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私の大切なたからもの  作者: 黒猫マグカップ
32/40

パウンドケーキ

【32】



私はお菓子作りが好きで、我が家のケーキは殆ど手作り。

らいともこーやも大好きで、子供たちから「○○食べたい!作って~」と言ってくる。


中でも不恰好だが味は確かな揚げドーナツ。たくさん作ってもいつもペロリと食べて無くなる。本当に作りがいがある♪


お誕生日にはスポンジケーキを作って生クリームと苺をのせる。

他にもクッキーやパウンドケーキ、一番の自信作はシフォンケーキとレアチーズケーキ。


子供たちはレアチーズケーキも大好き。

これはドーナツとは違い、いつでも作れる訳ではないので、冷蔵庫にレアチーズ(材料)が入っていると「もしかしてケーキ作る?」と聞いてくる。「作るよー」と言うと2人で喜んでくれる。

レアチーズケーキを作るときは、あらかじめ用意していたビスケットをジップロックに入れて砕くのだか、このめんどくさい作業はいつもらいとが進んでやってくれた。


ある日らいとが友だちとレアチーズケーキのおいしいお店に行ってきた、と話してくれた。

「そのお店、どこにあるの?ママも行きたい。」

「うーん、おいしかったけど」

「けど?」

「うちのほうがおいしかったよ」

「マジ?」

「うん。マジ。」

「やったー。お店に勝った♪」

なんて嬉しいことを言ってくれた。


お菓子を作っていると、大人になってもらいとは横で作り方を見ている。

さつまいもとカボチャのパウンドケーキを作っている時、らいとが「それ簡単に作れる?」と聞いてきた。

お?!興味出てきたか?

いよいよパティシエの第一歩か?

なんにせよ子供の成長は嬉しい。


「簡単だよー。なんせパウンドケーキだからね」

「?」

「パウンドって1ポンドのことなんだって。だから材料は同じ量なの。ちなみにママは小麦粉も砂糖もバターも100gずつ」

「へぇ~。そうなんだ」


作り方を教えてあげたら、意外にぶきっちょだ(笑)

それからはらいとが一人で作るようになり、焼かれたパウンドケーキがよくテーブルの上に置かれていた。

「これ食べていいの?」とらいとに聞くと「召し上がれ!」と。


お~。おいしいじゃん。

上手に焼けたね。


お菓子作りが好きなのは私に似たんだなー。


あ!そうだ。らいとは休みの日にひとりでカフェに行って本を読んでいるので、逆に一緒にカフェでも開業して、誰かの憩いの場を作るってのはどう?


それに向けて頑張ろう。私の子供の時からの夢はケーキやさん。それは今も変わらず。実現出来てないけど、まだ頑張れるよね。




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