アメンボは赤色、あえいうえおあお
きらりん:前書きの担当失礼します!では私から質問します!「上手」「下手」…なんて読むでしょう!
ここはとある高校の演劇部。今日からいつもの閣議等に戻って部活を始めるらしい。
海美:今日の活動を始めます。その前にこの部活は10分前行動が基本だからね!遅れないこと!
昴:何か遅れる時は連絡してください。じゃないとこっちが心配するので…
くるみ:掃除当番や委員会などある場合はちゃんと言ってください!
早苗:それと演劇部の練習中、部活中はスマートフォンの使用は厳禁ですよ!何かある場合は許可を取ること!
きらりん:と、言ってますけど…肩の力は抜いて!練習以外では仲良くいきましょう!
わたぼう:親しき中にも礼儀あり、守らないとたぶん厄介なことになるかもですよ。
クロエ:早速今日は…爆弾ゲームでもしますか?
彩子:ルール…の前に追いついてこれてる!?
結愛:はい…何とか…
麻依:…ぽへー…
ちー:つまり…どこに地雷を置けばいいんですか?
彩子:…まぁ。始めて行きましょうか。
そして爆弾ゲームが始まった。爆弾はそこら辺にあったリュック(たぶん誰かのやつ)、しかしもうそれはそれは混沌とした状態となった。
海美:ちがう!私は部長だ!
昴:そんな…ここはどこの箱庭じゃ?
くるみ:おいおい、なんでここだけツイスターゲームになってるの?
早苗:爆弾ゲームとは何でしょうか…?
結愛:ちょっと仕切り直した方がいいじゃないですか!?
麻依:そうですね…
ちー:今度は何をしますか?
海美:そうだな…滑舌とかってやったことある?
結愛:私は中学時代演劇をやっていたけど…まじめにやったことはないかもです。
麻依:私はないです!
ちーちゃん:私!気になります!
くるみ:…え!?
彩子:たまにあるんです。彼女は好奇心の鬼ですから。
海美:それじゃあ今日はいつもの滑舌と運動をしていこう!
こうして体操をした。体が適度にほぐれると今度は滑舌の練習をし始めた。滑舌はいつも長音や短音、息継ぎや早口言葉などを10分を目標にできるだけ時間をかけて行う。
海美:じゃあ今日はこれを読んでみようか。
昴:これなんて読むと思う?
結愛:とろううり?
麻依:そとろうばいりでしょ!
彩子:ちがいますよ!これは…そとろううり?_
海美:ういろううりね。外郎売。
くるみ:しろくろ抹茶上がりコーヒーゆずさくら?
きらりん:悔しかったら言ってみな…って!違うよ!…とりあえず読んでみて!
結愛:拙者親方と申すは…
麻依:元朝より大晦日まで…
こうして時間になるまで外郎売を読んでいた。気が付けば今日の部活は終わりの時間だ。
海美:今日の部活はこれで終わります!また明日、授業が終わったらここに来てください!
モニカ:蟹江さん、ちょっとお話が…
早苗:前書きでは雑談を少し、後書きは次回予告を少し…
海美:大変だ!この演劇部が…
くるみ:増えるなら演劇用語をおさらいしなくては…
昴:…答えは“かみて”、“しもて”…だよ。