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性転換転生『♀→♂』したけど、女の子が好きなので女子ハーレム作りたい!!──最強の変態癖主人公と守護者たちの世界征服物語──  作者: 飯屋クウ
第十章 聖九上位との遭遇

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第178話 ネルフェール国②

 本日のデート先はネルフェール国内DS園。


 但し、いつもとは違う場所。


 遊具の類は全て設計から建設まで、安全点検兼ねて何度か利用しているため新鮮味に欠けるからだ。


 ここは未開発未建設の土地。守護者の(ケイ)が提案した草原平地。近くには果物なる木もあり、これは完全なるピクニック。食料品は園内売店で調達し、客の入り状況なんかも確認し終えてからの到着。



「なかなかの妙案ね。歩き回らずゆったりと、型らしい考え方だわ」



(ここは設計区域にはなかったはず。人目つきにくい場所を知ってるなんてさすがね。世理(セリ)ならとっくに知っているでしょうけど)



 世理の世界観測は、地上における建物や群衆集合地などの発見および強者の探索に用いられ、ネルフェール国に関しては既に状況把握(それ)が完了している。民()らずの国であるのと同時に属国であり、網羅は当たり前ではあるのだが、地下遺跡のある砂漠地帯ジルタフや最近属国となった里の樹連合などは、まだ眼が行き届いていない。そういう報告を受けている。属国ではない帝国や妖国は言わずもがなだ。


 しかし、それも時間の問題。全ての国の地上部は、いずれ状況解析を終えるだろう。世界征服が先か、はたまたジュンの夢が叶う先かは分からないが、世界観測が意味を為さない日はやがて訪れる。



(それが出来れば世理の役目も半分無くなるわけで連れ出す口実にもなるのよね────まぁ今日は居に籠る()たちとは真逆の外に出たがりの型がお相手だもん。日向ぼっこして寝ちゃいたい気分だけど、そうはさせないっ!寝る猫より戯れる猫よ!)



 草原(ここ)に猫じゃらしがあれば簡単だったろう。


 だが残念ながら、そんなもので気を引けない事は、ジュンは当然に知っている。食事終え寝そうな彼女(ケイ)のやる気スイッチを引き起こすには、もっと別の()()()()()()()()()()を使う必要があることも。


 相手を翻弄するに適切な代物。


 そう触手、“黒の捕食者”たちである。



「さて、避けきれる?」



 戦闘ではない、(じゃ)れ合いに近い。


 無限を誇る触手が這い出、敏感になった猫を追いかける。


 脇を掠め、股下を通り、真上からも。


 触手のみの攻撃。避ける猫を捕まえようと四方八方から狙いに掛かる。


 突発的な攻防仕掛けはデートプランにない。ジュンの思い付きでしかない。



(フフフ、いいわ、()()ね)



 性格を熟知するからこそ取れる手段。食事して寝て寛ぐのも悪くないが、それでは面白みに欠けるし、寝ている隙に型が何処かに姿晦ますことも有り得たがゆえに、この案は最良と言える。



「ほらほらほらほらっ、まだまだ増えるわよ」



 “黒の捕食者”の基本形態は[手]だ。捕縛したり強く握ったりと何か掴む時にはその状態を保つが、攻撃時には目ん玉が浮き出ては口が開き、無限の亜空間に引き込むか、ギザギザの歯で食い千切られるか。


 さすがに、この戯れ合い程度では、口はおろか攻撃形態にはならず基本形態の保持を前提とするものの、無数にある時点で脅威となるは揺るがない事実だろう。


 現に、すばしっこさ随一を誇るニャンコが四足歩行になっても捌ききれてない。


 捕まえるのは時間の問題だが捕まえる気はない。


 これは戯れ合い。ジュンにとっては特に、その()()を目の当たりにすることこそが目的。


 双丘(オッパイ)の躍動、これに尽きる。


 四足歩行で俊敏に動けば揺れに揺れる。


 風圧や重力が良い塩梅にもなっている。


 直視を続け堪能している。


 『絶景』と言い放ったのは、まさにこれ、オッパイ。



(いいわぁっ)


 

 型のサイズは普通。同じ獣属性の(シキ)には劣るが、唯壊(ユエ)が羨む大きさなのは間違いない。


 形状すらも創造主ジュンが創った事実は根底にあるものの、ゆっさゆっさと揺れ、拝めば、涎は出るし、ずっと戯れたいと思って不思議ではない。エロオヤジ目線は否めないが…………。



(さぁもっと、私に、見せなさいっ!)



 また両者どちらもSM体質だからこそ、この戯れ合いが成立していると言える。


 能力系統が近しいことも関係性はあるかもしれない。


 汗をかき、興奮し、昂ぶる心。


 ある種の共鳴────


 永遠に続けられる所業────

 

 そう思ったのがいけなかったのか、



「えっ………?」



 ズオオッッと、触手と一緒に亜空間から姿現したのは、守護者の(スイ)だった。






作品を読んでいただきありがとうございます。

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