4 ファイナルアンサー
2023/01/08 誤字訂正
・・・さて、長考に入らせてもらおう。
おそらく足利義輝が最も歴史改変しやすいポジションだと思う。
史実通り進むなら三好長慶が最も天下人に近いかもしれない。
織田家から選択されたのが信長を含めた4人の兄弟
織田家家臣が柴田勝家、前田利家
豊臣秀吉、帰蝶、市を入れて9人がまとまると大きな勢力になりうる。
徳川家康、斎藤義龍、竹中半兵衛、明智光秀も地理的に信長に近い。
地方に目を向けると
関東に北条氏政、東海に今川義元
北陸に上杉謙信、中部に武田信玄
東北は伊達輝宗、中国に毛利隆元
四国は三好長慶だがこの時代では実質は近畿だろう、
九州は島津義久か。
どこも単独で力をつけなければならないのは厳しいところだ。
中国の毛利は3兄弟の小早川と吉川を誰かが選べば楽だったろうし、
九州も義弘、義久、歳久、家久の島津は4兄弟だった。
近畿は三好・松永以外で誰かが六角、細川を選べていれば
織田を含めてクラス全体がまとまりやすくなっただろうに。
こうしてみると各自に選ばせることに悪意というか作意を感じる。
時代を変えさせるというよりもゲームに放り込んだモルモットのような・・・
・・・考えても仕方ないことだが、
忘れず心の片隅で注意し続けたほうがよさそうだ。
地方で独自に力をつけるのならば
北の南部、最上、浪岡、
東の蘆名、佐竹
四国の長宗我部、九州の大友、龍造寺
中央では浅井、朝倉、六角、北畠、細川。
戦を避けるならば、今井や津田などの商人もありだ。
皆にまかせてひっそりと傍観していくのならば「足利義昭」という選択もある。
結局は皆と協力をはかるのか、ひとりで頂点にたつのか、だろうか。
『転生する人物を選択してください。』
(・・・どんな意図であれ、乗せられていようとも、歴史好きとしてたぎらないわけがない。劣勢上等だっ!)
(この時代の鉱山の分布までの知識はない、朝鮮、明、琉球との交易を考えると
海に面している必要はある、となると、大友、尼子、若狭武田あたりなんだが・・・)
『転生する人物を選択してください。』
「土佐一条氏で1500年から1550年の間に生まれたのは?」
『一条房基と一条兼定です』
「それぞれ何年生まれだ?」
『房基が1522年。兼定が1543年です』
(よし、生年を教えてもらえたのは助かる)
(たぶん、これまで選択された中で一番早生まれは今川義元か武田信玄あたり
信長が1534、秀吉がその3つ下で家康は9つ下だったはず
一番遅生まれは黒田官兵衛か真田昌幸あたりだろう)
「一条房基にしよう」
『一条房基でよろしいですか?』
「一条房基で」
『一条房基に決定いたしました。』
「これより転生処理に入ります。しばらくお待ち下さい。』
選択された武将のうち最も早生まれは松永久秀(1508)
最も遅生まれは朽木元綱(1549)です。
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