色々な痛み、癒しの昼飯
海美:え?合宿明日までなの?昼に帰ってくるの?では…これで!
ここは御宿の海岸。今日も今日とて演劇の練習である。とある高校の演劇部は今日も練習をするようだ。
クロエ:おはようございます!喉の方は大丈夫?
きらりん:喉は問題ないわ。それよりも一年の心配をした方がいいわよ。
柴乃:おなか痛い…
陽菜:腰が痛い…
ひかり:喉が痛い…
きらりん:喉痛い人いたでしょ?
クロエ:ひーちゃん以外に喉が痛い人っている?
ちー:さすがに痛いわ…
智美:私も…
麻依:声がかすれる…
柴乃:それはないかな…
結愛:身体全体問題なし!
彩子:とりあえず体操と発声はするけど…無理はしないでね。
こうして体操と発声練習を終えて、今日は朝から一回通して、そのあと劇の演技の練習が始まった。そのあとはお昼を買いにセブンイレブンに向かった。
モニカ:今日はコンビニでごめんね!予算がないわけじゃないの!
クロエ:本当はスーパーが良かったんだけど…遠いんだもん!
きらりん:でもいいじゃない!むしろ恋しかった人もいるんじゃない?
わたぼう:みんなで食べればなんだって美味しいんだから!
彩子:とりあえずこの店のおにぎりを全部…
こうしてコンビニでお昼を買い物した演劇部。海岸に戻り、ブルーシートを広げてみんなで食べた。おにぎりは買い占めなかったものの、ブルーシートの上は食べ物でいっぱいだった。
ちー:美味しいねぇ!このサンドイッチ!
智美:夏は冷やしラーメン一択だろう!
ひかり:冷やし中華も捨てがたいですけどね…私があまり好きじゃないから…
柴乃:海岸にはサンドイッチぐらいがちょうどいいよ!
陽菜:それにしても…
クロエ:ひーちゃんの言いたいことはわかるよ…
麻依:…彩子先輩滅茶苦茶食べますね!
彩子:そうですか?まだこれからですよ。
モニカ:そんなに食べたら太るし動けないよ?
きらりん:…麻依もそれなりに食べてるけど…食べてないように見えるのよね…
麻依:結構お腹いっぱい…
彩子:え?
杏子:結愛ちゃんはお昼ごはん中に脚本を見るんだね。
結愛:…あ。ごめんなさい。癖で…
彩子:ご飯中ぐらい演劇を忘れようよ…
結愛:本当にごめんなさい…
ちー:大丈夫!これからだよ!
モニカ:それじゃあそろそろ終わりにしましょう!
彩子:じゃあ午後一の通しと場面転換の部分をやるよ!
クロエ:ちょっと待って。私は本当に照明なの?
彩子:…本当だ。この脚本まだ直してないや…先生、照明できますか?
モニカ:構いませんよ。でも本番は先輩に変わっても大丈夫?
彩子:その時は一報ください!
こうして通し練習とつなぎの部分の練習をやった後、旅館に戻った。時間にして18時、実は明日で終了である。
モニカ:さぁ、今日の部屋はどうする?
きらりん:それじゃあ私はわたぼうと陽菜をもらおうかな。
クロエ:それなら知優と彩子はこっちだね。
モニカ:じゃあ適当に決めようよ!
結愛:ぶっちゃけこの役ねぇ…かったるいわ。
麻依:それを言うのはよくないよ…
結愛:君は私の何様なの?別に何を言ったっていいじゃない。
智美:…いい加減にして。私、そういう言葉を聞きたくなかった。