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暴秦狂楚  作者: 南かずしげ
*練習試合編
13/57

*試合D(VS.羽丙南.1)

今回の正処女学園はお休みです。


 ◎練習試合C


 場所:群馬県某市(アウェイ)


 ●莫賀北女子高校-1

  ※女子サッカー部

 ○正処女学園-2

  ※ナイトサッカーストライク部


  学校●-○

  前半1-0

  後半0-2

  合計1-2





 今日は正処女学園の練習試合がないので、一時的な休暇をかねて、他校の練習試合を見学しようと思う。

 今日は東京都の練習試合を見学しようと思うけど、そこで今回見学が出来たのが、東東京都代表の羽丙(はへい)南女子高校と、西東京都代表の皇漢(おうかん)女学園との練習試合である。



 ちなみにナイトサッカーストライク部の部員たちは、この練習試合が(おこな)われる、特殊な屋内施設の近場にあるテーマパークの室内プールで、それぞれお気に入りの水着を着て、泳いで遊んでいる。

 正処の部員たちには自由時間にさせている。


 実際に見学するのが、監督・コーチの首脳陣である。





 まずは東東京都代表の羽丙(はへい)南女子高校からである。


 そのフォーメーションが「5-4-1」のシステムであり、なんとDFの選手が5人もいる。 一方の攻撃の要であるFWの選手が1人しかいない?

 なかなか面白い布陣である。


 ここからどう展開して、どう皇漢女学園を攻略していくのか? ―――楽しみである。


 続いて羽丙南のユニフォームは、水色と白色の横縞模様のブラジャーとパンティーの下着(セット)であり、見た目は普通で可愛い下着である。



 今度は西東京都代表の皇漢(おうかん)女学園の番である。


 そのフォーメーションが「4-5-1」のシステムであり、こちらもワントップ気味の布陣である。

 これで中盤をうまくコントロール出来るかが勝負の(カギ)である。


 続いて皇漢のユニフォームは、ブラジャーもパンティーも飾りで付いてるリボンも全て紫色一色の下着(セット)であり、布面積も少し小さくてセクシーな感じである。




 アウェイである皇漢女学園のナイトサッカーストライク部の部員たち。


 下記の選手が今回のスタメンである。


22.GK劉邦

13.DF張良

14.DF陳平

15.DF蕭何

16.DF陸賈

17.MF夏侯嬰

21.MF曹参

20.MF王陵

19.MF周勃

18.MF盧綰

12.FW韓信


(※念の為に言うけど、全員女性・美少女である)




 この特殊な屋内施設では、練習試合の準備も無事に終わり、両チームの選手たちも、控え室からピッチ・フィールドに出てきており、ピッチ中央に集まっている。 もうまもなく練習試合の前半が開始されるみたいだ。





 前半、羽丙南女子高校のキックオフで試合開始。 (P.m.1:05)


 まずは後方でボールを回していく。 すぐに中盤近くまでボールを運ぶ。 当然、皇漢の選手たちも羽丙南の進攻を止めに入る。


 ここで中盤での激しいボールの攻防が展開されていた。


 そこでボールが落ち着かずに、羽丙南側に行ったり、皇漢側に行ったりして、しばらくの間はボールの取り合いで時間が消費していく。


 だが試合が動いたのは、


   前半42分


 ここで皇漢のペナルティーエリアのすぐそこまでドリブルでボールを運ぶ羽丙南のFWの選手。


 そこにDFの張良がドリブルしてくる相手の選手に対して、鋭いスライディングをしてきた。


 思わず相手の選手が前のめりに倒れてしまい、ここで審判の笛が鳴った。


 なんとそこは、皇漢のペナルティーエリアのラインギリギリ手前であった。


 残念ながら、そこで審判が張良にイエローカード(警告)が出された。


 かなり危険なプレーだが、すぐに止めないと、そのままゴールまで行かれた恐れがあった。


 皇漢のペナルティーエリアのライン手前正面からのフリーキック。 皇漢の壁は4人。 キッカーが羽丙南のFWの選手であり、よほど練習したのか、彼女のキックは右側にカーブするように、鋭くボールがゴール右隅に入ってゴーール!

 なんとGKの劉邦が全く動けず……?


 そこでようやく皇漢が1点先取されて、羽丙南が先制に成功した。


   前半45分


  羽丙南1-0皇漢


 この練習試合もアディショナルタイムがないため、ここで前半終了である。


 結局、前半は皇漢女学園が無得点で終わった。



 ハーフタイムが始まり―――


 両チームの選手たちが控え室に戻っていき、これまでの前半の試合を見ていた監督とコーチが―――


「―――おかしいな。 これがあの皇漢女学園の実力なのか?」

「ああ、今回の大会の優勝候補筆頭の筈なのだが、どこか弱々しいようだ。」

「いや、まだ前半なので様子見なのかもしれないぞ。」

「それならば後半で、彼女たちの実力・真価が発揮されるのか?」

「さぁな。 それはまだ解らないな。 このあと一体どうなるのか?」

「………」

「しかし、まさか前半で無得点とはな……?」

「ああ、そうだな」


 そのあとも監督・コーチは相手校の情報収集と分析をしている。


「しかし、両チーム共になかなか良いユニフォームを着ているな。」


 ちなみに妖香や恵美たち部員全員は、他校同士の練習試合にはあまり興味がなく、今もまだ室内プールで遊んでいるようだ。


 やがてハーフタイムも終わり―――



 両チームの選手たちが控え室から、再びピッチ・フィールドに戻ってきて、もうまもなく練習試合の後半が始まろうとしている。



 後半、皇漢女学園のキックオフで試合開始。(P.m.2:00)






※アディショナルタイム・ロスタイムについて、基本的にはない。

前半45分、後半45分の計90分間であり、45分を過ぎて得点が入った場合には、その得点が入った状態で試合終了となる。

まだまだこれからである。

次の後半にご期待ください。

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