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戦国クラス転生  作者: 月本 一
54/285

54 新造弁才船

感想、誤字報告いつもありがとうございます。

(1532 冬 10歳)

堺に発注していた弁才船が初航海で中村下田港へやってきた。

資金は一条家が出し、御用商人に貸し出して運用させる。

一つの商家が持つ船としては大きい。ましてや地方の商家ではなおさらだ。

船員の養成や運用のノウハウも堺の商人の協力なしではおぼつかないが

少しずつ力をつけてもらう。


これで土佐の交易を促進させられる。

細川氏や大内氏の貿易中継点でなく土佐を中心とした交易だ。

清酒、和紙、硯、墨、筆、石鹸、椎茸、ロウソク、提灯、傘、団扇、

洗濯板、炭団、鰹節

かさばらない商品であり加工品ばかりだ。原料も地元産。

工業製品としては扇風機と脱水機が主力。

昨年生産を始めた炭団とのセットで炭こたつや木製火鉢が

最新アイテムとして京や堺でトレンドとなりつつある。

隠れヒット商品としては火打箱がある

火打金と火打石と燃え種がセットで収納できる箱だ。

足軽衆や小荷駄衆の遠征装備品として作った品だが

一般家庭や船員、猟師など日常的に火を扱う人々から圧倒的な支持を受けた。

土地柄、木工中心だったが、鍛冶師や鋳物師が増えてきたおかげで

ガラス製品の試作が始まっている。

吹きガラスは紀元前から行われている古い技術であり、

鉱物を溶解できるレベルの炉があれば製作は可能なのだ。

ガラスの器の試作は手探りであるが技術を磨いてもらっている。


逆に輸入するものが特にない。

庶民には国外から買うものが特にないし、資産も乏しい。

武士にしても刀、鎧兜もせいぜい数千あれば足りるし、

量産品はほとんどが支給されている。

鉄砲はまだ種子島に伝来さえしていないし、

独自開発するには知識も技術力も足りない。

まずは大型船に投資する。次の新造船も発注済みだ。

沿岸を警備する関船や小早は新造にこだわらず

数を集めてもらっている。各港に数隻常駐させて

水兵を訓練していく予定だ。

堺では唐船製作計画が進行中。

唐船は前世ではジャンク船と呼ばれたタイプで明側の主力船。

日明貿易で使われている外洋を航海できる帆船だ。

まずは琉球との直接貿易から始めて東南アジアへの進出を視野に入れている。

宿毛港には安宅船が作れる造船所を作る計画も進行中。

刀や鎧兜のメンテナンスをしてくれる鍛冶師や職人たちの

作業場は造船所を作る宿毛に移して大規模化することにした。


輸入商品としては豊作だった他国から安く米を仕入れて

転売したり、清酒を作っている。

それ以外は石炭、硫黄、硝石、鉛、鉄などの鉱物を購入し、

備蓄倉庫に蓄積している。今はまだ大量に必要としていないが

必要となってからルートを探し始めるよりも今のうちから手を打っておく。

面白いと思った方、

ブックマーク、ポイント、いいね、いただけると嬉しいです。

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