青天の霹靂、土曜の会議
モニカ:大垣先生!
大垣:なんだ…演劇部の事か?
モニカ:そうです…活動停止を解除しようと思って…
湊:どうして私たちに?
ここは総合スポーツセンター。11月のある土曜日、活動停止になったとある高校の演劇部が集まっていた。
ちー:おはよう。みんな来た?と言っても、来れる人だけでいいって言ったんだけどさ。
きらりん:亀有から来たわよ、綾瀬区民さん!
わたぼう:千住からだと直通のバスないんだよねぇ~でも来たよ~
クロエ:部長が来なくてどうする!でもほとんど道一本だけどね。
ちー:ありがとう。あと色々な人を呼んだんだけど…
由依:おはよう。住所を晒すのはよくないよね~
エミ:と言いつつ六町民の由依さん、私は五反野の和菓子屋生まれ、五反田の学校育ちだからね。
帆花:清掃工場から登場…というよりエミさん今社会人では…
柚乃:今は草加、昔は山梨、そして高校時代は日暮里でした…ってそんなことはいいの。話はみんな聞いてるよ。
くるみ:お久しぶりだよね。ねぇ、何をしてるの?って本人がいないんだけどさ。
早苗:…とりあえず事情を話してください。
クロエ:…彩子が学校にシュールストレミングをぶちまけたんです。しかもまだ未開封の物があったらしく…計画的な犯行をする予定だったみたいです。
きらりん:彩子の言い分として、あれは知優へのいたずらが目的だったそうで…
由依:…あなたたちは止められなかったの?
わたぼう:それを知っていたら止めていました。しかし、私たちも…彩子の親も知らなかったみたいです…
エミ:…過ぎたものは仕方ない…とは言えないよなぁ…
帆花:せっかく後輩が入ったのに悲しいよね…
くるみ:私と早苗は本来なら今日合格を伝える予定でした。昴と海美も今日が試験でした…
早苗:彼女たちを責めたくはありません…でも…
きらりん:…本当にごめんなさい…
由依:…顔をあげなさい。ねぇ、何も知らなかったんでしょ?もしかしたらわたぼうと知優ちゃんは少し後悔もあるかもだけど…でも、関係ないのならあなたたちが責任を負う必要はないわ。
エミ:それにね、私の代もあったから。ちょうどここから近いんだけどさ、あの高校にカチコミしてボヤ騒ぎ起こしたやつがいたの。部員は私以外全員退学したの。だから最後は私だけ。そして私が卒業したら廃部になるかもしれなかったの。その時に来たのが…石原結衣。ひよりのお姉ちゃんだよ。
ちー:あ!ゆいねえ!そうだったんですか!てっきり姉妹二人とも小松川かと…
エミ:…小松川高校は頭が良すぎてやめたみたいね。ちーもそうでしょ?
ちー:そうですね…あとはやっぱり週6はきついです…
少しの間、沈黙が走る。一時のいたずらだけでこうなってしまったら…あとはどうすればいいのだろうか。
クロエ:私、もう少し交渉してみる。
湊:私としても演劇部がいないと厳しいですが…
モニカ:そこを何とか!
湊:綿帽子さんや天河さん、クロエさんに綾瀬さん、金崎さん…彼女たちが頑張ってるのは知ってます。でも…
モニカ:本人たちがね…




