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戦国クラス転生  作者: 月本 一
25/286

25 所領入手と宿毛開発

感想、誤字報告いつもありがとうございます。

(1528 1月 5歳)

年が明け、元服して1年も経ったこともあり、

所領を与えよう、という話が出てきた。

新しい米づくりで収穫量も上がり、

清酒、椎茸に始まり

各種農機具、手動扇風機や土佐団扇の開発など

実績に対する褒美が少なすぎるらしい。


そこで御一門衆の所領は一括で直轄地に変更して、

それをまとめて私の管理下に置くように願った。

御一門衆には所領からのこれまでの収入の倍額を

銭で支払うことを受け入れてもらった。

所領を管理し、収穫物を商人と取引して現金化する、という

煩雑さから解放されるメリットを魅力的に語った。

支給額がこれまでの収入の倍になるかわりに

京から下向してきた人々を保護管理してもらう役を受けてもらう。

元々、公家の方々なのでそれぞれの分野への理解は深い。

武家であれば一所懸命が根底にあるのだろうが

公家だと所領は与えられたものではなくて

帝から預かっているものという感覚で

所領に対しての思い入れが薄いのかもしれない。


下向者たちも、私個人の管理下だと私が戦場などで途中で倒れても

御一門衆が保護してくれている方が安心できるだろう。


いろいろ試せる直轄地を得たことは大きい。

直接配下となる人を持つことができるようになるからだ。

ついでに直接の配下に近い存在であった山の民の居住区も

正式に私の管理下にしてもらうことになった。

少なくとも数十人の人員を養える固定収入を得たわけだ。


人の手配などで悩んでいたところで冬も終わり、

再び新しい米づくり研修が始まった。

今回から私は表に立たずに、堀部親子を中心に進める。

これまでの経験者が成長し、説明や実地指導を行えるようになった。

今春で中村周辺はほぼ新しい方式の米づくりになる。


中村で早場米を使った研修では

昨年実施した土佐清水からも再研修にきたが

今回は中村の西に位置する宿毛からの受講者が中心だ。

特に問題なく研修を終えて宿毛へ移動。

土佐清水に比べると移動が楽なのが救いだ。


宿毛では昨年の土佐清水よりも更に歓迎されての出迎えだった。

中村で着実に収穫量が上がっていると聞き及んでいるし、

秋には千歯こきや唐箕が貸し出し運用され、

作業が大きく楽になったことを肌で実感していたかららしい。

昨年末には宿毛の酒蔵でも清酒を作り始めており、

酒のためにも米の増産への意欲が高まっているようだ。


指導に慣れた面子も多くなって、段取りをふくめて

特に問題はなさそうなので、塩田の適地選定に取り掛かった。

細々と塩を作っている場所はあったし、

遠浅な場所は塩害もあって農地にも港にも不向きなので

広い場所を使うのに問題なさそうだった。

開発するのには人手が必要で、農繁期の時期を避けるとなると

整備するには秋の収穫後になるだろう。

千歯こきや唐箕による省力化が生きることになる。


宿毛は貿易の拠点でもある。

豊後大友、周防大内との玄関口はすなわち日明貿易の窓口でもある。

港の整備にも人手が必要になりそうだ。

まずは投資の原資として収穫をあげ、各種商品で稼いでからの話となる。

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