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弱虫ラブレター

作者: 月光紳士

あなたに「好きですか」っと自分は聞けない

自分は弱虫だから

もし「嫌い」と言われたら生きていける気がしないから


あなたに「告白」をしようなんて思っちゃいけない

自分は友達だから

もし「ごめんなさい」と言われたら側にはいられないから


こんなにもあなたのことが好きなのに

表に出してはいけないなんて

なんて苦しいのでしょう、なんて辛いのでしょう、

一層の事言ってしまえばいいのかもしれない


「あなたが好きだ」と「あなたの側にいたい」と


でも答え合わせをするのが怖くて仕方ないのです


「拒絶」されるのが「距離」を感じるのが

たまらなく怖いのです


弱虫なのも、怖がりなのも、全部全部知っています


でもこの、あなたの隣という「この居場所」が心地よ過ぎて

離れることも、距離を置くことも、出来ないのです


だからといって、あなたが悪い訳では無いのだけれど

ただ弱虫で怖がりであなたのことを好きになった自分の所為なのだけれど

この辛い思いをどこに手放せばいいのですか


誰か、どのようにすれば良いのか知っているなら

「どうか教えてください」と頭を下げるかもしれない


「当たって砕けろ」と言う人がいるかもしれない

それが出来たら苦労なんてしてないのに


寂しい、悲しい、苦しい、辛い、

胸が張り裂けそうで、なのに押し潰されているようで


全くもって、どうしようもない

全くもって、不甲斐ない


そんな自分をあなたは好いてくれるかどうかなんて

考えるのだって怖いんだ


それは自分に自信がないから、それは自分に不満があるから

それ故の思考なのです


自分の思いだけをあなたに伝えるのはズルいと思う

あなたの思いを聞かずにいなくなる自分はズルいと思う


でもわかっているだけ良しとしてください

「わかっているなら」と思うかもしれませんが許してください


これでも、誰かに負けない、いや、負けたくない、それほどまでに

あなたのことが好きだから


言い逃げすることを許してください

そして、もしよかったら、もし自分のことを好きだといってくれるなら

どうか逃げた自分を追って捕まえてください


どうしようもないくらいあなたのことが好きです

見て頂きありがとうございました。

この後の「自分」と「あなた」はどうなるのか僕自身わかりませんが対になるものを書きたいとは思っています。

どちらも短編として楽しめるようにいたしますので見つけて気がむいたら御読みください。

長々と後書きまで読んで頂きありがとうございます。

又、作品を読んで頂ける機会がございましたら是非ともお越しください。


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