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バイオがハザードしている世界で主人公が無双しているのを観て楽しむ話

作者: ひろ
掲載日:2026/09/04

 『グガアァァァァ...』

 『グルルルル...』


 「くそっ...、くたばれっ!!」BANG!! BANG!!




 ここは、大人気ゲーム【バイオハザードマップ】の中の世界。

 俺は主人公...の行動をつぶさに記録する撮影係だ。まあ、戦場カメラマンみたいなモンだな。

 俺が居ないとゲームが始まらないからな。大事な役目だ。でも目立っちゃいけない。


 さあ、今日も主人公のカッコいい姿を追っていくぜ!



********


 「コイツはポーションか。ありがたい、いただくぜ。」


 おお良かったな。これでポーションは2個だ。

 ショットガン、グレネード、弾丸...、おっと、お前の手持ちのハンドガンを含めたら、これ以上アイテムは持てないぜ。


 「そうか。

 ...いつもすまないな。荷物を持ってもらって。」


 いいってことよ。お前収納スペース無いからな。

 さあ俺のリュックにそいつをしまっておこう。



**********


 「やべぇゾンビ犬だ、逃げろっ!!」


 逃げろ逃げろ! ...チッ、うっせえ犬だな。こっちじゃねえよ。主人公追えよ。

   ゲシッ『キャンッ!!』


 「この部屋に逃げ込むぞ!!」



 ギイィィィィィ..........バッタン



 いつも思うけど、このドア、開くの遅っせえよな。

 ああ、大丈夫だ。ドアが開くまで犬っころは押さえておくから。おいコラクソ犬、暴れんな。

   ジタバタジタバタ

 

 「すまねぇっ!」



**********


 『ギシャアァァァ!』

 『キエェェェッ!』


 「グッ...傷かやべぇ。そろそろポーションを飲まねぇと。」


 おっ、そうだな。ちょっと待ってろ。

 はい、お前らストーップ!! これから主人公様がポーションを飲みます。飲み終わるまで待っているように!

 って、言ってるそばから襲いかかってきてんじゃねぇよボケッ!!

   ゴスッ!! バキッ!!『イタイギシャアァァァ!』、 『ワカッタキエェェェッ!』



**********


 『グルアァァァァッ!!!』


 やべぇぞボスが出やがった。そのハンドガンじゃダメージを与えられねぇぜ?


 「そうだな。よし武器を替えよう。」


 おう。俺のリュックを受け取れ。


 「よしっ!

 え〜〜っと。何がいいかなぁ〜。...ショットガンかな? ライフルの方が良いかな? う〜ん、迷うなぁ。」


 おう。ゆっくり選んでくれ。

 って、うるせぇなぁ。主人公様は今アイテム選んでる最中なんだよ。ちっとは待っとけクソゾンビ。

   ゲシッゲシッ!!『スマングルアァァァァッ』



**********


 「よし、自爆装置が作動したようだな。この施設もこれでおしまいだ。ジェットスキーで逃げ出すとしよう。

 ....お前は乗らないのか?」


 いや、俺が乗ってどうするんだよ?

 俺はお前がカッコよくジェットスキーで脱出するサマをしっかり撮影する側だぜ?


 「それもそうだったな。

 じゃあ行くぜっ!!」

   バルルルルッ


 おお、カッケー!! 流石主人公だぜ!!

 急げよーっ!!


   バルルルルルルルルルル.........


 ...行ったか。



**********


   施設どか〜ん



 「ふう。間一髪だったぜ。」


 おうお疲れ!! 流石主人公だぜ!!





おしまい

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