あたしだけ
あなたの中にあたしの知らないあたしが生きてる
あたしの中の言葉は腐るだけなのに
あなたの告ぐ言葉ももう無いようで
何処かに行ってしまったのかな
君の中に君を描いているあたしはいない
あたしがどんだけ考えても
君は夢に出てこないし 出てきて欲しくも無い
それなのにどうして苛々するのかしら
勝手に思い上がってたのはあたしだけなのだと
あたしがいなくても生きられる
あたしがいなくても息はできる
少しでも苦しんでいたらなんて
意地の悪いことを思うのです
あたしは見えない 見えてない
あたしは見てない 見られてない
殺したいだけ夢で殺しても
あたしは死にきれないの
あたしがいないと生きられないなんて
言って欲しかった訳じゃないの
それすら嘘に思えるほど
あたしのことなんてわからない
わかりっこないあたしのこと
あたしよりもずっとわかってると思っていた
そう勝手に思い上がってたのはあたしだけなのだと
今になって知るのです