*夏の県大会C(VS.華紫斑.1)
今回から県大会の試合の続きになります。
ここは日本の千葉県にある某所
そこには大会用の屋内の特殊施設があって、まもなく千葉県の県大会第4回戦が始まろうとしていた。
その県大会第4回戦が正処女学園と華紫斑女子高校の対戦となる。
まずはホーム側の正処女学園のスタメン発表からである。
13GK.浅村忍
03DF.佐久間光(CB)
04DF.若松美緒(CB)
01DF.小石川さくら(SB)
02DF.小早川かすみ(SB)
14MF.糸井澤茜(DMF)
05MF.早乙女楓(SMF)
06MF.佐藤瑠華(SMF)
10MF.白石恵美(OMF)
11FW.司孫藍(WG)
12FW.司孫倫(WG)
今回はいつも使用している通常の布陣に戻している。
また今回はMFの鈴木妖香がスタメンから外れている。
続いて正処女学園のフォーメーションとは、DFが4人、MFが4人、FWが2人の「4-3-1-2」の従来の基本的なシステムに戻してきている。
これは原点回帰なのか?
次にホーム側の正処女学園のホーム・ユニフォームには、白と黒の横縞模様の上下に、ブラジャーの方に白のリボンがパンティーの方に黒のリボンが、それぞれついてる下着を着用している。
前回着ていたホーム・ユニフォームと同じである。
奇蹟の快進撃を見せる正処女学園は、今度の試合でも見事に勝利して、このまま奇蹟の快進撃を見せ続けられるか?
一方の華紫斑女子高校のフォーメーションとは、DFが4人、MFが4人、FWが2人の「4-4-2」の従来通りの基本的な布陣であり、サイドからの展開力がありそうなワイドなシステムになっている。
次はアウェイ側の華紫斑女子高校のアウェイ・ユニフォームには、透け透け寸前の薄い紫色の上下に、ブラジャーとパンティーの両方に濃い紫色のリボンが、それぞれついてる下着を着用している。
学校名にもある紫色をユニフォームでも使用しているようだ。
この華紫斑女子高校も一般的な普通校であり、正処女学園と同じレベルの強さだと思われる。
この学校自体も夏の県大会第4回戦まで勝ち進むこと自体が凄いことである。
その華紫斑女子高校の最大の特徴が、全員美少女にスタイル抜群ではあるものの、その巨乳率の多さである。
圧倒的な巨乳の多さであり、もし胸でトラップしたら、その弾力でボールを弾き飛ばされはしないか、と思うほどの見事な巨乳である。
また全力で走ったり、ボールを持ってドリブルしたりした時に、あの大きな胸が凄く揺れてしまい、結構邪魔にならないだろうか?
まぁ…シュートする時に、いちいち下の方が見えなくて、邪魔になる…なんてことはないだろうけど…。
本当にサッカーなんて出来るのか?
だが、それでも夏の県大会第4回戦進出の実力者、決して侮ることはできない。
それを見ていた正処の監督とコーチが―――
「ふん、たいした巨乳だな。 思わず揉みたくなるな。 本当に大丈夫なのか?」
「ああ、まったくだ。 あの大きな胸で一体どこまでウチとやり合えるのか?」
「ああ、それが楽しみだな」
などと相変わらずのセクハラ発言が多いこの二人。
ここで両チームの先発イレブンが、それぞれの控え室から出てきて、既にピッチ・フィールドの中央に集まってきている。
その両チームの先発イレブンが審判を中心にして左右に整列しており、両チームの選手たちがお互いの健闘を讃える為に握手をしている。
前半、正処女学園のキックオフで試合開始。 (P.m.7:15)
まずは自陣後方でボールをゆっくりじっくり回していく正処の選手たち。
そこに華紫斑の選手たちもボールを奪いに来るのだが、キビキビと行動して、素早く順応していて、対応・対処している正処の選手たちに対して、華紫斑の選手たちはどこか一つ一つの動作が鈍い感じがする。
俊敏と巧みにボール回しをしていく正処の選手たちに、華紫斑の選手たちがなかなかボールを奪えないでいる。
「……?」
「……?」
「……?」
な、何か違和感を感じる正処の選手たち。 何かどこか全く張り合いがない…?
だけど、ここで決して油断してはいけない。 もしかしたら、これが相手の策略なのかもしれない。
だから、序盤から手を抜く訳にはいかないのだ。
そこで正処の選手たちを見ていた華紫斑の監督とコーチが―――
「ふん、なかなか引き締まった良い身体の選手たちだな。 正処女学園の選手たちは」
「はい、なかなか良い仕上がりを見せていますね。 大変良い身体つきだと思われます。」
「あぁ、これはなかなか骨が折れそうだぞ。 この試合」
「はい、そうですね」
その後も正処の選手たちの身体を舐めまわすように見ている華紫斑の監督とコーチ。
ボールは中盤にいる正処のMFの瑠華が持っており、ここで正処の監督の「特殊Aの合図」を見たMFの瑠華が素早く前線へボールをポーンと蹴り出す。
前線右側の相手のDF陣の裏を走り込んだ正処のFWの藍がボールを受け取ろうとするが―――
ピピピッ!
ここで審判の笛が鳴った。
華紫斑のオフサイドトラップである。
やっぱり華紫斑の選手たちは、オフサイドトラップが得意とされているだけあって、FWの藍へのパスをオフサイドトラップで封じてきたようだ。
だがしかし、正処の監督やコーチ、FWの藍や倫は、少しも動揺・困惑しておらず、既にこれも計算通りのようだ。
試合はまだまだ序盤である。
前半??分
正処0-0華紫斑
※学校名と背番号について
◎学校名は横側に細長く白い生地に黒い文字で書かれた布を、ブラジャーの前の方に貼ってある。
◎背番号は全部で3つ。
1つ目は四角の白く少し大きめな生地に黒い数字で書かれた布を、ブラジャーの後ろのホック部分に貼ってある。
2つ目・3つ目は四角の白く少し小さめな生地に黒い数字で書かれた布を、パンティーの前側と後側(お尻の方)に貼ってある。
少しずつ判ってきていると思うけど、正処女学園の選手たちが、少しずつだがかなり強くなっている。
別に彼女たちは戦闘民族サ●ヤ人ではないけれど、練習・特訓と実戦で強くなってきている。
これからはそれをじっくり見て堪能していくだろうね。




