喫煙者の言い分
だったらタバコ止めたら?ってみんなよく言うけど、簡単に止めれるんだったら、とっくの昔に止めてる。
一回ハマると中々止められない。依存性が強い。一日ぐらい我慢しようとするが、半日も我慢出来ない。
タバコの事ばかり考えてイライラする。
で、結局、吸ってしまう。何でって?
「意志が弱いからやろ。」
はい、そうです。おっしゃる通りですよ、尾崎。お前、ヘビースモーカーやったのに、嫁さんの為に止めたよな。凄いよホント。
「主任、すいません。気持ち悪いです。」
「気持ち悪いって何やねん!?」
以下、草壁昌也の独白でした。
現在、尾崎の"飲みに行くぞー!"の号令で、捜査一課強行犯係のメンバーは、居酒屋に居た。
喫煙者の草壁と山崎は当然、隅っこに追いやられている。
「てか、係長ってヘビーやったんですね。」
「うん。」
「どうやって止めたんですか?」
「愛の力!!」
「今、別居中やんけ。」
草壁のツッコミで、今まで強そうにしていた尾崎は机に突っ伏した。痛いトコロだったのは、一目瞭然だ。
「侑子んとこは美希ちゃん、何にも言わねーの?」
「んー…お母さん、控えてね。しか言わへん。」
「お前んとこ、出来てんなー。俺んとこ何か、吸う時、縁側に追いやられるで。」
「あたしも台所で吸うてますよ。父と2人で換気扇回して。」
「でも、体によく無いし、止めた方がいいですよ。」
「東野、お前吸わんよな。身内警察官だらけやろ?」
「んー、有ったら吸いますけど無かったら吸いません。」
「あー俺、無理やわ。」
「あたしも無くなったら夜中やろうがコンビニ行くわ。」
未だに突っ伏している尾崎を無視して、残りの4人はタバコはどうやったら止められるかとか、てかタバコは止めるつもりはないとかを永遠と話していた。




