表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
皇女の猫【抑制版】  作者: WAKA
展開篇
115/170

捕らわれのアウレリア 6

こちらは表現を規制させていただいております。


【ノクターンノベルズ】の「皇女の猫【解放版】」に完全な形で掲載しておりますので、そちらをご覧ください。


 夜半時。

 アウレリアの部屋にはアリスが訪れていた。

 話をしようとアウレリアが唇を開きかけた時、アリスが手を振りかざした。それと同時に室内の照明は落ち、辺りは暗闇に満たされた。

 視界が暗転したことに驚いた直後、ふわりとそよ風が吹いて嗅ぎ慣れた匂いが鼻をかすめた。


「アリス?」


 アリスの両手がぴとり、と頬に触れる。冷たい手のひらに驚きの声を上げようとしたら、唇を押し付けられてしまった。


「うっ!」


 そのままベッドに押し倒され、尚も唇を吸われ続けた。


「な、なんで、こんな」

「黙って」


 恐ろしく低い声だった。

 ネグリジェを纏ったアウレリアの胸が大きく上下する。

 また何かされるのではないか、それは痛みを伴うものではないのか。脳裏に浮かぶのはこれまでいじめられた日々。どうしてだろう、もうアリスは優しくしてくれるのではなかったのか。驚きと不安に息が荒くなっていく。


 アリスは一心不乱に唇を重ね続ける。これで唇や舌でも噛まれたら、凄く痛そうだ。顔を逸らしたいが、両頬をがっちりと抑え込まれて動けない。



 アリスの舌が唇をなぞった時、恐怖から身が固くなる。


――恐い


 恐怖から手はベッドシーツを握りしめ、つま先を伸ばす。


「アウレリア」


 先刻とは違う甘い声だった。


・・・・・・・・・・


こちらは表現を規制させていただいております。


【ノクターンノベルズ】の「皇女の猫【解放版】」に完全な形で掲載しておりますので、そちらをご覧ください。


クリステルにべったりだったアウレリア。それが面白くなかったアリスがちょっと意地悪な

ことをします。


 そんなお話でございました。


・・・・・・・・・・


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ