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「水」「カブトムシ」「人工の子供時代」
コンクリートに水を流して、養殖したカブトムシを庭にはなす。大人になって、『子供のために』と自分の子供に人工の子供時代をつくった。きっとこの子は将来大それたことは何も出来なくて、今のぼくのように『これから』を駄目にしていくのだろう。
流れる川。生い茂る緑。生き物の音。…楽しかった。今でも鮮明に思い出すことができる。ぼくの過ごしたあの頃は、嘘だったのか。ぼくのすべては、偽りか。
あのときだったら、誰かが教えてくれたろうか。
子供のうちに色々やっとけ、ということでしょうか? 自分でもよくわからないんですよね。今からそう遠くないお話かもしれません。ありがとうございました。
※タイトルが『』になっていたため直しました。