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戦国クラス転生  作者: 月本 一
47/284

47 津野平定

感想、誤字報告いつもありがとうございます。

(1531 冬 9歳)

年を越す前に津野氏降伏の報が届いた。

須崎港から岡本城、新土居城と続けて落とし、

主城である姫野々城を2000の兵で囲んだところで詰んだ。


当主である津野国高と重臣中平元忠を連れて帰ってきた。

身柄の処置は私にまかせる、という。何故に?。


「中村で隠居させる、といったのは房基であろう。

 今回、最も活躍したのは房基だしのう。」


『私はずっと中村に残っていましたが?』


「今回の最前線に出た兵の半数はお前の兵だ。

 須崎に兵を運んだのもお前の伝手だ。

 的確に補給を差配したのもお前の指示だ。

 わしらはただの駒よ。

 津野、中平、お前らはこの童に負けたのじゃ。」


もういいや、じいさんの相手をしてもいいようにあしらわれるだけだ。

『津野様、中平様、屋敷を用意いたしております。

 ご家族もじきに中村に連れてこられることでしょう。

 しばらくは中村の繁栄具合を見聞きしていただきます。

 年が明けましたら、お二人とも大内家へ使者といっしょに

 周防へ向かっていただきます。周防を見聞した後には

 そのまま上洛していただき、堺から戻っていただく算段でいます。』



「我らに上洛せよというのか?何故だ?」


『言葉にしてもわかってもらえないと思います。

 中村に帰って来る頃には自ずと答えがわかるでしょう。

 ここから先は戦の後始末の話をしたいのでお二人には

 下がっていただきます。』


津野、中平、両名には井の中から大海にでてもらう。

統率力も野心もある人物なので化けてくれると面白い。

2人を下がらせた後、房家と話をすすめる。


『さて、御所様。今回の戦の一番手柄は私ということでしょうか?』


「何か望みのものがあるのか?」


『今回。御所様にお預けした兵はそのまま全て召し抱えていただきたい。

 代わりに津野と中平の兵は全て私の足軽衆として鍛え直させてもらいます。』


「あれだけ鍛えられた兵を譲り受けれるのは願ったりかなったりじゃ。

 津野の兵を引き受けてくれるのも助かる。」


『次にこちらの家臣を転封させて津野の再開発をさせてもらいたい。

 今のままでは津野で餓死者がでますでしょう。

 津野の農地にかかわる民は全てこちらへ移して

 食糧は配給でこの冬を越させます。そのまま新しい農法を

 こちらで覚えさせようと思います。』


「津野を論功行賞で切り取るわけか、2人には聞かせられない話だな。

 津野の民は小作扱いか?。」


『まずは新しい農法を学んでもらわないと始まりません。

 新たな農地はどんどん開拓されています。

 津野にいた時よりも実りのある土地を手にできるのもすぐです。

 津野はこちらで農地を持てない3男4男などに募集をかければ

 すぐに移住者は集まると思います。

 とにかく今回の戦でずいぶんと蓄えを減らしました。

 津野の民を受け入れるとさらに減るでしょう。

 なるべく早く回収するにはなるべく早く津野を再開発をする

 必要があるのです。』


「優しいのか厳しいのか・・・」

史実で津野氏を下したのは房基の代になっての1545年頃のこと。

史実よりも十数年早い流れになりました。


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