幕間――導かれるままに……3
シルバー・ブロンドの髪に、エメラルドグリーンの瞳。そして、露出度の高いビキニアーマーのハイエルフ――それが、妖精姫エディン・ティターニアだった。
「どうした? 助けてやったのに、礼もなしか?」
「いや、ありがとう。あんたが、あんまり綺麗なんでビックリしただけだよ」
呆然とする麗子。
外人と日本人の良いとこ取りしたような容姿で、麗子は未だかつて、これほどの美女に会ったことがなかった。
「そうか。私は綺麗か! と、申し遅れたが、私はエディン・ティターニア――妖精界の女王をやっている!」
また、新しいワードが出てきた。
今度は妖精と、来たもんだ。
「あたいは、麗子。夜神麗子――ところで、ここはどこなんだい!?」
「ここは、アベル草原――今は、邪眼バロールの軍と戦っている最中だ」
「やべー、脳みそが火を吹きそうだ。全然、意味わかんねー!?」
頭を抱える麗子。
ふと、エディンの耳が尖っていることに気づいた。
「えーっと、あんた――エディンだっけ、何でそんなに耳が尖ってるんだ!?」
「私は生粋のハイエルフだから、当然だ。まさか、エルフを知らぬわけではあるまい?」
(エルフゆーたら、荒川的な奴かトラック的な奴しかわからん!?)
黙り込む麗子。
エルフ――そう言えば、指輪をどっかの火山の中に捨てる映画に、耳が尖った奴が居たような、居なかったような。
「どうやら、知らぬようだな。ん、麗子――お主、まさか人間界から来たのかっ!?」
「人間の世界以外のどこから来るんだよ!」
麗子のツッコミに、エディンは驚いている。
「ほう。では、ティル・ナ・ノーグが何かもわからぬな?」
「ティル何だって? 新しい紅茶か何かの銘柄かい!?」
「はっはっはっ、麗子は面白いな。そうか、ティル・ナ・ノーグは紅茶の銘柄か――」
エディンは、腹を抱えて笑い出した。
そこへ、上空から一羽の漆黒の大鷲が舞い降りる。
「あー、苦しい。麗子よ、どうやら私のダーリンが迎えに来たようだ」
舞い降りた大鷲は、漆黒の長髪のハイエルフへと姿を変えた。
妖精王の化身――エメラルド・アンカの正体は、クー・フーリンであった。
後で、書き足す予定。
とりあえず、朝から仕事なので寝ないと倒れる。
m(_ _)m
エディンのわらわを、私に変更したいと思います。
わらわは、魔女モリガンの方が似合うかな?
時間ある時に訂正を。
今日は、ストレイキャッツ の 刃のジャスティス
を聴いてました。若かりし頃の ブライアン・セッツァー
が、カッコ良すぎる(●´ω`●)
ドライブには、ブロークン・マン が オススメ!




