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「屋敷」「洗濯」「役に立たない高校」

「おぅいー。いくよー遅れるいくんだよー」

 …あぁ、やはり今日もなのですね。私は小さくため息をつきます。まったく、どうして私は高校なぞに毎日いかなければならぬのでしょう。それも自分のご主人さまと共に。

「すみません、お嬢様。まだやりきれていない仕事があるのですが」

 とても広いお屋敷を、私含めた4人程度で切り盛りしているのですよ? まだ洗濯もしていないし、掃除も行き届いてない。高校では効率の良い家事のやり方を教えてくれるのでしょうか。高校に通っていたって、お嬢様は片付けの仕方はもちろん、靴紐の結び方さえ知らない。

「えー…じゃあ待ってるー」

 …私とそんなに一緒に歩きたいのでしょうか。それとも授業をサボりたいだけですか。

「がんばれ~。なんにもできなくてごめんね」

 玄関で土下座するお嬢様。…悪い人ではないんです。

んんんんんん。毎回いってますけどよくわからないです。でもあれですよ、多分私このお嬢様めっちゃ好きです。

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