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暴秦狂楚  作者: 南かずしげ
*ナイトメア・ランジェリー・サッカー・ストライク・ガールズ編
51/57

*夏の県大会・準決勝戦A(VS.正交.1)

遂に試合が始まる。



 千葉県、県大会準決勝戦・第1試合 (ベスト4→ファイナリストへ)



  正交女学園.VS.正処女学園



 試合会場:千葉県船橋地区某所にある特殊な屋内施設



 ここは千葉県在学中の特殊な女子サッカー部の部員たちにとって憧れの場所。

 この船橋地区と市川地区の特殊な屋内施設にて、千葉県県大会ベスト4進出校が、遂に決勝戦ファイナリストを賭けて試合をする夢のステージである。



 その県大会ファイナリストへ、準決勝戦の舞台に正処女学園が堂々と名乗りをあげた。 遂にこの時がやって来たのだ。



 まず正処女学園については最早(もはや)説明不要だろう。

 次の正交女学園とは、千葉県の同じ地域にある正処女学園の姉妹校であり、学校名も一文字違うだけ。

 また特殊な女子サッカー部・ナイトサッカーストライク部に関していえば、実は正処女学園よりも後に創設された部活動である。 この名門のお嬢様学校が一体どういった経緯(いきさつ)で、このナイトサッカーストライク部を創設したのか不明だけど、実は部員数は正処女学園のナイトサッカーストライク部よりもかなり多い。 この正処女学園と正交女学園は同じ地域・街にあるライバル校であり、既に練習試合もしている仲である。

 ちなみに実力的には、まだ正処女学園のナイトサッカーストライク部の方が上である。




 まず正処女学園側の控え室では、最初に部員全員がシャワーを浴びて身体を綺麗にして、学校の制服からアウェイ・ユニフォームの下着に着替えて、監督・コーチからの今回の作戦の最終確認を済ませてから、監督・コーチが今回出場する選手たちを控え室からピッチ・フィールドに送り出す。



 一方の正交女学園側の控え室では、まず監督・コーチからのミーティングや作戦会議などの最終確認を済ませてから、部員全員がシャワーを浴びて身体を綺麗にして、学校の制服からホーム・ユニフォームの下着に着替えて、監督・コーチが今回出場する選手たちを控え室からピッチ・フィールドに送り出す。




 そのホーム側の正交女学園のホーム・ユニフォームとは、純白のシンプルデザインのブラジャーとパンティーに、それぞれ上下共に漆黒のリボンがついた下着(セット)を着用する。


 また正交女学園のフォーメーションとは、DFが4人、MFが4人、FWが2人の「4-4-2」のシンプルでバランスの取れた基本的な布陣・システムで、この大一番の試合に挑(いど)む。




 一方のアウェイ側の正処女学園のアウェイ・ユニフォームとは、水色とピンク色の横縞模様(ストライプ)の上下に、ブラジャーの方に水色のリボンが、パンティーの方にピンク色のリボンが、それぞれついてる下着(セット)を着用する。


 また正処女学園のフォーメーションとは、DFが4人、MFが4人、FWが2人の「4-3-1-2」のいつもの従来通りの布陣・システムで、この大一番の試合に挑(いど)む。







 ここで両チームの先発イレブンが、それぞれの控え室から出てきて、ピッチ・フィールドの中央まで集まってきた。




 今回の正処の先発イレブンが下記の通りである。


13GK.浅村忍

03DF.佐久間光(CB)

04DF.若松美緒(CB)

01DF.小石川さくら(SB)

14DF.糸井澤茜(SB)

07MF.鈴木妖香(DMF)

05MF.早乙女楓(SMF)

06MF.佐藤瑠華(SMF)

09MF.シェイナ・シューベルト(OMF)

12FW.司孫倫(WG)

11FW.司孫藍(WG)


 今回は少し先発メンバーを変更させており、これで序盤は少し様子を見るつもりだ。




 ここで両チームの先発イレブンが審判を中心にして左右に整列しており、両チームの選手たちがお互いの健闘を讃える為に握手している。

 そして両チームの選手たちがピッチ・フィールドの中央から、それぞれ左右の自陣に散っていった。







 前半、正交女学園のキックオフで試合開始。 (P.m.8:15)




 ここにいよいよ千葉県の県大会ファイナリストの座を賭けた大一番の試合が今始まる。



 まずは正交の選手たちが、後方でボールをパス回ししていく。 ここは慎重かつ冷静な対応である。 また正処の選手たちも、すぐにはボールを奪おうとはせず、まずは自分のチェック・マークする相手の確認からである。


 やがてボールが中盤まで来ると、早速(さっそく)ボールの奪い合いが展開される。 そこに正交の選手たちがボールを死守して、正処の選手たちがボールを奪う展開になってる。



 ここである一人の正交の選手が、異常な違和感に気がついた。


「………??」


 なんと、そ(・)こ(・)に(・)正処のFW・司孫藍の姿がいない。 彼女は一体何処(どこ)に行ったのか……?




 しばらく中盤でのボールの奪い合いをしていた正交の選手たちと正処の選手たち。

 その一瞬の隙(スキ)をつき、正交の選手たちからボールを奪おうとする正処の選手たち。

 だけど正交の選手たちもボールを奪われないように、必死にボールを死守する。

 白熱した互角の勝負。


 まだお互いの選手たちが、なかなか中盤から動けずに、時間だけが過ぎていく。



 ここでまた別の正交の選手の一人が、異常な違和感に気がついた。


「………??」


 なんと、今(・)度(・)は(・)正処のFW・司孫倫の姿が消えた。 彼女も一体何処(どこ)に消えたのか……?



 ちなみに正交の選手たちは、この藍と倫のFW二人の姿が突然いなくなった事に、全く気がついていない様子。 それほどボールの奪い合いが激しく、相手選手の誰かがいなくなった事に気がつく余裕など、今の正交の選手たちにはない。




 試合はまだまだ序盤。

 始まったばかりである。



まずは正処女学園と正交女学園の準決勝戦からである。

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