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イデアル三頭

イデアル三頭


導師

秘密結社イデアルの頭目。

ネオポリス出身の人間。

 おそろしく頭がキレる人間、それは予見能力か勘ピュータと言っていい。

戦闘能力:異能『―――』


「私は遠路はるばる、理想を体現する『十二傳道師』の皆が、ここに集うてくれたことに感謝しよう。此度の会合の議題はいくつかあり、先ずは、私が最重要案件とした一つの目の議題から征こう」


「私が集わす十二席。私が全五世界へ、その隅々まで遣わす理想を体現した、我が『十二傳道師』は、五世界に暮らす全ての人々の幸せのために、平和と共存のために尽くす愛ある奉仕者にして、理想を体現した『理想の行使者』。―――争いのない五世界を創造するその『理想を成すために我々は在る』のだ―――」


※『五世界幻想譚』より

「はい。針崎さんのご察しのとおりですよ。我々は『世界統一化現象』を機に誕生し、『理想』を成すために古より連綿と受け継がれてきた『もの』。我々は『争いのない理想的な五世界』を造るために、この『五世界』を常に観測し、介入し、改変し、ときには実力行使に出る。―――私達に用意されし三席と、そして、私が集わす十二席は『理想を成すために我々は在る』のです」


「あのイニーフィネとエアリス(ひのくに)との間に勃発した、あの無益な北西戦争を終わらせるように当事者に迫ったのも、終止符を打ったのも私達です」



「貴方が『五世界の権衡者』たる『十二傳道師』に成ればその夢は叶うでしょう。貴方の『理想』は素晴らしい。さすがは次代のルメリア皇帝ステファヌス殿」



「見たであろう?サナよ。あのときのラルグスは、自身の『氣』を使用し、『氣刃化』させていた。だが、本人は気づいていないようだったが、ラルグスは無意識的に大気中の『アニムス』を、自身の氣に同調させて自身に取り込みそれをも使用していた」


「つまりラルグスの能力は一般のオルビス人のさらにその上をいっているのだ。一般のオルビス人は自身の『アニムス』を使うため、長時間の『氣』の行使は心身への負担が大きくなるものだが、ラルグスは、それを大気中の『アニムス』で補っていたということだ。だから無数ともいえる氣刃を造り出せていたのだよ、サナ」




監視官/サナ

Sana

No.899-00-4891

秘密結社イデアル所属。

『導師』の腹心の一人。女性型機人。

戦闘能力:機人


「私は導師に自由に遊ばせてもらっている代わりに対価として『労働力』を提供しているって感じかしらね。・・・そういえば、針崎 統司。貴方の提供できる『労働力』はなんだったかしらね?」


「貴方の胸に刺さったその弾丸は、研究部門が開発した『針バレットⅢ(マッド・ハーリー)』。ネーミングセンスが皆無だけど。、、、まぁ彼センス悪いし」




特務官/ナッツ(敦司の呼称)/ナナ義姉さん(魁斗の呼称)

No.702/Nuts

秘密結社イデアル所属。

『導師』の腹心の一人。

ネオポリス出身の女性型機人。

 リラが『イデアル』を追ってきたところで敦司と共に出会う。淡々とした口調が目立つが、冗談や嘘が平気で飛び交う。兵装化していなければ周りからは人間にしか見えない。No.702を元に敦司がナッツと命名した。

戦闘能力:機人『兵装』


「リラと言いましたね。そのように身構えなくとも私は貴女に危害を加えません。現に私はそのアツシとかいう彼には危害を与えませんでした」


「火焔魔法で一瞬の隙を突かれ、逃げられてしまったというふりをしていたのです。私はたとえ貴女方がどんな行動を取ろうとも私にとっての脅威にはならないと判断したのです。私には通常の装甲以外に対アニムス装甲も備わっていますので、魔法や超能力系の攻撃では傷一つ付かないのです」



「、、、(惑星は丸い?それは当然です)。あくびは生理現象ですので、一向にかまいません。ですが、不平不満を一方的に述べる者は、この場には貴方一人しかいません。感心しませんよ、ルメリア帝国最高軍司令官ラルグス=オヴァティオス、いえ『不死身のラルグス』」



「三条 悠―――ありがとうございます。あのように心底楽しそうに戦うラルグスを見たのは初めてです。きっとラルグスは貴方と戦って楽しかったのでしょう」

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