初めての創造。いや強すぎだろ
テスト勉強はかどってますよ~!!
目の前にある門を触ろうとした時、
『そういえば、俺って今着ている服以外何も持っていないんだよな』
そう呟いてから、目の前に浮いている透明な板の【創造Lv1】の所を武器でも作れないかな〜と思い、そこをタップする。
【創造Lv1】
始まりの力。無から有を創造する事が出来る。
Lv1 物質の創造
創造するには、MPを消費する。
・・・・。
いや、ちょっと待て。
つまり俺は、今この異次元回廊で死ぬと生き返り、経験値1024倍状態で食べ物とか武器とか全部創造出来るのか。
うん、チートだ。
とりあえず、この先何があるか分からないから武器を創造してみる為に右手を前に突き出して
『【創造】最強の剣!』
かっこよく決まった。
そう思っていると前に突出している右手に自分の体から出ている光が集まってくる
『多分体から出ているのがMPまあ魔力なんだろうな。』
体から出てくる光をしばらくの間観察する。
右手に集まってきているがいっこうに創造される気配がない。
『手元に魔力が集まっているのになんで創造されないんだ?』
手元に魔力が集まっているという事はたぶん待機状態か何かだろう。
ということはまだ何か条件を満たしていないのだろう。
例えば、何を創造するか明確にしてないから。
そう思って何を創造するかを明確に言ってみる。
『【創造】ブロンズソード』
ブロンズソード。
イメージとしては勇者に王様がくれる初期装備より一段階強いくらい。
欲を言えばいきなり最強の装備が欲しいが、今のMPでギリギリ創造する事が出来るのは、これくらいだと直感が告げる。
そして、遂に体からでた魔力がブロンズソードを形作りだす
『よっしゃ成功だ』
体から出た魔力がブロンズソードを構成していく。
『まだかな~。早く創造されないかな~』
そう思っていると魔力がどうやら切れかかっているようで意識がクラクラしてくる
『くそ、あともう少しで完成するのに。頼む、もう少しだけもってくれ!』
だがそんな俺の叫びは虚しく魔力が切れ、意識も途切れかける。
『くそ!後少し、あと少しなんだ完成させてくれ!』
俺の呼びかけに応えるかのように体から魔力とは全く違う光が流れ出すと同時に体の中から焼けるような痛みが襲う
『ぐ、ぐあああ!もう完成するんだ!耐えろ耐えろ俺!』
目の前に創造しているブロンズソードが眩い光を放つ。
そして俺は
『やったぜ…何とかやりきったぜ』
そう言ってから意識がブラックアウトした。
体にとてつもない疲労感を感じながら起き上る
『うーん。体が怠い。一体、どうなったんだ』
ブロンズソードが創造できたのか確かめようとすると目の前に浮いている透明な板に変化が現れていた
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『死因』
魔力の過剰使用により不足していたMPをHPで補った為。
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・・・・。結論から言おう。
ギリギリ足りると告げていた直感さんが思った以上に信用出来なかった。
いや、もしかしてあれか?
俺の直感ほど信用できないモノはないっていうやつなのか。
そうだ、直感をはじめから信用しなければいいんだ。
そんな事を考えているうちに透明な板の画面が切り替わる
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神崎優/男/17/人間?
Lv1
HP2048/2048
MP3104/3104
筋力13
魔力2322
耐久16
敏捷15
器用17
幸運1007
スキル
【創造Lv3】
【落下耐性Lv10】
【痛覚遮断Lv6】
【魔力操作Lv4】
【魔力探知Lv4】
【生命の秘術Lv3】
状態
【経験値1024倍】
【創造神の孫娘の加護】
【創造神の加護】
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ははは、何から言えばいいんだろう。
まず種族がなんで人間?なんだ。
俺は人間です。
HPとMPはバグったのかな?
それとも全部使い切ったら上がるとか?
MPは出来るかもしれないけどHPは無理だよね。
後、幸運なんでお前そんなに上がったの?
おかしいよね、うん。
まあ取りあえずこんなとこにしといて次は、スキルを一つずつ押していく。
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【創造Lv3】
Lv2 生命の創造
Lv3 精神の創造
【痛覚遮断Lv6】
ダメージを受けた時の痛みをLv×10%軽減。ただし軽減するだけで実際にHPは減る。
【魔力操作Lv4】
魔力を操作するためのスキル
【魔力探知Lv4】
魔力を感じ、視認することが出来るようになるスキル。
【生命の秘術Lv3】
Lv1 自らのHPを魔力に変換する
Lv2 HPを消費して筋力値を一定時間上昇させる
Lv3 HPを消費して魔力値を上げる
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何だこれは。俺に新たな生命体を作れと?
HPを消費しまくって痛みがあまりないまま死ねよと?
やっぱりこれバグってんじゃねえの?
そう思い最後に増えている加護を確認する。
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【創造神の孫娘の加護】
幸運値が1000上昇する。
【創造神の加護】
スキル【鑑定Lv10】を追加する。
ステータスボードにアイテムボックスを追加する
Lvアップ時の成長値を倍にする
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うん。
幸運値がバグってたのはお前のせいなのね。
あとLvアップ時の成長値倍は何度も言うけどチートだからね。
鑑定とアイテムボックスはありがたいね。
取りあえずこれでステータスの確認は終わり。
いろいろとおかしいけど気にしちゃダメだよね。
そう自分に言い聞かせてからそばにあった先ほど創造したブロンズソードを拾いあえる。
『そういえば武器の出来具合はどれくらいだろう』
筋力値は先ほど確認したところ上がってなかったので強い武器だといいな~
『まあ、初期武器の一段階上だからそこまで強くないでしょ』
そう思い先ほど覚えたばかりの【鑑定Lv10】をブロンズソードに使う。
だが、予想はいい意味で裏切られる。
『こんなのブロンズソードじゃねーーー!!』
異次元回廊に大きな声が響いた
テストなんて消えてしまえばいい。




