*夏の地区予選大会
◎練習試合E
場所:東京都都内
●羽丙南女子高校-2
※女子サッカー部
○正処女学園-3
※ナイトサッカーストライク部
学校●-○
前半1-0
後半1-3
合計2-3
これで夏の地区予選大会・グループステージ前の最後の練習試合も無事に全て終了して、無傷の四連勝で締めくくった。
このあとは大会が始まるまで、監督やコーチの考えた練習メニューをこなし、さらに自主トレなどで、部員の皆が汗を流しながら調整していく。
ちなみに部員は赤いジャージを着て、それぞれ個々の練習をしていて、FWの選手だったらシュート練習、GKの選手だったらFWの選手のシュートを止める練習、MFの選手だったらドリブルやパス回しの練習、DFの選手だったらMFの選手のドリブルやパス回しを止める練習、などなどしている。
ここで改めて選手名とポジションと人数を確認しておく。
GK・浅村忍(13)
〇計1人
DF・佐久間光(03)
・若松美緒(04)
・小石川さくら(01)
・小早川かすみ(02)
・糸井澤茜(14)
〇計5人
MF・鈴木妖香(07)
・早乙女楓(05)
・佐藤瑠華(06)
・白石恵美(10)
・シェイナ・シューベルト(09)
〇計5人
FW・司孫藍(11)
・司孫倫(12)
・カスミ・ジェンキンス(08)
〇計3人
○総数14人
※( )内は背番号
※キャプテンは小石川さくら
この背番号に関して言えば、大会出場による正式で最終的に決定したモノである。
それと大会で使用するユニフォームの下着は、特殊な生地・布を使用しており、通気性 (風通し良くする) や頑丈度 (破けない・脱げない) や機能性 (選手をサポートする) などを重視するように出来ている。
監督は個々に練習メニューを与え、部員・選手にそれらをこなさせる。 また4対4の複数の組み合わせからなるミニゲームをさせたり、他にも色々と部員・選手にさせている。
監督・彼は部員・選手にセクハラまがいのことはするけど、彼女たちを決して怒ったり怒鳴ったり、まして手を上げたりしない。
ただ遠くから静かに黙って見守っている。 それをコーチが、それぞれの部員・選手のサッカーのセンス・スキル・テクニック・フィジカル・メンタルなどのデータを分析・解析していく。
それを見て、大会での先発イレブンやフォーメーション・システムや交代タイミングなどを決めていく。
そこで監督とコーチが、なにやらひそひそと小声で話し合っていた。
「―――えっ、何ですとっ!? 狂楚女学園のキャプテンでエースストライカーのあの項羽のことですかっ!?」
「ええ、そうです。 彼女は今年で3学年ですね。 練習試合でも毎試合得点を決めているそうですよ。」
「しかし、それでも福岡県の狂楚女学園とは、全国大会まで対戦はありませんよね?」
「ええ、そうです。 しかし、狂楚女学園も項羽も要注意ですよ。 全国では皇漢女学園と並んで強豪ですからね。」
「……な、なるほど……」
などと相手校の情報も余念なく共有し話し合ってる二人。
このあとも正処女学園のナイトサッカーストライク部の部員・選手たちの練習は続けられていた。
そして、遂に夏の地区予選大会・グループステージが始まった。
グループステージとは、その地区の学校・チームが、グループAからグループDまでの4チームによる総当たり戦の合計16チームで闘い、それぞれのグループの上位二位までが、次の県大会に出場できる。
つまり、その地区では半分の8チームが県大会に出場できる。
当然、正処女学園のナイトサッカーストライク部も出場する。
主なフォーメーションが、DFが4人、MFが4人、FWが2人の「4-4-2」の従来通りのオーソドックスなシステムで試合をする。
ホーム&アウェイのユニフォームの下着には、ブラジャーの左右に学校名が、パンティーの前後で背番号が、それぞれつけられる。
今回の地区予選大会の先発イレブンが、下記のメンバーである。
13GK.浅村忍
03DF.佐久間光(CB)
04DF.若松美緒(CB)
01DF.小石川さくら(SB)
02DF.小早川かすみ(SB)
07MF.鈴木妖香(DMF)
05MF.早乙女楓(SMF)
06MF.佐藤瑠華(SMF)
10MF.白石恵美(CMF)
09FW.シェイナ・シューベルト(WG)
08FW.カスミ・ジェンキンス(WG)
これで今回の地区予選大会・グループステージを闘っていく予定である。
〇『ナイトメア・ランジェリー・サッカー・ストライク・ガールズ』〇
「千葉県某地区予選大会」
グループBは正処女学園とAo繋女子高校とBm絆女子高校とCp巴女子高校の4校が参加する。
◎第1試合
Cp巴1-2正処
━試合終了━
◎第2試合
Bm絆2-3正処
━試合終了━
◎第3試合
Ao繋0-1正処
━試合終了━
見事に序盤から無傷の三連勝で、あっという間にあっさりと、グループBを一位通過で、千葉県の県大会への出場を決めている。
正処は練習試合から数えると、無傷の七連勝で、未だに負け無いである。
「どうもはじめまして。 糸井澤茜です。 今回は出番がありませんでしたけど、県大会ではチームに貢献したいと思います。 どうぞ宜しくお願いします。」
ここで新入部員の糸井澤茜が、今回の地区予選大会での感想を述べている。
【登場人物紹介】
名前:糸井澤茜 (17)
●正処女学園高等部2年B組
身長:160cm
出身:沖縄県那覇市
星座:双子座
趣味:ピアノ演奏
●得意ポジション:DF・GK (最後の砦的ポジション)
秘技:不明
3S:B83/W58/H85
利足:右足
備考:黒のショートボブの髪に褐色肌の女の子。 沖縄からやって来た、日に焼けた健康的な少女で学校の寮に住んでいて、そこから徒歩通学しているようだ。 サッカーセンスとしては、守備力に関して言えば、とても高い水準で技術も高い。
●ステータス
◎Lv.2
◎パワー:C
◎スピード:C
◎ディフェンス:A
◎スタミナ:D
◎ドリブル:C
◎パス:C
◎シュート:D
夏の地区予選大会・グループステージは、特に詳細を書かずに流させてもらいます。
残念ながら強敵はいなかったようで、あとはご想像にお任せします。




