第39章 6月第3週に於いて
霧雨から帰宅した後、コピー機を利用しようとしたところ、インクが切れて仕舞って居る事に気がついた。恐らく考査の印刷に随分沢山のインクを消費して仕舞ったのだろう。型番だけ間違えぬ様写真に撮っておき、後日買いに行く事とした。
次の日登校すると、僕は直ぐに数学研究室へと向かった。武石先生に霧雨での活動許可を貰う為だ。初めは驚いて居た武石先生だったが、「とても有意義な活動だと思います。普通はね、顧問の予定を先に聞いてから活動を判断すべきだけれども、今回は霧雨との調整も有ると思うので大丈夫です。最悪顧問団誰も行けなかったとしても他の先生に引率だけなら頼めるし、そうしてでも実施する意義は有ると思いますよ。あ、ですから其処に関しては何の心配も要らないから、うん。」と大絶賛。心配は杞憂に終わった様だ。
さて、此の日のLHRでは席替えを行った。まあ其れ自体は全く問題無かったのだが、席替えをしたとなると円滑に授業を進める為には座席表が必要となる。其処で僕は座席表の作成を引き受ける事にした。一応中三の時もやっていたし、デザインには自信も有る。まあ大丈夫だろう。ただインクが無いと作った座席表を印刷できないので帰りに買っておいた。
翌日座席表を持って行くと、予想以上の高評価であった。此れは嬉しい。然し何故だか此の日はクラスでクラスメイトの新沢の写真を撮るのが流行と化して居て、どういうわけだか疑問に思った。
因みに流行と云えば、うちの学級では「Hopping Marathon」と云うスマホゲームも流行って居る。此れはどの様なゲームかと云うと、キャラクターが画面の左から右に向けて走っていくのであるが、途中針山や落とし穴などの障害物が在るので、其処を跳ばせて回避すると云う物だ。画面に触れる事でキャラクターは跳ぶので操作は簡単だが、跳ばせる時機を合わせるのが難しい。だがクラスメイトの中野が非常に得意らしい。凄いと思う。
次の日は英会話に行ったのだが、すると其処にはイングリッシュパーティーの御知らせが掲示されて居た。此れは英会話の先生と生徒が集まり、英語で会話し乍ら食事を共にすると云う物だ。此れ、僕は過去に何度か参加した事が有るのだが、意外と結構楽しいので、参加を是非検討してみようと思う。




