*試合E(VS.羽丙南.3)
◎練習試合D
場所:東京都都内
○羽丙南女子高校-3
※女子サッカー部
●皇漢女学園-0
※ナイトサッカーストライク部
学校○-●
前半1-0
後半2-0
合計3-0
前回の他校の練習試合を見学していて、異例の最強高校の皇漢女学園が、格下の羽丙南女子高校に敗退する展開になっていた。
今回はその羽丙南女子高校が、我々正処女学園の次の相手であり、この羽丙南女子高校との練習試合が、今大会前の最後の練習試合となり、そこから夏の地区予選大会・グループステージが開始される。
今回もまたアウェイである東京都都内某所にある特殊な屋内施設で練習試合が行われる。
ここで正処女学園のフォーメーションが、DFが4人、MFが4人、FWが2人の「4-3-1-2」の従来のシステムである。
今回の『ナイトサッカーストライク部』の先発選手を下記紹介。
23GK.浅村忍
02DF.佐久間光(CB)
03DF.若松美緒(CB)
11DF.小石川さくら(SB)
12DF.小早川かすみ(SB)
22MF.鈴木妖香(DMF)
08MF.早乙女楓(SMF)
09MF.佐藤瑠華(SMF)
07MF.シェイナ・シューベルト(OMF)
16FW.司孫藍(WG)
18FW.司孫倫(WG)
そこで攻撃的な司孫姉妹がFWのスタメンに戻ってきてる。
今回は部員たちも充分に休養しており、気力も体力も十分で気合いもあり、だいぶスタミナもついてきている。
そう簡単には負けないだろう。
一方で羽丙南女子高校は、フォーメーション・システムが前回の練習試合と同じだけど、先発選手は前回の練習試合とは、まったく違うようで全員交代している。
今回は果たして、一軍なのか二軍なのか、誰が出てくるのか?
さらに強くなっているのか?
勿論、羽丙南女子高校のホーム・ユニフォームも前回の練習試合と同じ下着を着用してくる。
早速、控え室でアウェイ・ユニフォームの下着に着替えた正処女学園の部員・先発選手たちに、監督やコーチが相手校の選手のチェックやフォーメーションの確認や今回の作戦の内容を説明している。
かなり念入りに最終調整をしており、準備はバッチリである。
両チームの先発選手が控え室から一斉に出てきて、ピッチ・フィールドの中央まで歩いて来ていて、審判を中央に左右に整列して、お互いの健闘を讃える為に握手をしている。
前半、羽丙南女子高校のキックオフで試合開始。 (P.m.7:05)
まずは後方でボールを回していく羽丙南の選手たち。
正処の選手たちは中盤から前線にかけて集中して守りを固めている。 何かいつもと守り方が少し違う?
ここで中盤から前線への間のボールの奪い合い、激しい攻防が展開されている。
羽丙南の選手が正処の選手にボールを奪われないように懸命にキープしている。
しばらくの間、正処陣地内の中盤から前線への間で、両チームの選手の動きが止まっており、時間だけが過ぎている。
「………」
「こっちチェック!」
「そっちに行ったわよ!」
「はい、オーケー!」
ボールが行ったり来たりして、あちこち転がっており、なかなか定まらないようだ。
その一瞬の隙をついた相手のFW⑩の選手が、正処のDF陣の裏をついて、突然素早く走り出した。
「えっ!?」
「くっ!?」
「あっ!?」
そこにボールを持った相手のMF⑨の選手が、味方のFW⑩の選手に合わせるようにスルーパス。
「し、しまった!」
「だ、誰か止めて!」
「ダメッ!!」
だがしかし、完全に裏をかかれた為、正処の選手が対応できずに、相手のFW⑩の選手にボールが渡った。
前半43分
ボールをもらった相手のFW⑩の選手が、ドリブルで誰もいない正処のペナルティーエリア内まで素早く走ってきていた。
正処のGKの忍がどっしり構えて、待ち構えている。
「よーし、こい!」
相手のFW⑩の選手が所定の位置でシュート体勢に入り、思い切り強烈なシュートをする。
「……いけ!」
ズバァーーン!
既に前半45分が経過している。
ドォーーン!
GKの忍が右側に横っ飛びで反応するけど、ボールはさらに速く鋭くゴール右側に入ってゴーール!
ピィーーーッ!
審判のゴールの笛が鳴った。
ここで羽丙南女子高校が先取点。 またしても正処女学園は先取点を盗られてしまった。
前半45分
羽丙南1-0正処
今回はある程度覚悟していたので、正処の選手たちはここでは集まらずに、そのまま流している。
そこでロスタイムなしの前半終了である。
両チームの選手たちがピッチから控え室に戻ってきている。
ハーフタイムが始まり―――
正処側の控え室では、先発選手が休息をとりながら、監督やコーチが作戦会議をしていた。
「やっぱり、今回も先取点を盗られたか。 だが、よく1点だけで抑えてくれたな。」
「みんな、よくやったぞ。 さすがの羽丙南の選手も1点だけしか入れられなかったようだな。」
「よし、後半も引き続き、例の作戦を行うぞ!」
「後半も我慢の時間が続くだろうけど、集中力を切らすなよ! 出来るだけ粘るんだぞ! そうすれば必ずチャンスが出来るはずだ!」
「そうだ! 必ず彼女たちの隙を見つけるんだぞ!」
「よーし、みんなぁ! 後半もこの調子で頑張れ!」
「「「はい!」」」
監督やコーチが先発選手たちに気合いを注ぎ込んで、またピッチに送り込む。
ハーフタイムも終わり―――
両チームの先発選手たちが、またピッチ・フィールドに戻ってきて、試合の準備をしている。
後半、正処女学園のキックオフで試合開始。 (P.m.8:00)
果たして、羽丙南女子高校は本当に強いのか?
後半は続く。




