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「桃色」「告白」「激しいメガネ」
あれですね。あれ。これはないわ。呼び出され場所に着いた瞬間のことです。
「好、きです! 付き合ってくだ…、いただけませんかっ」
桃色丸メガネ鼻まで前髪くんに告白されてしまいました。
「あ、あー…、すみません無理ですごめんなさい」
いやこれマジメに即答もんですからね。誰が前髪の上にメガネのせてる人と付き合えるのでしょうか。
「…そ、そりゃ、そうですよね。こんなニキビ顔じゃ…すみません」
「いえ、別にそういうわけじゃないです」
…ツッコみがほしいのでしょうか。ってかこんな人私の学校にいらっしゃったのでしょうか。でもあの声…いえ、そんなはずないですね。
さようなら、と素っ気なく彼女は帰って行った。僕はうざったるい前髪を適当にピンでとめ、携帯の裏側を見ながら適当に整える。そこには、どこかの雑誌にのっていた顔が。ああ、もうすぐ収録の時間だ。僕は走り出す。
きっといつか、桃色メガネ前髪僕の告白を受けてくれる人がいたら、…すごくいいなと思うよ。
あれですね。あれ。これはないわ。勢いとメガネで書きました。お題難しいっす。