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このような場において、全く違う“物語”を長々と語るのは、少し違うと思うのだが、、、

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※(このような場において、全く違う“物語”を長々と語るのは、少し違うと思うのだが、、、)


※『五世界幻想譚』とも『イニーフィネファンタジア』とも違う“if”の物語『アルスランがイルシオン世界に転移した場合の物語』。

 その話も過去に少しだけ執筆。そこでは、互いに共闘していなかった『イルシオン・デスピナ解放戦線』と『タワンナの自由』を纏めていくのが、アルスランになる物語。


※構想段階のその話を少し掲載する。

※『イニーフィネファンタジア』ではなく、『五世界幻想譚』でもない。


ロサのルート概説。(前述のイルシオン版)

正ヒロインはロサ=デスピナ・ディ・イルシオン。

The Episode of Ilusión


第一章『幻想の国(イルシオン)

第二章『(クルチ・)獅子(アルスラン)

第三章『薔薇姫(ロサ)

第四章『五花』


(旧)イルシオン王家は、カイセラ家(大いなる魔女イルシオーネの家系)。

それの附家であるイルシオン五候家:クイーナ家、レギーナ家、デスピナ家、シャーナ家、タワンナ家。

 この五つの候家はカイセラ王家の王領以外のイルシオンを五分割し、互いに同盟と反目を繰り返していた。

 時代の経過と共に、カイセラ家の統治は有名無実のものとなり、(応仁の乱の以後の足利家のような)その五候家の内紛を突いたイニーフィネ帝国の侵攻により、十二年前魔法王国イルシオンはあっけなく崩壊する。

 クイーナ家とレギーナ家はイニーフィネの帝都に連行され、シャーナ家はオルビスのルメリアに亡命、デスピナ家とタワンナ家は旧・イルシオン領に残り、イニーフィネ帝国の圧政への抵抗運動を煽動したりしながら、大規模な蜂起の機を窺っていた。



 重傷を負って倒れていたアルスランを介抱したのはロサ。亡国の衝撃とニコラウスへの敗北。アルスランはロサの家を間借りしながら、再びその生を取り戻していく。


 アルスランはロサと共に生活するうちにロサに惹かれていく・・・。

 そのような折、イニーフィネ帝国への抵抗運動を続ける旧イルシオン五候家デスピナ家の残党『イルシオン・デスピナ解放戦線』を率いるカクトゥスより、ロサに同組織の象徴的存在としての擁立の打診が入る。


 戦乱や内乱を嫌うロサ。アルスランは・・・?


 旧イルシオンの不穏な動きを察知したイニーフィネ帝国は大規模な治安部隊を派遣し、『反乱分子』の頭目であるロサの血縁者カクトゥスを捕縛し、イニーフィネ帝都へ連行することを決議。

 しかし、そのイニーフィネ帝国の動きを察知したカクトゥスは、僅かな手勢を連れて逃亡する。杳として“首謀者”カクトゥスの行方を掴めないイニーフィネ捕縛部隊の別働隊は、ロサを餌にカクトゥスを誘き出すために、ついにロサの住む街まで迫ってくる。


 ロサが住む街はイニーフィネ帝国の捕縛隊により、略奪されていく。ロサの家まで迫ってくる捕縛部隊。ロサの正体を見抜いたイニーフィネ帝国軍捕縛部隊隊長はロサを連行しようとする。


 イニーフィネ帝国捕縛隊、もとい、、、治安機関の手勢をいとも簡単に捻じ伏せるアルスラン。


「ば、ばかな・・・私の聖剣が・・・総督様より下賜された聖剣マナブレイクを・・・っ、、、」

 そうして戦意を喪失した男は、オレの目の前でずるりと崩れ落ちた、のだ。

「聖剣を素手で折るなど、、、ば、ばかな。お前は・・・、いったい」

「ふっ―――」


 オルビス出身のアルスランは、デスピナ一族の解放組織『イルシオン・デスピナ解放戦線』に加わり、実績を上げていく。


 旧デスピナ領イニーフィネ帝国総督府軍を破り、総督府を陥落させて占拠・占領する。『イルシオン・デスピナ解放戦線』は、総督府跡、元々は、デスピナ候家の城にその拠点を移す。


 物語の中盤の佳境として持って行くシナリオ→アルスランとロサが率いる『イルシオン・デスピナ解放戦線』の実行部隊は、旧・タワンナ領に潜入する。

 その頃のアルスランは、“伝説的な解放者”の再来とまで噂されるようになっていた。皆は『剣の魔法』(オルビス人のアルスランは、本当は氣を発動させているだけ)を使う彼を『剣獅子のアルスラン』=『クルチ・アルスラン』と。


 一方、


 旧・魔法王国イルシオンのタワンナ領にて独立運動を行なっている『タワンナの自由』の象徴的存在は、タワンナ家の令嬢ヴィオラ=タワンナ・ディ・イルシオン。そして、その『タワンナの自由』のNo.2は、タワンナ家令嬢ヴィオラの婚約者でシン(健太や敦司の友人、斎藤 真)と名乗る男だった。


 アルスランとロサはヴィオラ、シンを含めた『タワンナの自由』の指導部と会談を行なう。


“イニーフィネ帝国への反攻”

“イニーフィネ帝国からの魔法王国イルシオンの再興・再独立”

“権威主義的なイニーフィネ帝国の影響力排除”

 という、共通の利害の一致をみた両者は互いに協力し、同盟関係を結ぶことに成功する。


 これによりデスピナ家とタワンナ家の独立運動解放組織が一体化され、名称を『自由イルシオン解放戦線』とする。


 アルスランとロサ、シンとヴィオラ率いる『自由イルシオン解放戦線』の少数精鋭部隊は、旧タワンナ領イニーフィネ帝国総督府を急襲・撃破し、タワンナ領の総督府を陥落させる。

 イニーフィネ皇族の一人であったその総督は降伏。解放戦線は、総督を捕縛する。デスピナ領とタワンナ領で起きた事態を重く見たイニーフィネ帝国が、旧魔法王国イルシオンの残党を討つべく討伐軍を組織してくるのは目に見えていた。

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