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第三話「楽しいお弁当」
「亜美ちゃん、やっと見つけた。お弁当一緒に食べよう。」
亜美ちゃんはすぐ振り向いてくれた。
「あなた同じクラスの・・いつも一緒にお弁当食べている子は?」
意外と周り見てる。
予想通り良い子だな。
「佑理は今日用事あるみたい。他の子とは一緒に食べたことあるけど、亜美ちゃんとは無かったから。」
「・・ そう。休み時間はいつも本読んで過ごすから、面白い話出来ないよ。」
亜美ちゃんは本好きなんだ、佑理と一緒。
なんとなく佑理と雰囲気も似てるし、これから仲良くなれそう。
「佑理も本が好きで、よく小説の話するんだよ。私もその影響で少し詳しくなったから、亜美ちゃんの好きな小説教えて欲しいな。」
「うーん、おすすめかぁ。「白兎の恋」とか面白いよ。」
可愛い感じの小説読んでる。
ギャップあって可愛い。
「すごく可愛いタイトルだね。どんなお話なの?」
「雪の国に一匹で住んでいる孤独な兎が、一人の男の子に拾われて恋する話。ファンタジーなんだけど、少し現実味があって好きなの。」
亜美ちゃん、もしかして恋してる?
好きな人いるのかな。
「亜美ちゃん恋する乙女の顔してる。もしかして、好きな人いるの?」
「好きってほどじゃないんだけど気になる人は、橘くんかな。格好いいよね。」
橘って・・勇気君・・・?




