冒険者ルーク 67
査定は、まだまだ時間がかかるらしいので、俺は収納してあった薬草を買い取ってくれるよう、クロードに告げた。
どうせ、量が多いのでしょうと言われ、倉庫へと案内されたので、俺は薬草一年分プラスアルファを出してやった。
中には、レアな薬草も混じっているらしく、これまた査定に時間がかかるらしいので、とりあえずギルドマスターのところへ行ってくれと言われた。
クロードが薬師ギルドにも買い取ってもらえるかどうか、スマートフォーンで連絡してた。
この世界には、電話の魔道具が存在する。
何と、魔獣の角に声を転移の魔法で届けるというものだった。
この発明は魔道科学というカテゴリーに入るらしい。
小さな筐体ながら、精密なテクノロジーが詰まっているらしく、高価なので持ち主は限られる。
つまり、金持ちとか、金持ちとか、金持ちとか。
ギルド職員も携帯している場合があるが、それは有能な者しか持たされないらしい。
数刻、待たされた後、俺はギルマスの居る執務室に通された。
ギルマスはスマフォで、何者かと会話している。
どうやら、ゴブリン・スタンピードに備えて、近隣のギルドや領主に応援を頼んでいたらしいのだが、俺が単独で問題を解決してしまったため、支援の取り下げやら何やらを電話していたらしい。
ご苦労なことだ。
まぁ、小鬼軍の暴走を未然に防いだので、電話応対でのクレームなどの処理は、そちらでニャンとかしてくれ。
それより、リジルの労をねぎらって手入れをしてやらないとな。
不器用な俺でも、武器とのコミュニケーションは大事にしないとな。
ロンゴミアント——ロンなんかは、すぐに拗ねるので扱いが難しかった。
だって、槍とか使い所が限られるし。
やれやれ。
槍にも、思いやりが必要か。
なんてな。
今日は、YOASOBIさんの曲を聴いてました。
祝福やアイドルは聴いてて、楽しいですね。
昔、身体が健康な時は、良く夜遊びで飲み歩いてました。
ショットバー巡りが好きで、バーボンとカクテルが心の癒やしでした。
バーボンは、メーカーズ・マークやダット114、ブラントン、エズラ・ブルックス等が好みでした。
カクテルは、ボストンクーラー、マリブミルク、アマレットジンジャー、ホーセス・ネック、ソルティードックなんかヘビロテで飲んでました。
また、身体の調子が戻ったら、洋楽の流れるバーで、ゆっくりと酒飲みたいです。
エル・ディアブロって、カクテルもオススメです。
レシピは、テキーラ、カシス、ジンジャー、カットレモンとカットライム。
別名、メキシカン・デビル。
そう、悪魔という名のカクテルですが美味しいのでオススメ!




