冒険者ルーク 171
リジルは無造作に、ベルベルのドリルヘアーを引き抜く。
すると、時間が巻き戻るようにリジルの喉は塞がった。
再生能力か——邪神の上に再生能力まで持ち合わせているとは。
リジルって、ほぼ無敵じゃまいか。
「うふふ——久しぶりに痛い目見ちゃった」
微笑むリジル。
だが、目は笑っていない。
ベルベルは髪を回収しようとするが、リジルの右手にがっちりと握られていて、身動きが取れない。
「この、放しなさいよ!」
「やだ。今から、あなたで遊ぶから——」
リジルが幼女らしからぬ膂力で、ツインテールの片方を引っ張る。
瞬時にベルベルがリジルの眼前に引き寄せられ、左腕でラリアットをかます。
ベルベルの顔面にクリーンヒットし、大量の鼻血が飛び出る。
「あはは——鼻血どばぁだね。もっと、良い声で鳴いてね、悪魔ちゃん!?」
リジルは新しいオモチャを見つけたように、笑っている。
封印は、どうなったんだ?
それとも、ある程度痛めつけないと封印は難しいのだろうか?
よくよく考えてみると、封印するには中が空洞か亜空間でないと無理だな。
フラガラッハの中は亜空間になっているが、魔法武器とは一律、そんなものだろうか。
亜空間を武器内に付与する技術が、謎すぎる。
まるで、アガサ・クリスティのミステリー小説のようだ。
彼女の作品を読むたびに、犯人に目星をつけるのだか、当たったためしはない。
巧妙なエニグマは、案外身近に存在しているものだな。
すいません。
なかなか続きが思いつかず間が空いてしまいました。
途中で、書き直すかも知れません。
ちょっと、職場のストレスで精神状態が良くないので、あまり筆が乗らない感じです。
病院にも行かないといけないので、更新は遅くなるかもです。
申し訳。
最近、CDレコを買ったので、iPhoneに音楽落としまくりです。
音楽聴いて、気分上げて更新頑張りたいと思います。




