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人間ごっこ

不定期にアップ予定の詩集です。


正直、この部類の作品をなんと呼べばよいのか自身でも判断がつかないことが稀にあります。

広いお心で読んで頂ければ幸いです。


悩みを打ち明けるなんて、人間ごっこ

ただひとはその過程に酔いしれる


他人に指さされることが恐ろしいから

逃げることを正当化するために


自身が敗者になることを受け入れられず

逃げることを正当化するためには


試行錯誤した結果

悩みを打ち明ける


それはわたしの過去


ただ、わたしは本当に格好悪くて


あの頃、鴉が同胞にさえ思えた


鳩の糞のクリプトコッカスにさえ、共感する


平和の象徴さえも貶める感染症


元気出しなよ

大丈夫だよ


本当にそう思っている?


屈辱を感じた


その言葉は贋者だったから


言葉自体が私の前に姿を変えて現れた

贋者の姿をして


そして

わたしを阻む


違うよ、違う

わたしには贋者を否定する権利はない


だって呼び出したのは、わたし


対峙する贋者への屈辱感が

教えてくれる


この先の道筋を


だったら、


人間ごっこも


価値あるのかもしれない



そうだ わたしは、



人間だった






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