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性転換転生『♀→♂』したけど、女の子が好きなので百合ハーレム作りたい!!──最強の変態癖主人公と守護者たちの世界征服物語──  作者: 飯屋クウ
第四章 裏切りと契り

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手助け

 第4関門所の破壊を見終わった後、夢有(ムウ)に次の指示をしてから第1関門所へと移動してきたジュンらは、月華(ツキカ)の戦いも一部始終を見ていた。



「今───」

「流石でございます。やはり、気づかれますか」



(この男……月華に()()したわよね?)



 勝負云々の手助けはしていない。手助け無しの単独任務だということは、ニシミヤライトが他人で部外者とはいえ、百も承知。



「何故?」

「簡単なことです。頑張っている方には、それなりの報酬があって(しか)るべき……でしょう」



 月華には夢有のような破壊性を帯びた攻撃力は無い。関門所という建造物の破壊は得意としていない。

 

 たとえそれが、連続して衝撃破を打ち込んでいたとしてもだ。打ち込みだけをしていたならば、まだ可能性はあるが、途中から拮抗した戦いに変わっていたし、渾身の一撃で敵を壁にぶち当てたとて、衝撃が関門所全体に広がり壊れゆくといった現象にはならない。


 普通、破壊には時間を要する、誰かが手を加えない限り。



(この男、もしかしていい奴なのかしら?)



 衝撃が伝わったように見せかけたのは他人で部外者な男(ニシミヤライト)。相変わらず笑顔は絶やさない。



(いや……やっぱりダメ。作り笑顔みたいで胡散臭いもの。まだ判断すべきじゃない、それに今は──)



「月華さんを称賛しにいきますか?」

「……ああ」



(うっっざ!なんであんたが仕切るのよ!あ~〜もう!イライラするわね!)



 随所に心を乱す輩に苛立ちながらも、月華のいる地上へと降りていくのだった。






作品を読んでいただきありがとうございます。

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