ベルセルク、永遠の未完 私が見たかったもの、希望
私が好きだったベルセルクは未完で終わったもう見ることができない。
だから、ベルセルクで見たかったものを文章にしました。
漫画は心の友である。もちろんいろいろな漫画にはまった。ドラゴンボールから始まり、ダイの大冒険、北斗の拳、スラムダンク、リクドウなどにはまった。
25年間俺の心を満足させ、慰めてくれた大切な物である。
いろいろな漫画にはまったが、永遠の未完になり、読めなくなったのが悔しい、悲しいと感じたのはベルセルクだけである。
モチロン、作者のウラケンが一番無念だと分かっているし、白泉社もヤングアニマルのエースを失った、いや盟友を失ったのは一番無念なのはよく分かる。
ベルセルクを読むのを辞めるのも読者の自由だから、辞めたらよかったじゃないかと言われると思うが、辞めることができなかった。
ベルセルクも漫画であるし、30年間も連載されているから、作風もいろいろと変わるし、読まなくなった時期もある。
でもファンタジー好きの私にとって、現実世界ではありそうでない、もしくは現実にあるんじゃないかと思わせる設定が好きだった。
これから面白い話があるとか、風呂敷をたたんでいこうと言っていたのに、20年も待っていたのに未完である。
未完になってしまった物はしょうがないしとして、せめてベルセルクで見たかった物を書いていきたいと思う。
9月にはベルセルク展も始まるし、ヤングアニマル編集部もいつまでも追悼ばかりしている訳もなく、ベルセルクの特集号みたいな物を組んで最後に読者をベルセルクで満足させようとしていると思うから、そのための心の整理である。
ウラケンはどんなものを描きたかったかは分からないが、自分がベルセルクで見たかったものはあくまでも希望だが3つある。
いろいろ気になったことはあるが、ベルセルクで一番見たかったのはキャスカとガッツそして赤子の関係である。
今のガッツ一行はセルピコはグリフィスにとって変わる親友にならなかった、イシドロもガッツを越す剣士にはならなかった、ファルネーゼもシールケもガッツにとっての恋人にならなかった、個人的にはガッツにとって旧鷹の団以上の家族にならなかったというのが私の評価である、
だからかな、私にとってのベルセルクのハッピーエンドはキャスカとガッツと赤子の家族仲良く幸せに暮らすことしか、考えられなかったし、見たかった。
まあ、ウラケンは違うエンディングを考えていると思うけど、
もう一つはグリフィスの終わりとか死ぬときである。ウラケンは狙ってやったかもしれないと思うが、まさしくドラえもんに頼っているたちの悪いのび太、なろう系の主人公の悪い部分を抽出してキャラクターにした感じが今のグリフィスだと私は思う。
グリフィスも生命体であるため、死とかは逃れられないと思うから、悪役の晴れ舞台そういった人生の終わりみたいな物が見たかった。
最後にベルセルクの作品内では魔術は真理追究みたいな物だったが、私個人は社会に役に立つ物、ビジネスみたいな魔術も見たかったかな。
例えば医術を追求した魔術師とか、剣術を使える魔術師、建築関係の魔術師とか、狩人の魔術師そういった
トロールとか、オーグルを倒すだけの魔術はこんなすばらしい設定があるから、もったいなかった。
私のベルセルク語りでした。
お便りよろしくお願いします。