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クビになった男

作者: 灯宮義流
掲載日:2008/08/25

 松中電気グループを退職することになった二人の男がいた。

 元課長の下川しもかわ、そして係長の羽田はだ

 下川は、自分が勤めていた会社に背を向けながら項垂れた。

 自分の熱意を訴えて念願の就職を果たし、それから何年も忠誠を尽くしてきた

 部下の羽田はそれに比べればまだ入社歴は浅いほうだが、決して不出来な人間ではなかった。

 何故自分達は、会社を追い出されてしまったのか。

「課長」

「言うな。もう私は課長じゃない」

「下川さん……」

「ふう」

 長年務めてきた会社をクビになったことは、想像以上に堪えているようだ。

 羽田は、下川がクビになったことが解せなかった。今まであれほど会社に尽くしたのに……。

 失礼と解りながらも、彼は聞いてみた。

「どうして、下川さんはクビに?」

「……そうだな。何が原因かと考えれば、商品説明会だろう」

「ああ、僕はいけませんでしたが。なにか失敗でも?」

 フッと下川は笑った。

「私は完璧だった。全てにおいて抜かりがなかったはずだった。だが上層部はお気に召さなかったようだ」

「下川さんが言うからには間違いないはずです。話してください、どんな商品だったんですか?」

 羽田がそう聞くと、下川は一呼吸おいてから、話し始めた。

「それは私の長年の夢だったのだ……」


                    ◆


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 自動ドアさんとゴッツンコくん!

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                    ◆


「ゴッツンコくんの何が悪かったというんだ! チクショー!」

「……会社は英断を下されたのかもしれない」


久しぶりにシンプル千文字以内。

その2とその3も考えたのですが、肝心の商品が思いつかずボツ。

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― 新着の感想 ―
[一言] 初めまして桜色です☆作品、拝見させていただきました☆最初は真面目な作品かな?と思わせて後からどんでん返し!なかなか好きです☆これからも頑張ってください
[一言] 下川がクビになった理由が気になりますね。 文章は効果的ではない人称の混合と視点ブレ。それプラス、人物設定が企業戦士であるわりに言葉遣い(敬語)がそぐわないことから3にしました。 ストーリーは…
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