16 田植え
本日(1/12)2本目の投稿になります、
ブッくマーク、いいね、感想、ありがとうございます。
励みになっています。
武将選択時のルールの間違いについてご指摘をいただきました。
前田利家が従二位の位階に叙されていました。
チェックしきれてませんでした。申し訳ありません。
前田利家が選択されなかったことにするか
ルールを変更してしまうか悩んだのですが
以下のルールを変更してしまいます。
・皇族および史実で正三位以上の官位になった人物は選べない。
(ただし、三英傑(信長・秀吉・家康)は選択可)
↓
・皇族は選べない。
例外そのものを失くしてシンプルにします。
これにともない第2話、第3話にも修正が入ります。
(1526 春 3歳)
いよいよ田植えのシーズンがやってきた。
寺坂屋には昨年末からいろいろな地域から種籾を手に入れてもらった。
酒のためと説明していたが、実は二期作へのチャレンジの一手。
春に植え、夏に収穫後、もう一度田植えをして、秋に収穫。
南国土佐だからこそできる二期作への布石。
春撒きは越前(北陸)か出雲(山陰)など北で生育した稲
夏撒きは日向(九州)など南で育成した稲
それぞれに地元で昨年植えた稲を混合させて植える。
自然交配を意識してチャレンジする。
それぞれに暑さ、寒さに強い種を残していく。
実入り(重いor多くの実をつける)がよくて
台風など強風に倒れにくい、そんな品種を作ろうと考えている。
酒米に向いた品種については、何年か後に先送りだ。
まずは塩水選。種籾を塩水につけて中身のなく軽くて浮いてくる
ものをはぶいて重くて沈んだ種籾を使う。
これを日当たりのよく肥料を使った場所で苗を育てる。
大きくした苗を正条植え(一定の間隔で揃えて植える)
この手順の利点は
・しっかりした苗が育成できる。
・成長した状態で植え付けて、しっかり根をつけさせる。
・養分のうばいあい、偏りを低減できる。
・風通しがよくなり、稲にむらなく日があたる。
・成長途上での間引きや草取りの作業がしやすい。
などがあげられる。
正条植えをしさえすればよいわけではなくてその前の田づくりが大切。
田から水をぬき、耕すところから始めた。
時代が違うと常識も違って、冬の間も田には水が入ったままだったのだ。
「乾田馬耕」なんて言葉を今の高校生はたぶん知らないだろう。
乾いた田を深く掘り起こす。
三又や四又の鍬なども見たことがないかもしれない。
本来なら馬や牛に農具を装着させて深く掘り返すのだけれど
実際にそれらの農具が動いているところを見たことがないので
4つ歯の備中鍬やスコップをつくらせて人力で掘り起こさせた。
再び水を張ってから土を細かく砕き、苗が植えやすいように平にする。
米という字を分解すると八十八となり、それだけ手間がかかる
といわれるが、これは後付けの話で実際は象形文字。
とはいえ前世でもそう言われていたのだから、この時代だと
更にたくさんの手間がかかり、手間をかけるだけ実りに結びつく。
いきなり整然と植えるのは難しいもので、
前世での幼い原風景では田に糸を張り、印がついた場所に
苗を植えていた。しかし、長い糸など貴重なので
目印をつけた木枠をつくって等間隔に植えさせた。
配下である安並と堀部の所領に絞って手をつける。
広い農地を管理している地元のリーダー格を集めて
事前説明会をするところから始め、
それぞれの作業の意味合いについて理解・納得してもらいつつ進行。
実験農場であり、トライ&エラーの繰り返しであるし、
農具も改良しながらになる。まずは初年度に結果をだしたい。
支配地域で軌道にのるのは少なくとも数年はかかる見込みだ。
水耕できない土地では、稲作以外の作物への取り組みも必要になってくる。
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