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STAGE  作者: 今野 英樹
22/44

Longer than Forever 2013

・・・・・・・・・・。

あ、終わった?

はい、信吾お疲れさん。

ここからはまた俺、純に戻りますよ。

信吾から喜ばしい結婚の報告をもらった。

確か呼び出されて一緒に飲んだ時は、コクって玉砕したって話を晴れ晴れとした表情で言ってたんだけどな?

随分話が急展開したもんだ。

まあ、良い方に転がったんだから、幼馴染みとしては嬉しい限りだ。

これで、ここんところ腑抜け状態だったあいつも元に戻りそうだな。うん。

信吾の吉報を受けた数日後、祥二から電話があった。

「もしもーし、純ちゃんこんちはー。」

何だか浮かれ模様だ。

「よう、祥二どうしたー?」

「うん、信吾君から結婚するって連絡いったよね?」

そりゃ知らんわけないだろ?祥二よりつきあいが長いんだぜ?

「おう、何日か前に聞いたぞ。」

「うん、それで結婚式とか披露宴やるの?って聞いたら、やらないらしいから、俺達でちょっとしたパーティでも開いてあげたいなって思ったんだけど、どうかな?」

うわっ!超名案!

ホントは一番つきあいの長い俺が思い付かなきゃいけなかったんだろうけど。

「おー!良いじゃん!やろうやろう!」

慌てて賛同すると、祥二がホッとしたように

「あー、良かった。純ちゃんが賛同してくれて!」

そりゃ賛同しないわけないだろ。

・・・一番つきあいの長いマブダチだぜ?

「・・・で?どこでやる?」

「うん、レストランとか居酒屋とか色々考えてみたんだけどね。・・・いまいちパッとしなかったんで、佐川さんに相談したのね。」

美空か。

「うん。」

「そしたらさ、20人ぐらいまでなら佐川さんの店で出来るよって。佐川さんも信吾君から連絡もらってお祝いを考えてたらしくて。もし彼女の店でパーティ出来るんなら一石二鳥だって。」

「一石二鳥?」

「うん、佐川さんもお店出して以来、個人客しか相手にしてなかったんで、団体客を相手に試してみたいんだって。」

・・・しっかりしてやがんな。女って。

「アハハハ、実験台かよ。」

「そうだね、でも良いんじゃ無い?協力してあげられれば。当然、他所でやるより安くやってくれるって言うから、お互い様だしね。」

当然、反対する謂われは一つも無い。

「オッケー!俺は良いよ。メンツはどんな感じにする?」

「そうだね、声をかけ出すと切りが無くなっちゃうから、とりあえず俺達The Namelessのメンバーと、その家族ぐらいで良いかな?って思うんだけど。」

「そうか、じゃあ俺も陽子と樹莉亜連れて行くよ。」

「うん!じゃあ日程とか調整して連絡するよ!」

「ほい、頼むよ。」

祥二との電話を切って、台所で洗い物をしている陽子に事情を話に行く。

「昨日、信吾から結婚するって電話が来たって話したじゃん。」

エプロンで手を拭きながら陽子が振り返る。

「ああ、うん、聞いたわよ。」

「それで、信吾は式も披露宴もやらないらしいから、祥二がちょっとしたパーティ開かないかって。」

「あら、良いじゃない。賛成!で、いつ?どこでやるの?」

陽子がエプロンを外しながら目を輝かせる。

「まだ日程はこれから調整するらしいんだけど、場所は美空の店でやろうって。」

ピタッと陽子の動きが止まった。

「・・・美空の店って?」

・・・あれ?何?この反応?

「・・・言って無かったっけ?」

「聞いたこと無いわよ!美空ってあの美空?」

「ああ、あの美空。」

「ふーん、親友の私を差し置いて、陰でこそこそ会ってたんだ?」

・・・何て酷い言い回しだ。

「そういう言い方すると、俺が悪い事してたみたいじゃないかよ。」

「アハハハ、ジョークよジョーク。へぇ、でも美空がお店なんて開いてたんだ?ますます行ってあげなくちゃね。」


さて、祥二が指定してくれた次の週末、陽子と樹莉亜を連れて、美空の店ルビー・チューズデイへ向かった。

そう言えば、こないだ結婚記念日の外食予定が徹のおかげで流れたんで、家族での外食も久しぶりだな。

「ここだよ。」

店の前で立ち止まると陽子が、感心したように

「へぇ、こぢんまりしたかわいいお店じゃない!」

樹莉亜もキョロキョロ見回して

「ねっ、かわいいわーっ!」

カランコロン!

ドアを開けると、一足早く祥二とその家族が来ていた。

「やあ!純ちゃん!」

「よう!早いな?織美ちゃんもしばらく!」

奥さんの織美ちゃんもふり返って

「蓮野さん!こんにちは!お久しぶりです!」

祥二が陽子に手を振って

「やあ!陽子ちゃんも久しぶりだね!」

陽子が苦笑いしながら

「そうねー、私は週二ぐらいのペースで祥二君のお店に行ってるんだけど、全然会わないわよねー?・・・もしかして、私のこと避けてる?」

祥二が慌てて

「いやいやいやいや、まさかそんなこと無いよ!い、いつもありがとう!」

織美ちゃんと樹莉亜がその様子を見て笑う。

「ジョークよジョーク!」

陽子もクスクス笑う。

その時、美空が厨房から出て来る。

「あら?陽子!」

「・・・美空?」

何となく場の空気が張り詰める。

次の瞬間、陽子と美空がどちらとも無く駆け寄って抱き合う。

「久しぶりじゃない!陽子、元気だった?」

「あんたこそ元気だったようね!こんなかわいいお店出してたんなんて!」

「樹莉亜ちゃんも大きくなったわね?さあ座って座って!」

ああ、良かった。いきなり修羅場になるかと思った。

いや、別に俺が浮気とかしてたわけじゃないんだから、そんなこと起こるわけも無い。

・・・単なる思い過ごしか。

そんな中ドアベルが鳴る。

カランコロン!

「ういっす!」

徹が入って来る。その後ろからヒョコッと

「こんにちはーっ!」

レイラちゃんが顔を覗かせる。

それまで大人の中で遠慮がちだった樹莉亜が

「あーっ!レイラちゃんだーっ!わーいっ!」

「樹莉亜ちゃーん!こんにちはーっ!」

今、ちょっとした時の人になってるアイドルと、我が娘が両手を取り合ってクルクル回ってる。

何て言うか、ホントに姉妹みたいで凄く微笑ましい。

その背後から初めて見る、スーツ姿の若い青年がついてくる。

黒縁眼鏡の、まあ真面目そうなタイプ。

「彼がこないだ言ってた、レイラちゃんのストー・・・ジャーかい?」

その青年が怪訝そうに口を開く。

「ストージャーって何ですか?・・・あ、初めまして、レイラのマネージャーの倉太と申します。」

「やあ、初めまして針須って言います。こちらは俺の家族。よろしくね。」

祥二がにこやかに家族を紹介する。

「あ、俺は蓮野です。こちらは妻の陽子。それと、レイラちゃんとクルクル回ってるのが、娘の樹莉亜です。」

「こちらこそよろしくお願いいたします。」

真面目というかちょっと堅苦しい感じが否めない。

徹の顔を見ると不思議がってる俺の気持ちを察したのか

「おう、レイラのスケジュールがたまたま空いてたから、信吾も喜ぶかと思ってレイラを誘ったのよ。」

「うん。」

「そしたらこいつも『レイラさんが活動するのであれば、マネージャーとして行動を共にします。』とか言いやがってよ。まあ、美空に聞いたら人数的に問題無いって言うから、連れて来たのよ。」

「・・・活動って。・・・真面目なんだな。」

俺があっけにとられると、徹が笑いながら

「融通が利かねえんだよ。それか根っからのストーカー体質なのかもな。」

それを聞いてストージャー君が

「社長!僕はストーカーじゃないです!」

ムキになって否定する。

「あー、わかったわかった。まあ、お前がしっかりマネやってくれてるから、俺は安心して営業に専念出来るからな。」

祥二が、時計を見ながら

「そろそろ主役が来る頃かな?」

陽子が呆れたようにまだ回ってる樹莉亜とレイラちゃんを見て

「そこの二人、そろそろクルクル回るのやめたら?」

「エヘヘヘー。」

二人が、そろそろと席へ座る。

そこへ・・・。

カランコロン!

「お?来たようだぜ。」

入り口にひときわでかい人影が現れる。

「よう!」

そのでかい人影の信吾が、似合わないスーツ姿でにこやかに入って来る。

後ろにはスラッとした美人の奥さんと、その娘さんが手を引かれて続く。

信吾がもじもじしながら

「今日はありがとう。・・・妻の紗恋さんと、娘の詩織ちゃんだ。」

詩織ちゃんがペコッと頭を下げる。

そして紹介された紗恋さんが

「この度は、ホント皆さんありがとうございます。須田の妻の紗恋です。よろしくお願い致します。」

丁寧にお礼を言ったかと思うと、信吾をふり返り

「・・・それはそうと信吾君、いつまでも、さん付けとちゃん付けはどうなの?」

信吾が頭をかきながら謝る。

「・・・す、すんません。」

「ほらー、謝り方もー。」

そんなやりとりを見て一同が笑う。

徹が笑いを噛み殺しながら

「信吾、もうすっかり尻に敷かれてるみてえじゃん?いくら幼なじみだからって、そこまで純の真似しなくても良いじゃねえか。」

と、茶化す。

それを聞いて陽子が

「何よ!それじゃ私が純ちゃんを尻に敷いてるみたいじゃないのよ!」

言い返すと、徹が空とぼけながら

「そうとしか見えねえけど、俺の見間違いか?」

陽子が腕を組んで

「まあ、完全否定は出来ないわね。」

また一同が笑う。

信吾も姐さん女房を迎えて、すっかり座布団亭主の仲間入りのようだ。

ようこそ!尻の下の窮屈な世界へ!

でも慣れるとまあまあ居心地は良いんですよ!

それぞれ自己紹介と家族の紹介、それとアイドルと従業員の紹介をしていると、美空とバイトなのかな?初めて見る女の子が飲み物と大皿に入った料理を運び込む。

大人達のグラスにビールが、未成年者にジュースが注がれると、祥二が俺に

「じゃあ、純ちゃん乾杯の挨拶をお願いします。」

何だよ、その抜き打ちな御指名はよ?

「えーっ?そう言うのは幹事さんがやるんじゃないのかよ?」

「俺がそう言うの大の苦手だって知ってるだろ?頼むよー。」

徹が面白がって

「お前が信吾とのつきあいが一番長いんだから、やってやれよ。」

「それならせめて昨日ぐらいに言っといてくれれば、・・・・・まあ良いや。」

気を取り直して

「えーっ、それでは僭越ではございますが・・・」

間髪入れずに徹が野次を入れる

「ガキンチョどもがわからねえ言葉で挨拶すんなよ。」

「はいはい、えーっと僕と須田信吾君は幼稚園の頃からのお友達で、一番の親友です。その信吾君が、紗恋さんのような美人の奥さんと結婚されて、とっても羨ましいです。」

それを聞いて隣に座っている樹莉亜がつぶやく。

「ママも結構美人よ。」

「・・・樹莉亜やめなさい!」

恥ずかしそうに下を向く陽子以外、一同クスクスと笑う。

「・・・ああ、そうだね。えーっ、娘さんの詩織ちゃんも一緒に信吾君の家族になって、仲間がたくさん増えて僕も嬉しいです。」

祥二の息子の大君が早速飽きてきたようで、テーブルの上の物をいじり出す。

「・・・じゃあ、みんな信吾君と紗恋さんと詩織ちゃんに、乾杯!」

「乾杯!」

ビール組は一同一気にグラスを空ける。

ジュース組はずっとカチンカチン乾杯をしている。

一呼吸置いて陽子が俺をたしなめる。

「ちょっと何よ?あの挨拶、もっとちゃんと出来なかったの?・・・恥ずかしいったらありゃしない。」

「だって、直前に言われたんだぜ?そもそも俺だって、そんなに挨拶とか得意じゃないし。」

そこへ、料理の大皿をセッティングしていた美空が

「皆さん、本日は当店にお越しいただきありがとうございます。須田君、紗恋さん、詩織ちゃん、本日は誠におめでとうございます。須田君とは私も高校生時代のクラスメイトで、現在もその誼で当店をご利用いただいておりますので、このような形でお祝いに参加させていただき大変光栄です。・・・本日はビュッフェでの御料理をご用意させていただきます。何かご不便ございましたら、遠慮無くスタッフにお申し付け下さい。・・・それではごゆっくりどうぞ。」

徹がにやけながら祥二に

「挨拶は最初から美空に頼んだ方が良かったんじゃないか?」

・・・チェッ!


それから数時間、美空の出す美味い料理に舌鼓を打ち、飲み、大いに語り、笑った。

美空が厨房から出て来て祥二にたずねる。

「もうお料理は大丈夫かしら?」

「うん、子供達もおなかいっぱいみたいだし、俺達も満腹だよ。」

子供達+アイドルは、大君を囲んでキャッキャラキャッキャラ何やら盛り上がっている。

そのアイドルのストージャーは、真っ赤な顔でテーブルに突っ伏して眠ってる。

かなりの省エネ体質らしい。

「ふう、じゃあ私も一杯いただいて良い?」

「おう座りなよ、飲もうぜ!」

空いてる席に座った美空に、ほろ酔いの陽子が

「お疲れ様。とっても美味しかったわー、お店もかわいいし。調理師免許取って、自分のお店開くのが、美空の夢だったもんね?夢が叶って羨ましいわー。」

美空がワインを軽く流し込んでから、ちょっと目を細めて

「羨ましい?・・・私には陽子の方がずっと羨ましいけど?」

「えーっ、何でよー?」

「だってさ、純君のお嫁さんになって愛してもらって、樹莉亜ちゃんを授かってすっごく可愛くて良い娘さんに育ってるじゃない?当然苦労もあるとは思うけど、十分幸せだと思うわ。それに比べ私は未だに独り身、自分がご飯を食べるために、お客さんにご飯を食べさせる仕事をしてるのよ。矛盾でしょ?」

ちょっと自虐的に笑う。

「・・・そうだけど。」

陽子がちょっとシュンとする。

30年以上、何だかんだと近くにいる俺が、あんまり見たことのない表情だ。

「そう言えば、陽子は何で純君達とバンドやらないの?」

「えっ?・・・それはその、主婦だって忙しいのよ?・・・色々と。」

何かその前のやりとりがあって、陽子がずいぶんと歯切れ悪くなってる。

いっつも陽子にやり込められてる俺としては、新鮮な光景だ。

「へー、そうなんだ?・・・まあ良いわ、それならそれで。」

美空が意味ありげに言葉を切り、祥二を振り返る。

「・・・針須君、陽子の代わりに私をバンドに入れない?陽子ほどじゃないけど、ちょっとはピアノ弾けるわよ?」

「えっ?」

そこにいた全員が一斉に驚いた。

どういう風の吹き回しだろう?美空が急にバンドに入りたいなんて言い出すとは。

特に一番驚いたのは陽子のようだった。

恐らく陽子は流れ的に、忙しいからバンドに入らないと言った事で、美空に責められると思ってたに違いない。

それを責めるでも無く、自分の代わりにバンドに入りたいなんて、すっかり意表を突かれた体だろう。

祥二が困ったように苦笑いしながら

「・・・えっと、その・・・俺はバンマスじゃないから。・・・ねえ?徹君。」

徹も振られて困ったように

「・・・そうだなー?やりてえんならまあ良い」

と、その徹の声を遮るように

「ダメよ!」

陽子が叫ぶ。そして時間が一瞬止まる。

美空がいぶかしげに

「あら?何で?忙しいからやりたくないんでしょ?」

陽子が慌てて

「やりたくないとは言ってないわよ!・・・やりたかったんだけど、・・・その両立出来るか自信が無かっただけよ。」

「ふーん、で?」

「で?って。・・・わかったわよ!やるわよ!」

それを聞いて美空が笑う。

「ですって、みんな聞いたわね?陽子がバンドに戻るって。」

「・・・えっ?」

陽子がポカンとする。

いや、陽子だけじゃなく俺達もポカーンだ。

すると、すぐさま陽子がハッとして

「・・・ちょっと美空、あんた騙したわね?」

「あら、騙したなんてそんな人聞きが悪い。どうせ、意地っ張りの陽子のことだから、純君達には本音を言えないでいるんじゃないかって思って、カマをかけただけよ?」

それを聞いて陽子が俺と祥二と徹と信吾を順ににらみ回して

「何?もしかしてあんた達、美空とグルになってたわけ?」

俺達4人は、当然身に覚えがないので一斉に首を振る。

黙ってやりとりを見ていた紗恋さんが、涙を浮かべて笑いながら

「アハハハハ!信吾君とみなさん、本当に仲が良いんですね!私もお仲間に入れてもらえるかしら?」

俺と祥二と徹が声を合わせて

「もちろん!」

「はい!」

「オフコース!」

・・・セリフは全然合ってなかったか。

信吾と紗恋さん、そして何か微妙な空気だった陽子と美空も笑う。

信吾が腹を抱えながら

「アハハハ、お前らはいつまで経っても変わんねえ、お前らだな。・・・今日はマジでありがとうよ!」

祥二が

「いやー、喜んでもらえて何よりだよ。なんだか成り行きで陽子ちゃんもバンドに戻ってくれることになったし、凄く充実した会になったね。」

それを聞いて陽子が

「あんた達、ホンッッッッットに仕組んでたんじゃないでしょうね?」

俺達4人は、ホンッッッッットに身に覚えがないので一斉に首を振る。

この件を単独で仕組んだ張本人で有り、最大の功労者であった美空はすっとぼけて

「あっ!そうだ!レイラちゃん、お店用にサイン書いてもらって良いかしら?」

「はい!喜んで!」

「社交辞令で良いから、『美味しかったです。』とか書いておいてね?」

レイラちゃんが笑いながら

「えっ?・・・いえ本当に美味しかったですよ?」

「あらそう?なら良かった!じゃあ『超美味しかったです。』とか書いてくれると嬉しいな!」

「はーいっ!」

その時、テーブルに突っ伏してたストージャーが、ムクッと起き上がって焦点の定まらない目で空を見ながら

「・・・サインは、・・・マネージャーの僕を通して、・・・くらさ」

またガクッと突っ伏して、グーグー鼾をかく。

徹が美空の持って来たマジックを取り上げて

「よし、こいつには俺様がサインをしてやるぜ!」

と、言うとほっぺたにクルクル描き出した。

一同、大人も子供もゲラゲラと爆笑の渦だ。

そんな訳で、俺達のバンドThe Namelessは、ひょんな事からキーボードの陽子を加えてオリジナルメンバーで完全復活する事になった。

・・・完全?なのか?まあ、とりあえず役者はそろったって感じで。

そして、新しい家族を迎える事となった信吾、マジでおめでとう!

惚れた女性と結ばれたんだ、末永く幸せになれると信じてるし祈ってる。

これからは幼なじみであり、バンド仲間でもあり、そして座布団亭主仲間だぜ!

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