イニーフィネ皇国出身の人々
イニーフィネ皇国出身の人々
かつての古き大イニーフィネ帝国の技術者が創造した『七基の超兵器』一覧。七基の超兵器は、全て、惑星イニーフィネ(女神フィーネ)より直接、そのエネルギー源であるアニムスを吸い上げ、起動し、行使する禁忌の古代兵器。
これらを用いて、古き大イニーフィネのイニーフィネ人は、さらに前からいた民や敵対勢力を駆逐・支配していった。
七基の超兵器一覧
『転轉基』、異世界よりイニーフィネに人間を転移させ、また、転送する基。そのような異世界より呼び寄せた人々を労働力や実験体としていた。起動鍵は
『煉獄基』、その範囲を燃やし尽くし、灰燼と化す基。起動鍵は
『封殺基』、その範囲に亘って全ての異能を封殺する基。起動鍵は聖剣『封殺剣』。
『魔餓尽基』、対象のアニムス(マナ/魔力)を、生命が尽きるまで、奪うまで吸い取る基。起動鍵は
『雷基』、その対象に惑星規模の雷撃を撃ち落として、その範囲を滅ぼす基。起動鍵は『雷基理』。
『神の箱艦』、かつて、沈まぬ島と呼ばれていた神の戦水艦。起動鍵は
『??』、
イニーフィネ皇族の皇宮護衛団
近衛騎士団:前団長は、グランディフェル=アードゥル。
近衛異能団:前団長は、エシャール卿。
近衛魔法団:現団長は、ヴェロニカ=クイーナ・ディ・イルシオン
イニーフィネ皇国の軍組織:正規軍
騎士団:
兼、炎騎士グランディフェル
異能団:
兼、紅のエシャール卿
魔法団:
兼、風嵐の魔女ヴェロニカ
副団長:オルテンシア=クイーナ・ディ・イルシオン
機甲団:尖兵の役割を果たす。主に機械化された軍団。敵軍の前衛を破るための突破軍。
機甲団団長:殲鋼の機巧師ロード。
機甲団副団長:ジェネラル、ジョーカー
督戦隊隊長:ムンドルール、キング、フクラーム、デルベルン
第一分団長:ガイウス。隷下:クトン、テクナ、
第二分団長:ブリアンテ。隷下:クロモベロン
第三分団長:デュグル。隷下:ヴューフ、コルフェ、ヴャレット、テュプォーン、イェルター、ヴェーメント、バージェフ、パサドゥ、ゼメルガ、ベルデ、ガニッシュ、ソォカム、アルトゥーノ、
第四分団長:ヴォグニエロ。以下、サングザル
第五分団長:ニールス。以下、
殲機隊隊長:
獣師団:皇国奥地に棲息する魔獣を調教し、兵力に編入した軍団。それら魔獣を操る獣師達の軍団。機甲団と共に、敵軍へとまっしぐら、蹴散らす軍。
獣師団団長:黒竜騎士『黒翼のルヤンカス』
獣師団副団長:赤竜騎士
戦獣隊隊長:
戦竜隊隊長:
各団長の二つ名
近衛騎士団団長:『炎騎士グランディフェル』
近衛異能団団長:『紅のエシャール卿』
近衛魔法団団長:『風嵐の魔女ヴェロニカ』
近衛魔法団副団長:『雷颫の魔女オルテンシア』
機甲団団長:『殲鋼の機巧師ロード』
第一分団長:『軍靴の狂機ガイウス』
第二分団長:『断罪の刃機ブリアンテ』
第三分団長:『鋼鐵の殲機デュグル』
第四分団長:『鉄教の葬機ヴォグニエロ』
第五分団長:『滅火の焚機ニールス』
獣師団団長:『黒竜騎士黒翼のルヤンカス』
皇女アイナの侍従
侍女長アターシャ
近衛騎士サンドレッタ
近衛魔女????
アイナ=イニーフィナ
Ayna Inifina
イニーフィネ人の少女。イニーフィネ皇国皇位継承権第三位。姫。皇女。上述のとおり。
ルストロ=イニーフィネ
Lustro Inifine
アイナの父親。イニーフィネ皇国王太子。チェスターの兄。すでに死亡している。温和で誰にでも優しく、他人の考えを尊重できる人物。協調型。
アスミナ
Asmina
アイナの母親。今は亡きアイナの父ルストロ皇子の妃。眼の色はアイナと同じく藍玉色。
リューステルク=イニーフィネ
Liusterk Inifine
アイナの兄。すでに死亡している。
チェスター=イニーフィネ
Chester Inifine
ルストロ皇子の弟。第二皇子。アイナの叔父。
異能:『空間管掌』。
自分にも他人にも厳しい人物であり、口数も少ない。唯我独尊の人物。長身。筋骨隆々ではないが、がっしりとした筋肉質の体格、いわゆる細マッチョ。
「はははっおめでたい奴め、アルスラン。お前は自分の異能や魔法剣に頼り切り、その威力を『自身の力である』と勘違いしているおめでたい愚か者だ、バカめ」
※本編『五世界幻想譚-The Fantasy of Five Pieces-』における現・イニーフィネ帝国皇帝。
エシャール・ヌン=ハイマリュン
Ešhār nun Haimaryun
秘密結社イデアル所属。元・イニーフィネ皇国近衛異能団団長。口を開かなければ、優男風のイケメン。金髪紅眼。二つ渾名は『紅のエシャール』
津嘉山三兄妹の父、津嘉山 正臣を血殺した男。『灰の子』の首領塚本勝勇との戦闘にて敗北。異能返しにより『血封』された。
異能:血液、『血氣』、我が内なる『世界』・・・、『血世界』
技名:紅蹴刀、紅氣鏃、紅手腕、紅血爪、紅氣剣、
「殿下殿下殿下殿下殿下殿下殿下殿下殿下殿下殿下っ―――おぉう私には殿下がそこにおわすのが見える。おぉう殿下っチェスター殿下ッが降臨される!! チェスター=イニーフィネ皇子殿下―――ッ!!」
「ふふっふひゃひゃひゃひゃひゃひゃっ!!殿下、殿下殿下殿下殿下っチェスター殿下・・・ッ!! 貴方様に命じられ、封印せしこの異能『血世界』。ついについに使ってしまい、しまいしまいしまい―――私にお仕置きをぉおおお―――ッ。あぁお仕置きが愉しみです、殿下。チェスター殿下・・・っ!! グランディフェルめ悔しいか?あぁ悔しいだろうよ、グランディフェルっ。ふひゃひゃひゃひゃっ私だけがチェスター殿下よりお仕置きを戴けるのだからなっ!! ふふっ・・・ふひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃっ!!」
※本編『五世界幻想譚』では、その第三章にて復活する。
グランディフェル=アードゥル
Grandifer Ādur
イニーフィネ皇国皇室に仕えていた元・イニーフィネ皇国近衛騎士団団長炎騎士。『炎騎士』。『炎煌剣パフール』の所有者。
金髪碧眼。がっしりとした筋骨隆々の大男。二つ渾名は『炎騎士グランディフェル』
「アイナ様のその御慈悲、ケンタ様のその御優しさにこのグランディフェル言葉では言い表せないほどの感銘を受けたしだいでありまする。しかし、俺はチェスター殿下第一の騎士でございます。己の生命を賭してチェスター殿下に仕える身。大いなる施しを受けようともアイナ様、ケンタ様に仕えることができない、ということが・・・俺への罰だと思っております」
※本編『五世界幻想譚』では、その序章にて、覚醒したアルスランの氣の斬撃を喰らって敗北した。
サンドレッタ(サーニャ)=カルナス
Sandretta Kalnas (Sanya)
炎騎士グランディフェルの娘。“カルナス”は母方の姓。
近衛騎士であった父グランディフェルの造反により、不遇な子ども時代を送り、少し前までは、修道院にて軟禁状態にあった。愛称はサーニャ。上述のとおり。