないとされていた魔法を発動した。彼女の皮膚から樹木が触手のように生え、右腕に巻き付き、巨大な拳へと形を変えた。


〈__磁雷駆動(クァートス)


ニールは全身に電流を流す。脳が送る信号よりも素早い指示を受け取った筋肉は、信じられない速度で動く。

しかし、身体が旋回するよりも早く、イネスの巨拳がニールの背を貫いた。

凄まじい威力によって彼の身体は宙を舞い、その場で二度回転する。


「手荒にやる」


イネスは一歩飛び退いて拳を大きく振りかぶる。力んだ事で全身の皮膚の色が緑がかり、全身から緑色の魔力が溢れ出した。

そして彼女は、宙を舞うニールを全力で殴った。


「くっ……!?」


彼は前方に可視化出来るほどの魔力を練り上げ、打撃に備える。


「無駄だ」


イネスは、それに構う事なく拳を振り抜いた。ニールの魔力は壁となり、衝撃への緩衝材となる。

しかし、それを挟んだにも関わらず、破城槌が城門に激突したような音が響いた。


鎧は砕け、皮膚は裂け、肉が潰れた。

凄まじい力を受け、ニールは大通りへと放り出された。

その威力は減速する事はなく、通りの建物を4軒貫通、粉砕した。

そして5軒目の建物の壁に体を打ち付けて、ようやく止まった。ニールは路地裏に力なく転がる。


持っていた武器の殆どを落とし、(おびただ)しい数の裂傷に骨折、左腕は千切れ飛んでいた。


「百年前の人間が姿形を変えずに生きてるんだ。想定が甘いよ」


イネスは右腕へ更に触手を巻きつけ、巨大化させる。

自身の体長の二倍もの大きさにまで肥大化したそれを操り、拳を振り上げる。

しかし、その瞬間にニールが浮かべていた表情を見て、イネスは嫌な予感に駆られた。


「流石だよ……」


ニールは目を輝かせ、片側が裂けた頬を動かして、満面の笑みを浮かべた。


「……っ!」


底冷えするような感覚を覚えたイネスは、拳を振り下ろす。


〈__磁雷鉄陣(プラエセプタ)


ニールは自身の身体に食い込んだ鎧を魔法で操作し、その場から飛翔して、拳を回避した。


多量の血がイネスの目の前で滴り落ちる。

しかし、最初の数滴が地面に落下した瞬間、血液が重力に逆らって昇り始めた。


「血が……?」


血液が磁力の影響を受けることは無い。しかし、間違いなくニールの魔法の影響下にある。

イネスは、事前に伝えられていた魔法の効果の食い違いを目にして、困惑していた。


「俺の魔法が鉄にしか作用しないと誰が決めた!」


ニールは高揚した様子で話し、右腕を勢いよく振り上げた。


「俺は!その摂理を覆す!!」


彼の周囲の景色が、絵の具を垂らした水面のように歪み始める。


「……超域魔法発動」


彼がそう呟くと同時に、皇都の空を雷が切り裂いた。

豪雨が街を襲い、稲光が空を照らす。

その直後、放出されていた魔力が霧散し、雷雨がより一層激しさを増した。


「あなた……まさか!!」


イネスは顔を青くする。

ニールの胸部が光り輝き、降り落ちた雷が彼の胸を貫いた。


「俺は……遂にあんたたち英雄のステージに追い付いたんだ」


彼は頰を深く吊り上げ、笑った。

心臓部から光の放射と見紛う程の魔力が溢れ出し、その身体を包み込む。


〈__皇煌降雷(マグネセプトス)


ニールの周囲に、雷で構成された四つの光輪が浮かび上がる。それと同時に砕けた鎧が音を立てて歪み、元の形に戻り始めた。

ちぎれ飛んだ左腕が瓦礫から飛び出し、浮き上がっていた血と肉が元の場所へと吸い寄せられて行く。


衣服の一部が一本の糸になるまでひとりでに解け、ニールの身体に突き刺さり、傷を次々と縫合し始めた。


「どうして、あなたがそれを……!?」


「あんたのお陰だ!暇があれば冒険録に、何気ないメモ書き、魔神を倒すまでに通った旅路を全てなぞった!!」


ニールは片手を上げると、魔力が空に広がり、黄白色の魔力が霧のように周囲に降り注ぎ始める。

そして、街の各所から剣が飛翔し、ニールの元に集う。剣は、背後に浮かぶ光輪に連なり、巨大な輪を描いた。


「俺はやっと見つけたんだ。超域魔法と呼ばれる、アウレアの黄金期より失われた魔法戦闘の極致をな」


「……記さなきゃ良かった」


そう呟く彼女を見て、ニールは上機嫌に笑った。


「さあ、戦力差は絶望的だぞ勇者!」


ニールは背後に浮かべた剣の方向を変え、切先の全てをイネスへ向ける。

都市の各所から集めたそれらは、数千を優に超える数になっていた。


「超域魔法を使うのか!?いいや、俺の想像を絶するような手立てがあるんだろう!!さぁ!さぁっ!!」


ニールは興奮し、熱い眼差しをイネスに向ける。

それに対し、イネスは苦虫を噛み潰したような表情を浮かべた。


「フォールティア、出番だよ」


彼女がそう呟くと、それに呼応する形で、刀身が砕け散った。

飛び散った刀身は宙を舞い、砂状となってイネスの周囲を漂い始めた。


『イネス、久しぶり。魔法は使えそう?』


砂が振動し、物腰柔らかな女性の声を発する。


「ごめん、まだ出来ない」


『ならStage2で行こう、作戦は私が演算する』


「分かった、信じるよ」


イネスが剣を強く握り締めると、砂が元の位置へと戻り、以前よりも巨大な刀身を形成し始め、細身の剣へと形を変えた。


そして、半分ほど余った砂はイネスの左手へと収束し、もう一対の剣を形作った。


「おぉ!複製出来るのか、それ!!」


ニールは興奮気味に一斉に剣を射出した。

さながら集中豪雨のような規模で注いだそれは、イネスから回避の選択肢を完璧に奪っていた。


剣が地面に着弾し、凄まじい量の土煙が巻き上がる。無数の剣が質量弾となってイネスが居た場所を破砕し続ける。


街の各所から補充され続ける剣によって、決して攻撃が途切れる事は無かった。

間違いなく、最初の数秒で即死しても何ら不思議ではない破壊規模だった。しかし、ニールはその事実を微塵も考慮していなかった。


「生きてるんだろ?さぁっ!コイツはどうするよ!!」


ニールの周囲に浮かぶ四つの光輪、それぞれの中心部に剣が装填され、イネスが居るであろう場所を捉える。


そして次の瞬間、光輪から凄まじい量の電流が発せられ、四つの剣が射出された。

同様に射出されていた剣の雨を、発射時の余波だけで吹き飛ばし、四つの剣はオレンジ色に赤熱化しながら地面に着弾した。


大地が揺れ、無数の瓦礫がニールの居る場所にまで飛び散った。


「隠れてないで出てこいよ!この調子じゃ、皇都を更地にしてしまう!!」


口ではそう言いながらも、ニールは攻撃を緩める事は無かった。

しかし、暴風雨にも等しい剣の嵐が降り注ぐ中、イネスは飛び散った瓦礫の中から飛び出した。


一発一発が彼女の命を奪うことの出来る嵐の渦中で、彼女は美しく無駄のない剣捌きでそれら全てをいなしていた。


瓦礫を踏み、剣を避け、弾き落とす。

最早剣を発射しているニールですら、何処に飛んでいるか分からない程に膨大な数となったそれら全てを読み切り、精密に、確実に処理していた。


「なんて……美しいんだ」


イネスが見せる舞にも似た所作に、ニールは目を奪われる。

彼の心は躍り、それに応じて剣の密度は更に増す。


しかし、彼女は猛攻をものともせず、飛来する全ての剣を弾き落としながら、落とした剣を足場にして空を舞う。


__あんなに、身体は無駄なく動けるのか!


ニールの心は、御伽噺を読んでいた少年時代に帰っていた。


__どうして剣を落とさない!?どうして疲れて倒れない!?どうして……諦めないんだ!!?


しかし、ニールの疑問はすぐに晴れた。

今相対しているのは、伝説だ。

語られる逸話に嘘は無かった。否、脚色がまるで足りていない。

かつて、戦争で荒んだ心を癒してくれた英雄が、今、目の前に居るのだ。


「そうだ、あんたは勇者なんだ!!」


ニールは、我慢できなかった。

剣の射出量を減らし、自身の周りに剣を随伴させながらイネスに向かって突撃した。


剣を交え、心を交わしたい。

伝説の一端を味わいたい。

彼女の強敵でありたい。

彼の心中は、燃えるような想いで溢れていた。


「……っ!?」


イネスは、ニールが距離を詰めて来たことに困惑しつつも、身体の動きを更に早め、飛来していた剣を一気に落とし、迫るニールを迎撃する。


「情熱的にやろう!俺の英雄(ヒーロー)っ!!」


ニールは、棍を両手で握り締め、魔力を一気に流し込む。棍に刻まれた刻印が、普段とは比べ物にならない光量を放つ。

そして、大振りの一撃をフォローする形で、ニールの横から多量の剣が射出された。


「請け負った」


イネスは、僅かに微笑を浮かべると、二本の剣を振り抜いた。

彼女は、剣をすり抜け、ニールが棍を振り回すよりも先に、彼の背後へと通過した。


「……流石だよ」


ニールが短く呟くと、彼の胸と両脚が真っ二つに分かれ、三等分に分かれて空中から落ちる。


「ありがと……」


イネスは寂しげに呟く。

そして次の瞬間、ニールが操っていた剣と瓦礫が一斉に崩れ落ち、イネスは地面へと落下した。


着地したと同時に、イネスは複数の殺気を感じ取った。


〈__火照薪(ファビーラ)


〈__舞枚一銭(ラッキーコイン)


イネスの足場が突然崩れ、背後から強烈な炎が迫った。

彼女の武器が再び砂状になり、一瞬で結合し、巨大な盾となった。


『不確定な事象を起こす魔法、指向性のある火炎を起こす魔法の使用者を確認した。不規則な現象に気を付けて』


炎が盾に激突し、拡散する中、イネスの頭にフォールティアの声が響いた。


「レイとマイルズか……アウレアのナンバーツーと連戦なんて……!」


「あの人はっ……俺の憧れだったんだぞ!!」


火が止まると同時に、マイルズが飛び掛かって剣を振り上げる。

イネスはそれを迎撃しようとした瞬間、手が滑って剣を落とした。


「……えっ!?」


動揺するも、すぐに結論は出た。


__レイの魔法の効果か!?


イネスは拳を固め、マイルズの腹部を殴って吹き飛ばした。

そして、フォールティアはひとりでに手元に戻って来た。


『ごめんなさい、現実改変防護に失敗した。次は防いでみせる』


イネスの手元に戻ると同時に、彼女の頭に声が響いた。


「気にしないで、アウレアからの脱出プランは?」


『最短で今から11時間程続けて戦闘を続ける必要がある。いけそう?』


イネスはため息を吐き、剣を構えた。


「分かった、気合いでどうにかする」


『それでこそ私の相棒だ』


レイが右手で銃を構え、左手でコインを跳ねた。そして同時に、受け身を取って着地したマイルズが走り出す。


__どっちに異変が起こる……?


イネスは注意深くコインの挙動を見つめながら、先行するマイルズに剣を振った。


しかし、突然、地面が隆起して二人とイネスを遮った。


「俺の晴れ舞台に……水を差すな……分かったか!!」


ニールが感情を剥き出しにして、怒声を発した。彼は、身体を再び接合して立ち上がっていた。

しかし、心臓ごと寸断された事で、その動きは弱々しく、今にも倒れそうだった。


「まだやれるの……?」


ニールは苦笑する。


「いいや、無理だ」


彼はその場で腰を下ろし、イネスの足元の足場を砕き、浮遊させる。


「っ……何っ!?」


イネスはその場から飛び降りようとするも、ニールの向ける敵意のない眼差しを見て、踏み止まった。


「俺さ……あんたのファンなんだよ」


「痛いくらい分かるよ。もしかして、隠してるつもりだった?」


「まさか。さて、12代目勇者として仕事は納めたさ。それで、俺個人の意向であんたを逃してやりたいんだが……好きな方角はあるか?」


ニールは乾いた笑いを浮かべた後、大きな血の塊を吐いた。


「ニール君っ!?」


イネスは足場から降りようとするも、ニールが手を出して制止した。


「早めで頼む……ぶった斬ったあんたなら分かるだろ?結構無理してるんだ」


「じゃあ、南でお願い」


「ああ……もうすぐ死ぬから着地は荒くなるから、そこは頑張ってくれ……じゃあな、俺の英雄……」


「うん。ありがとう」


ニールは魔法を発動し、イネスを足場ごと遠くへと射出した。

例え自身が死んでも効果が続くよう、かなりの速度をつけていた為、すぐに空の景色に消え、その姿は見えなくなった。


彼女を見送ると同時に、魔法が解け、ニールの身体は再び三つに別れ、地面に転がる。


自分自身の出した血の池に沈みながら、彼は最後に呟いた。


「ああ……ワイン、全部飲めば良かったな」

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