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冒険者ルーク 120

 ラルクたちの家を建てて、数日が経った。

 その間に、俺はアレッキオに頼んで一軒家を借りた。場所的には、冒険者ギルドから徒歩二十分と言ったところか。

 精霊たちには、多少のリフォームを任せた。一から作っても良かったが、彼らを酷使するのは俺がイヤだった。

 一軒家の周りには、草が笑えるほど生えていたがドライアドたちが綺麗にしてくれた。

 俺は街中で、生活必需品や調度品などを手に入れ、住みやすい環境を整えた。

 最近は忙し過ぎたので、家で惰眠を貪っていると、早朝からドアがノックされた。

 誰だ? 横山氐か?

 俺は、まだ眠い眼をこすりながらドアを開けた。

 そこには、白銀ぎんの全身鎧を身につけた、黒い槍を持った男が立っていた。

 ——俺は、不思議な感覚を味わっていた。

 会ったこともない男なのだが、俺は彼を知っている。

 そう、本能的に彼を知っているが初対面なのだ。


「——あなたを殺しに来まシタ。わたしと戦ってくだサイ」


 早朝から殺害予告かよ。

 せめて、コーヒー一杯くらい、飲ませろや!

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