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皇女の猫【抑制版】  作者: WAKA
展開篇
106/170

神と呼ばれた者たち

 桜花の姫である天姫様の外見は、ルリと変わらないくらいの幼い少女である。


初めてお会いした時は少なからずの当惑があった。数百年も生きていると聞いていたため、皺だらけの老婆を想像していた。

実際は艶々と潤った肌で、私よりも背の小さな少女であった。

座敷の中央で大瓶の酒をなめていた天姫様は、首をかしげる私を見て、天狗のように意地悪い笑みを浮かべた。

裸足のままあぐらをかき、着崩した着物を無遠慮にはだけさせ、やや紅潮した頬で「ぬしが死神かの」と言った。

 

 あの日から変わらず、目の前の背中はとても小さい。


 しかし、このお方を前にすると筆舌し難い震えが走る。轟々たる雷雲の最中に放り込まれた様な気がする。モノノケの本能か、培った剣士の慧眼かはわからないが、いずれにしても体の全細胞が天姫様と戦うことを拒否するのだ。そう、私は天姫様を恐れている。モノノケの王の前では、私など(のみ)に等しいだろう。


「天姫」


エルフリーデが言う。


「ふむふむ、よもやこのような場に呼ばれるとはのう」


 天姫様はエルフリーデを一瞥した後、私たちに向き直った。


「ルリ」

「天姫様」


 たたっと私を飛び越え、クリステル様の腕に抱かれていたルリを奪い取る。

クリステル様は突然現れた天姫様に目を丸くし、半ば呆然としていた。


「怪我をしておるのか、痛むか?」


 天姫様はルリの額に顔を擦りつけ、体を優しく撫でていた。ん、と小さく声を上げたルリの顔に生気が戻っていく。


「いた」

「じっとしていろ、もうすぐ終わる」


 その手でルリの頭を抱き、頬を擦りつけて言った。


「ほんとに来てくれたね」

「当たり前じゃろ。わらわはぬしの味方だと言っておいた」

「ごめんね、急に」

「ぬしに呼ばれたら駆けつけるしかあるまい」

「あたしはいいから、アヤメちゃんを――」

「死神? おぉ! なんじゃ、一番死にかけておる」


 着物の裾を両手の指で押さえ、ぴょんと飛んで再びこちらに舞い戻る。天姫様が動く度に桜の香りが辺りに漂う。


天姫様が屈むと、丈の短い着物の裾から膝小僧が見えた。乳白色の裸が、桃色に上気している。


「傷口見せてみろ」

「いっ! くぅ」


傷口を手で探られて激痛が走った。


「胸部の裂傷、左腕切断、出血多量か。やられたの」


真剣な面持ちで看てくれているのだが、もぞもぞと動く手が体中を這い回ってくすぐったい。垂れた髪が首筋に触れるのもたまらなかった。


「ん? なんじゃくすぐったいのか?」

「はい」

「痛み以外の感覚があるか」


そう言って僅かに微笑んだ。桜の香りが、よりいっそう強くなった気がする。桜の香りなど、もう何年も吸い込んでいない気がした。記憶の淵から春の光景が浮かび上がる。

深海から海面まで浮上するように、いくつもの思い出が甦った。


「おい死神、走馬燈を見ているのではあるまいな? しっかりせんか」


天姫様はぼんやりとしている私に、口を開けろ、と言い口の中に小さな丸薬を放り込んだ。


「噛んで飲み込め。おい小娘」

「は、はい」


 呼ばれたクリステル様が、呆然としていた表情を引き締めて姿勢を正す。


「傷口を抑えていてやれ、それで血は止まる」


 頷いたクリステル様は私の傷口を持っていたハンカチで押さえた。


正直なところ、わけがわからなかった。

どうして天姫様がこの場に馳せ参じてくれたのだろう。最近は俗世嫌いが増々進行し、社からほとんど出ないと聞く。いや、それ以前に遠く離れた桜花国からこのアーバン国までどのようにして。

疑問は尽きないが、あまりの強大さ故に恐れていた天姫様が来てくれて、私たちを助けてくれたという事実が大きな心の支えとなった。


先刻から感じていた痛みが引いていき、頬には血の気が戻ってきたことがわかった。それと同時に、私の意識は遠のいていった。


・・・・・・・・・・


「アヤメさん!」


「落ち着け、血を流しすぎとるからの。失神しただけ、死んではおらんよ。脈はあるじゃろ?」


クリステルはアヤメの首筋に手を当て、ほう、と大きく息をはいた。想い人がこのような姿となり、心は憔悴しきっていたが、それでもクリステルはしっかりと強い瞳で顔をあげた。


「あなたは」


クリステルが恐る恐るといったふうに尋ねると、天姫は「わらわを知らんとは無礼じゃな」と頬を膨らませた。


「すみません、私――」

「うそうそ、桜花一の引きこもりの顔など他国の者は知るまいよ」


カカッと笑う。


「わらわは桜花の姫よ、一番偉いんじゃぞ」


ふふん、と胸を張って言うが、天姫の実体を知らない者にとってこの光景は。

容姿が幼い少女なので滑稽に見えたり、或いは微笑ましく映ってしまうかもしれなかった。


「と、自己紹介は後にしておこうかの・・・・・・まず、状況を知らねばな。皆、ちょっと」


 膝を折り曲げて屈んだ天姫が手招きをする。小さな指先がアヤメの額をとん、と突いた。クリステルにもルリにも同じことをした後、ため息交じりに歯を噛みしめる。


「だいたいのことはわかった、あやつめ厄介なことをしよって」


 そうボヤくと、アヤメ達の上を飛び越え今一度エルフリーデと対峙した。



「そろそろ話を進めんといかんの。エルレンディア」

「ええ、待ちくたびれたわ桜の姫」


 天姫は帯刀していたが、刃を抜かなかった。それはエルフリーデも同じである。数間の距離を置いたまま、しかし互いの瞳をじっと見つめたまま動かない。(いかずち)を孕んだ曇天が風に乗って相打つような、天変地異の前触れの奇妙で恐ろしい静けさに満たされた。


「久しぶりね。何百年ぶりかしら。相も変わらず神出鬼没ね」


「神足通はわらわと浅からぬ縁を持つ者の傍にすぐ飛べるでの。ぬしを含め、これだけ揃っておればすぐじゃわ」


「あなたと縁など作った覚えがないわ」


「ふん、今まで何度戦ったと思っておる。どす黒い糸で結ばれもしよう。わらわとて不本意じゃ」


「あなたとは決着がつかないからもう飽きたわ。あまり会いたくなかったのに・・・・・・まあ。ここまですれば、いずれはあなたが出てくると思ってもいたけど」


「・・・・・・たまには話し合いでもしてみたいの。顔を付き合わせればいつも戦ってばかりじゃ」


「私は話すことなんてないわね。結局は戦いになるのだから」



刀剣の柄に手を乗せた天姫様がにたりと微笑む。


「これまでぬしと顔を会わせる度にどちらかが浮き世を去るとの覚悟じゃったが、どういうわけかわらわ達は双方共に未だ生きておる。決着がつかないのなら、均衡を保つため、何より互いの利益のために共存の道を考えるべきじゃと思うがの」


「あなたと共存なんてあり得ないわね、永遠に戦い続ける運命。どちらかが死ぬまで終わらない、それが私たちの関係よ」


「・・・・・・年取ったのに丸くなるどころかエッジが効いとるの。いつまで思春期じゃぬしは」


「あなたが呆けているだけよ」


エルフリーデもまた嫌な笑みを見せる。そうして剣の柄に手を置いた。


「桜花との戦争では、あなたが出るのであれば私も動かなければならないと思っていたわ。そうはならないまま終わったけど」


「戦っても強いが、頭もいいのでな。戦争ではもっぱらここを使っておったよ」


天姫が指で自分の頭をつつく。


「二年続いた戦争を終わらせ、ようやく講和に持ち込んだというのに。ぬしは話をこじらせようとしておるの・・・・・・しかも、国と国の戦争よりも規模が大きい」


「戦争は全てこのために起こしたこと。あなたの目を逸らしておく必要もあったしね。見事に裏をかけて私は満足よ。ふふ、賢い姫様が聞いて呆れるわ」


「わらわを愚弄するか。おまけにルリを傷つけおって。路傍の砂になりたいか」


 そう言った途端、黒い髪が炭火の如く赤に染まった。

 モノノケの王が見せる解放。

覇気を惜しげもなく垂れ流し、それを目の当たりにしたルリと、失神しているアヤメですら無意識のうちに縮みあがった。意思とは関係なく本能が働き、恐怖に身がすくむのである。


「やめたら? 後ろのサムライたちが震えているわよ」


 赤々とした光を一身に受けつつも、エルフリーデは涼しい顔である。


「私がしたのは正当防衛よ。それに、今はあなたと遊んでいる暇はないの」


 滾っていた天姫の禍々しい覇気が、ふしゅぅぅ、という音と共に沈下していく。


 すぅ、と息を吸い込んだ天姫の声が苦々しくなる。


「“夜泣きの朱石”を集めたか。奇妙な力を感じるぞ――読めるはずの未来が不透明じゃ。なにかもやもやしたものに阻まれる。石共じゃな、うるさくてかなわん」


「あなたの“六神通”もヴァーミリオンの力の前では無意味でしょう」


「あれを一所に留めることがどれほど危険かはぬしも承知していたはずじゃが・・・・・・言っても無駄かの、既にこの国の城を壊しておる。果ては世界を壊そうというわけか」


「この世界にはなんの価値もないわ」


「流血と銃弾の果ては共存の道と思っていたが、どうやら違ったようじゃの」


「私がこの世界の均衡を求めているなんて言ったことあったかしら? 勘違いも甚だしいわ」



瞬間、天姫の目付きが僅かに変わった。

この時、天姫の目は怒りの中に悲しみが混ざっていた。

いつ死ねるかもわからない寿命を持ち、人生と言う名の茫漠たる時の中で生きてきた。

親しき者が消えていく世で、唯一生きているのはエルフリーデである。

彼女は過去の自分を知っている数少ない存在。命の取り合いを繰り返してきたが、本気で刃を交えたからこそ生まれた感情もある。敵でありながら、少なくとも賞賛すべき点もあった。


それは狂気と言えるまでの純粋な想い。

エルフリーデは自らの幸福や愉悦を望まない。行動の全ては生を受けた人のため。必要ならば自らを犠牲にしても人を救う道を選ぶ者である。


出会いから間もない頃はよく口論になった。人間よりも自身の悦を優先する天姫とは徹底的に反りが合わないのだ。


懸命に善き世を作ろうとしたエルフリーデ。そこには強い意思と信念がある。だからこそ、本気でぶつかるに値すると思った。このように天姫は少なからずエルフリーデを認めている。

それと同時に、エルフリーデも心のどこかでは自分のことを認めているのではないかと、都合のいい考えも持っていた。


しかし、ここで対峙してはっきりとわかった。

エルフリーデの瞳には、この世界の何も映っていない。彼女が作ろうとしている新世界があるのみであった。


そうか、わらわとの時間も――ぬしにとってはもうどうでもいいことなんじゃの。



「考え直せエルフリーデ、常軌を逸しておる。これまでなんのために様々なものを犠牲にしてきたのじゃ」


「その犠牲があったからこそ今の私がある。この世界は一度滅ぶべきよ」


「この阿呆。ぬしらは人間を導くのが役目だったはず、滅ぼすために力を使うとは」


「そう、私が導くのは人間よ。獣達には消えてもらう」


「そこまで歪むとは。不幸な女じゃ」


「私は真実を見ただけよ」


「確かにぬしは辛い思いをしたかもしれん。だからといって人を滅ぼすか? 闇ばかりが人間ではあるまい」


「見解の相違。議論は無駄よ。私は成すべきことをするまで、これは光の意志でもあるの」


「止まらんか」


「止まれないわね」


「・・・・・・桜花にことわざがあっての。一山に虎は二匹住めんとよ。なかなか的を得ておると思わんか? のお、エルフリーデよ」


天姫は刀剣の柄を握りしめた。

不穏な空気があからさまに変化する。喉元に刃を押し付けられているような緊張感が、成りゆきを見守るクリステル達に襲いかかった。


天姫とエルフリーデの姿が消えたのは同時であった。


その爆発的な脚力は、周囲の空気を吹き飛ばすに至る。

突風が吹き、二人が蹴り上げた砂塵が舞い上がり、その直後に鉄が噛み合う音が響き渡った。


「私を止めるつもりかしら?」


「頭のいかれた阿呆には何を言っても無駄なようじゃからな」


鍔迫りとなった二人は涼しい表情のまま、しかし剣には熱気を込めて語り合っていた。

一合二合と斬激がぶつかり合う度、一言二言と言葉が交わされた。


「獣には光の意志がわからないのね」


「光の意志? くだらんの。そんなものに縋っていると、痛い目を見るぞ。夜泣きの朱石を手に入れたからといって、何もかもが思い通りになるとは考えぬことじゃ。強大な力があれば、必ず抑止力が生まれる」


「笑わせるわ。この力の前では全てが無意味、なにもかも私の思い通りに――」


「そうでもない、例えば」


 天姫は数間飛び退いて、地面から何かを掴み取った。

拾い上げたのは、先刻アーバン国城の崩壊を映し出した水晶玉であった。陽の光にかざして手のひらで転がすと、しっとりと濡れたように輝いた。


「“天眼”か。朱石だけでなくこんなものまで持ち出しおって。小娘、見てみろ」


 放られた水晶はクリステルの手のひらにすとんと落ちた。

 クリステルの表情は強張っていた。人とが一瞬のうちに消失した映像を見せた水晶が、手の上にあるのだから無理からぬことだった。


「いいから見てみろ、面白いぞ」


 こくり、と喉を鳴らしたクリステルは濡れたように光る水晶に視線を落とし、あっと声を上げた。


「フィオちゃん、エアさん」


 水晶の中にはフィオ王女と護衛騎士のエアがいる。険しい表情をして、生き残った兵達と共に避難をしている。


「のうエルフリーデ、ぬしは絶対の力を見せつけるのにこの小娘を選んだ。消したかったのは城ではなく、小娘と親しいその二人であったはず。実際はどうじゃ、生きておる」


エルフリーデは静かに剣を手に佇むのみで言葉を発することはなかった。

しかし、その沈黙がかえって心の内を表している。

強大な力を用いたのに、目的が達成されていなかったこと。それを天姫に見破られた苛立ち。そのようなものが表情に滲んでいた。


「どういうわけか知りたいじゃろ? 二人が城を抜けていた理由を」


「くだらない。偶然で命拾いしただけじゃない」


「はたして偶然かの。仮に偶然としても、ぬしの目論見通りとはいかなかったのは事実。そしてぬしの力を逃れたこの二人は、抑止力となる可能性を秘めておる。強大な力を手にしようとも、このように予測できぬことは常に起こるもの。それをよく覚えておくことじゃ」


「なら今度こそ完璧に消して見せましょうか」


天姫は即座に距離を詰め、再びエルフリーデと斬り結び合った。


「もう一つ言っておきたいこともある。その首の痣、それは偶然つけられたものではあるまい」


「・・・・・・」


「人の手は時に神にも届く。強い意志が理を覆すこともある。死神の一撃が良い証拠じゃ。この死神と小娘の意思はなんじゃ? 恐ろしく単純で純粋な力の源は? 同じ宿命に殉じようとする諦念、高い精神共鳴、互いを理解することで生まれる信頼。意志の力の源が愛である人間どもはやっかいじゃぞ」


「それで、なにが言いたいの?」


「こやつらならぬしを止めることもあるかもしれん、とそういうことよ」


「随分とその子の肩を持つのね」


「面白いからの。桜花とヴェルガの戦争もなく、小娘が桜花にやってこなんだら出会うはずもなかった二人じゃ・・・・・・つまり、この二人の愛情が生まれるきっかけを作ったのはぬしよ。それが今、抑止力となって対峙しておるのよ」


「つまりこう言いたいの? 人の意思を軽んじれば、滅ぼされるのは私の方だと」


エルフリーデの突きを刃で払った天姫は口端をつり上げて笑った。


「思い上がるなとそうゆうことよ。ぬしの言う光の意思と人の意思。運命がどちらに味方するのか興味がある」


真っ向から斬り下げた天姫の刀を受けとめたエルフリーデも笑う。


「・・・・・・正直に言いましょう。私もあの子は面白いと思ったのよ。だって、あんなにも純粋な想いで――クリステル様にあんなことするなんて」


言い終わらないうちにエルフリーデの指先から、雷が放たれた。標的は天姫ではなく、後ろに控えるクリステル達である。

瞬転。天姫はすぐさまクリステル達の前に移動し、刀を下から上に切り上げ、電撃の波を空へと吹き飛ばした。


それは、隙をついたエルフリーデがクリステルを奪うのと同時であった。


「あぐっ、くっ」


エルフリーデはクリステルの首を掴み上げた。

クリステルの両足は地についていない。伸ばした爪先が小刻みに揺れていた。か細い首のみで体を支えているが故、苦悶の表情を浮かべている。


「そりゃ悪手じゃろ」


そう言った天姫が前屈みになった途端、エルフリーデをクリステルを掴んでいる手に力を込める。


「っが、うぅ」


クリステルを盾にされ、天姫は仕方なく刀を鞘に戻した。


「どうするつもりじゃ」


「想像の通りよ。クリステル様達はこの場では殺さない。私の意志はすなわち星の意思と同義。その光の意思とあなたの言う人の意思。運命がどちらを選ぶかやってみましょう」


「ほぅ。わらわの言い分に耳を貸すとはの」


「あなたはどうでもいい。けど、その子は違う」


そう言ったエルフリーデは天姫を見ていなかった。

天姫がそれを疑問に思った瞬間、うなじをぞわりとした寒気が走り抜けていった。

モノノケの王である自分が何を感じ取ってこれほどまでの身震いしたのか。振り向いた天姫は幽鬼の如く立ち上がったアヤメを見た。


ぐりんと白目を向き、血に染まった表情は凄惨たるものである。

本来であれば出血多量で動けるはずもない。立っているだけでやっとのはずである。

しかし、その姿は精神の強靭さを皆に植えつけた。


「クリステル様をはなせ」


アヤメは言った。

天姫「暇を持て余した」

エルフリーデ「神々の」


天姫・エルフリーデ「「遊び」」


エルフリーデ「・・・・・・私ひまじゃないんだけど」

天姫「わらわは暇じゃ」


終劇

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