表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

98/657

幕間――魔界のコレクター

 

 万魔殿より離れること五十キロ――そこには朽ち果てた古城があった。

 双子の尖塔と、居住スペースがあるだけの小さな城には、二人の悪魔が住んでいた。

 一人は、軍隊を私物化した罪で蟄居しているマモン。

 もう一人は、生首をコレクションしている弟のアンドラスである。

 今日もマモンは収集した宝石のコレクションを眺めながらワインを嗜んでいた。

 私室にはアメジスト、ルビー、エメラルドやサファイアといった高価な宝石類が、鑑賞用のケースに入れられ、マモンの眼を楽しませていた。

 中でも、圧巻なのは人体を丸ごと冷凍したガラス張りの檻だった。

 中には有石人であるカーバンクルの少女が保存されている。額に埋め込まれたかのような赤いルビーは、特にマモンのお気に入りだった。


「やはり、カーバンクルの宝石が一番素晴らしい!」


 世界中、ありとあらゆる宝石を探し求めた。

 時には、軍隊さえも利用して。

 マモンにとって、宝石より優る物はない。

 今現在、マモンの心を占めているのは、妖精界の至宝リア・ファルを手中に収めることだった。


「手に入れてみせる、妖精界の至宝リア・ファル。このマモンがな!」


 別室では、弟のアンドラスが多種多様な生首に囲まれて、うっとりしていた。

 鹿や熊や虎などの獣の首は言うに及ばず、昆虫や鳥類などの頭部が防腐処理をされ、鎮座している。

 大体の首は揃っているが、悪魔の首はその限りではない。

 アンドラスはフクロウの頭部を持つ、半裸の悪魔だ。上半身裸で、背中には天使であった頃の名残りの翼がある。下半身は粗末な薄布を巻いた姿で、黒い狼にまたがった剣士だ。腰には、突きに特化したレイピアを差している。

 両手を広げ、自らのコレクションを讃美するアンドラス。


「僕は、君らに首ったけだよ!」


 だが、アンドラスのコレクションは完全ではない。

 まだまだ、欲しい生首が沢山ある。

 普通の生首を集めるのには飽きた。

 今は同族の首をコレクションするのに夢中だ。

 アンドラスの契約者は、吸血鬼ドラキュラのモデルになったルーマニアのワラキア侯ヴラド・ツェペシュである。

 彼はオスマン帝国兵ら二万人を長大な串で、口から尻まで通し串刺しにした。これは外敵への牽制のためであった。

 杭で人体を貫いたオブジェの森に、戦意を喪失した敵は疫病の流行もあってか、撤退を余儀なくされた。

 そんな残虐さに影響されたのか、アンドラスの趣味は生首を集めることだった。


「サブナックの首を、是非ともコレクションに加えたいなぁ!」















後で、書き足す予定。


ブクマ、評価お待ちしてます。


(/ω・\)チラッ


今日は、ジャネット・ジャクソン の


エスカペイド な 気分


破目を外しちゃおう的な、曲。



吸血鬼の話が出ましたが、あまり好きなモンスターではないです。


吸血鬼ハンターD や ストライク・ザ・ブラッド


は、まぁ好きだけど。


マンガ 我が友、フランケンシュタイン


の、サイラスがカッコ良すぎる。


狼男も好きではないが、ウルヴァリン役の


ヒュー・ジャックマンは好き。









評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ