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私の大切なたからもの  作者: 黒猫マグカップ
8/40

成長

【8】



外気浴が許可されると、母が来るのではなく、私とらいとが実家に遊びに行くようになった。

ベビーカーはリクライニングできる大きめのもの。

きっと乗り心地もばつぐん♪


オムツや粉ミルクが特売の日は、ウキウキしながら朝イチで買いに行く。


お天気がいい日はベビーカーで、雨の日は抱っこ紐でらいとを前に抱えて母に会いに行く。

母からは前に抱っこというのが不評で、「転んだ時に危ないから後ろに、おんぶ紐しなさい」といわれ続けていた。

でもね、、私もまだ21。見た目は気にするわけさー。

それに、前の方がらいとの様子もわかるしね。というわけで、断固おんぶ紐はしなかった。


お昼は実家で、16時になるとおうちに帰り、ご飯の支度と、らいとのお風呂の用意をする。


はじめの頃は、母が洗うと、らいとは気持ち良さそうにしているが、私が洗うととすごく不安そうにしていた。顔に出てるっつうの。

でも最近は母からの伝授のお陰で、らいとも気持ち良さそうにしている。


そうして、どんどん育ちベビーバスでのお風呂は卒業し、一緒にお風呂に入るようになった。


大抵は旦那が帰ってきてからお風呂に入れていたが、私が1人の時はお風呂の入口にバスタオルを広げて、らいとを洗ったらハンドタオルで体を拭き、ドアを開け、用意しておいたバスタオルにくるむ。

ちょっとの間我慢してもらって、自分を洗って、すぐ出る。その間8分程度。


いくらバスタオルでくるんでも、寒いんじゃないかと気が気でない。

ひとりで脱衣場で待たされていても、らいとは一度も泣いたことがない。

気を遣っているのか、とてもいい子にして待っててくれている。


「おまたせー」と出ていくと嬉しそうに手足をバタバタして、バスタオルを蹴飛ばす。でもきっと、嬉しそうに手足をバタバタ、というのは、私がお風呂から出たことではなく、おそらくオムツから解放されてる間が嬉しいのだ、と私は思った。





子供の成長は早いもので、あっという間に寝返りが出来たり、ハイハイ?(匍匐前進?)みたいな進み方をしたり、その度に『すごーい!出来た!』と喜ぶ。毎日が感動で、本当に見ていて飽きない。



どんどん育ち、お風呂に一緒に浸かって、一緒に出て、体を拭かないうちにハイハイをしてお部屋に行こうとするらいとを追っかける。

もー!床がびちょびちょだよ!

「こらー」と言って捕まえるとそれが楽しいのか、完全にわざと逃げる。

常習犯である。


でもハイハイした後、止まってくるっとお座りをする姿が何とも言えない可愛らしさで、「もー」と言いながらも全てを許してしまう、「うちの子いちばん」という完全に親バカとなっていた。






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