第1話 〜セリー〜 :いつもと違う同じ声
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また素がでた…
はぁ…
やっぱり苦手な人と無理やり仲良くなる作戦はきつい…
もう2ヶ月でギブかもしれない…
無理やり仲良くしてるってバレないといいけど…
「あ…えっと…ごめん…セリー…」
「…ん…?セリー…?」
「え? セリー。 …?」
セリー……?
なんだその呼び方…
今まで【セーちゃん】呼びだっただのに…
ま、まぁ…ちょうどいい距離感の呼び方なのか…?
でもどうして、
『ん?セリー呼びだったよ?え?』
みたいな反応なんだ…?
いつもの声なのに…いつもと違う…
まさか…
「アイデル…?私のこと…嫌いになった…?」
「え?なんで…?」
「いやだって…【セリー】って…」
「……はっ!!!
え、え??セリーって呼んだ?ご、ごめーん。笑
セーちゃん!セーちゃんだよね?」
「……うん」
「嫌いになんかなってないよ?笑
むしろ大好きだよ。大好き。」
…それはそれでちょっとキモいからやめてほしいけど、まあいいか…
「よ、よかったー。笑 わ、私たち、ものすごく、
仲良しだもんねー?笑」
「そ、そうだねー!笑」
…
よかった…バレてなさそう…
…
でもなんか引っかかる。いつもと同じ声なのに…
いつもと違う気がする…
中身が…入れ替わったというか…こう…
「別人みたい……?」
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