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定跡の外  作者: 森扇
1/6

1話

ああ、負ける。


直感で分かった。


局面はまだ中盤だ。投げるにはまだ早すぎる。ここで投げたら観戦している先輩に怒られてしまうかもしれない。


だけど、もう遅かった。


頭が働かない。手が動かない。


勝機が見えない将棋を続けることが僕はできない。


持ち時間が切れて、チェスクロックが喧しく電子音を鳴らし始めた。


結局秒読みに終われて適当な手を指した。直前の手に対してなんの意味もなさない酷い手だ。当然その対局は負けた。


途中で諦めておきながら、怒られたくないからという理由で長引かせた酷い一局だった。

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