86 コナモン開発
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(1535 秋 13歳)
連作障害を避けてイネ・ムギ・ダイズの2年3作を行っている農地も多く
小麦生産量がそれなりに多くなってきた。
飢饉対策の一環としてコナモンを広めている。
空海こと弘法大師が伝来させたという伝説のある[うどん]
香川の讃岐うどんが有名だ。博多こそうどん伝来の地という説もある。
製粉技術が低いから全粒粉に近いものになり、白いうどんにはならない。
これはこれで体にはよい。芯の部分よりも外側に栄養があるのは白米や玄米と同じだ。
塩田の開発、醤油の開発、宗田節の開発、干し椎茸もあるし、
カタクチイワシの乾物=イリコもある。うどんを作る条件は全てそろっていたが
塩も醤油もダシの素も全て高級品なので[土佐]うどんは
高級旅館である中村城でしか提供できない一品となっている。
うどんは塩水で小麦粉を練る。これにより浸透圧によって早く茹で上がる。
うどんの生地に含まれている塩は全て溶け出て茹で上げた後の湯は塩辛い。
打ち込みうどんは塩水を使わず水で練る。
茹で時間は長くなるが、茹で上げた後の湯は辛くない。
煮込みうどんは基本的に打ち込みうどんが使われる。
庶民には(讃岐)土佐うどんではなく打ち込みうどんを広める。
醤油は高級品なので、味噌をベースにした煮込みうどんにするのだ。
うどんのような長い麺線は作りにくいので
耳うどんのように団子をつぶしたような生地や
山梨のほうとうのようないろいろな食べ方を提案し、広めていく。
うどんでなく素麺ならば長期保管も可能で運搬もしやすい。
夏場に自分が食べたくて開発させていたが
難民対策、飢餓対策として、素麺の生産拡大を進めることにした。
素麺の製法は奈良時代には中国から伝来していたらしい。
三輪素麺で有名な奈良から各地に製法が伝播しており、
播州、備中、半田、小豆島、島原など心当たりのある産地も多く、
職人を連れてくるのは容易だった。
冬場の漁師の副業として、農閑期の農家の副業として
各地で広がりつつあったが、生産をさらに強く推奨したのだ。
醤油がまだ高級品であるからダシにつけて食べるのではなく味噌汁の中に入れる。
蕎麦も蕎麦切りではなく蕎麦がきにして食べることが多い。
蕎麦粉や小麦粉を使った[おやき]も広めている。
[おやき]といえば長野県が有名だった。
稲作に向いていないためにコナモン文化が発達した地域でもある。
こうして全国各地のコナモンを少しずつ広めている。
ただし[お好み焼き]は早々に断念している。
ソースづくりに必要そうな食材が足りないからだ。
作り始めると本物の記憶があるだけに確実に絶望が深くなるに違いない。
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