『第六感社―――SIX SENSE COMPANY』の人々。
『第六感社―――SIX SENSE COMPANY』と、その人々。
『第六感社』は、日之国の民間企業で治安維持能力も保持する。
一般的には異能力を使った慈善団体だと思われているが、その実態は、能力者による一般人の管理・支配を目論む秘密結社であり民間軍事会社。
能力開発において数々の人体実験や諜報活動を繰り返し、いずれは日之国日夲政府を裏から乗っ盗るために、日夜画策する。
『転移者』を使った実験結果が欲しいため『転移者』を喉から手が出るほど欲しがっている。
『第六感者』から視れば、『日之国国家警備局』は目の上のたんこぶであるため、裏では『警備局』とは犬猿の仲である。また『第六感社』にも幹部会が存在し、『イデアル』とのパイプも持っている。さらに学校法人として第六学園という学校を運営しているが、実態は若い能力者を集めて、研究とそれを用いた軍事開発を行なっている軍産複合体である。
※第六感社の人々の姓名の由来は“暦”と“天文”
定連 重陽
Zyōren Shigeaki
日之国日府出身。第六感社諜報部所属の諜報員。現在は日之国国家警備局に潜入中。錘という武器を巧みに扱う。その錘は仕込み脇差になっており。外側が外れると、短刀になる。
※九月九日重陽の節句
野添 碓水 ??歳(俺)
Nozoe Usui
日之国日下出身。第六感社諜報部所属の諜報員。名刀『雨水』を用いる剣士。その正体は、主君日下 儀紹の密命を受けて第六感社に潜入せし者。
※暦の中気の一つである雨水。
芦原 旦悟
Ashihara Tango
※五月五日端午の節句。
針崎 統司 ??歳(私)
Harisaki Tōzi
日之国日府出身。第六感社能力開発・育成部兼能力者捜索部の所長。『日之国の信望者!! 強き日之国を信仰する者』で、強き能力者こそが国を統治する、という考えの持ち主。
※暦の中気の一つである冬至から。
九十歩 颯希 ??歳(私)
Kuzyūbu Satsuki
日之国日下出身。第六感社諜報部所属の高位諜報員で部長である針崎 統司とも対等に渡り合える女性。その正体は、『灰の子』からの潜入者。
※暦の五月。
松本 三輪坊 ??歳(私)
Matsumoto Sanrinbou
日之国出身。第六感社の取締役の一人。異能は火炎であるが、能力はかなり高く業火に匹敵する。火炎能力と相まってよく『三隣亡』と掛けられる。
※陰陽道で用いる九星の迷信の一つ。この日に建築すると火災に遭い、隣近所をも滅ぼすといって忌み嫌う日『三隣亡』。
渦輪 ??歳(私)
Uzuwa
第六感社の筆頭取締役。あまり荒事には慣れていなさそうであるが、当社はそれにあらず。兇技『六大殺』を使う。
会長 ??歳(私)
第六感社の会長。実はネオポリスの自我が崩壊したサイボーグの失敗作、いわゆる鉄人形でクルシュの傀儡人形。導師より融通されたもの。
水木 千歳(現在の依代の名前)/久留主(本名) ??歳(儂)
Mizuki Chitose/Cruz Kurush
会長の秘書―――しかしてその正体は、『イデアル』の理想の行使者『イデアル十二人会』の一角『流転のクルシュ』。
今代の依り代は、少女のような容姿をしている。
第六感社の奥の院。
※千歳「鶴は千年 亀は万年」




