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冒険者ルーク 78

 同行のギルド職員は、アレッキオ・バーンズと名乗った。

 彼はブラウンの髪に、長身の男だった。

 痩せ気味だ。

 年齢は二十四歳らしい。

 俺たちはギルドを出て、大通りへと歩を進める。

 大空市場へと辿り着くと、俺は大量の塩漬け肉を購入した。

 アレッキオは不思議そうに俺に尋ねる。


「塩漬け依頼をこなすのに、塩漬け肉が必要なんですか?」


「今回に限れば、そうだな」


 別に、シャレで塩漬け肉を用意するわけではないし、俺が食べたいわけでもない。

 必要と判断したから、購入した。

 しばらく歩くと、小さな一軒家が目に入って来た。

 依頼者、ケンプ・ファーの家だ。

 ふいに、アレッキオが俺に訊ねた。


「もう、呪いの特定は出来ているのですか?」


「おそらく、呪いではないな。痩せて行くだけの呪いなど聴いたことがない。詳しくは話を訊いて、確かめなければならないが塩漬け肉を食べさせることで解決するだろう」





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